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声に出して叶えた、約束の舞台。 ~"BBZ EVOLUTION" DVD感想~
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
現在LDHに所属している BALLISTIK BOYZ というグループを応援している ヨウ と申します。
ご無沙汰しております。
今回のnoteは、2024年11月6日に開催されました「BALLISTIK BOYZ LIVE 2024 "BBZ EVOLUTION"」のBlu-ray映像を視聴した感想と、ライブ本編やドキュメンタリーから感じた個人的な想いなどを綴っていきます。
ちなみに自分は武道館に足を運ぶことはできませんでした。遅ればせながらですが、視聴して感じたことを自分の言葉にして残していこうと思います。
1.天才なんです
何から書き始めるか悩みましたが、まずは大前提、言わせてください。
BALLISTIK BOYZ さん、天才。
まじで。ほんまに。
だってあんなに激しく踊りながら、歌声は誰一人としてブレることなく安定している。そして歌ダンス両方ハイクオリティすぎる。なんなんだ。
特に、"歌もダンスも上手すぎる…ありえん…"とふんぞり返ったのは「ラストダンスにBYE BYE」。
人間て身体が宙に浮いてても、手を振り回しながらでも安定して歌が歌えるものなんですか…?
この楽曲はファン撮影の映像が多々SNS等に掲載されており、以前から好きで頻繁に見ていました。見る度にその両立度に惚れ惚れする楽曲なのですが、今回の武道館でのパフォーマンスを見て改めて彼らの”天からの才能”を感じました。
そこで思い出したことが一つ。先日「iCONZ(現在のNEO EXILEたちが誕生したオーディション番組)」を見ていたのですが、第一章で候補生のグループたちにJr.EXILEとコラボするというミッションが課されます。BALLISTIKBOYZとコラボすることになった現在のKID PHENOMENONの夫松健介さんが、
「俺は大焦り。まさかあの天才肌集団と一緒にやるんかと思って。」
と仰られていました。
私たちファンから見たら、彼らはもちろん”天才”な訳ですが、同業者からの”天才”という賛美は別格でした。やっぱり彼らは超人なんですね。
リンクを貼っておくのでお時間のある方は是非。
※ちなみにこの回は、海沼さんが候補生に寄り添う姿や、加納さんの血の滲むような努力の一片も見れたりするのでオススメです。
(話が逸れているな? 戻ります。)
そして歌とダンスのみでは彼らの才は収まらず。
まずオープニング映像ですよ。
いやいやいやいやいや、ちょっと待て。
かっこよすぎますて。
自分の檻を壊して生まれ変わる演出?
考えた人誰ですか。何が欲しい?言ってごらん?
檻の壊し方にも個性が出ていてとても良かったです。個人的には深堀さんの壊し方が好きで、「HIGHER EX」のMVで弦月の光に溺れていく彼のシーンを彷彿とさせました。
深堀さんは本当に 哀愁 が似合うなと感じます。
日髙さんのハイキックも特撮感ハンパなくて興奮しました。早く彼らに特撮のオファーをください。
ライブ冒頭の「ANTI-HERO」と「VIVA LA EVOLUCION」の間には、この2つの楽曲をRemixしたダンスパートが挿入されています。徐々に次の楽曲へ移り変わるRemixは、普通に楽曲が切り替わるのとは段違いの高揚感!
そしてこのRemix、勝手な予想ですがMICKS(深堀未来)の天才の所業なのではと考えています。(※既に制作者ソースが出ている、または別の方でしたら大変申し訳ございません…!)
天が才を与えすぎている。
「壊して生まれ変わる」という歌詞と共に、照明はライブ『HIGHER EX』を想起させる赤色から、今回のライブのテーマカラーである白色へと変化します。そして胸を突き出してまるで蛹を脱ぐかのような振り…まさしく”進化”を示している部分なのではないかと感じました。意図してこの歌詞をRemixに入れているのだとしたら本当に脱帽です。帽子どころか頭髪が抜けそうです。
上記だけに限らず、全体的にRemixが光っていたのが最高でした。「Ding Ding Dong」ではラスサビ前に入るダンスRemix、からの加納さんの高く突き抜ける『登る 堕ちる 君次第』。思わず手を叩いていました。あっぱれ。
演出面でもう一つ。サポートダンサーの方々のパートから繋がる「Drop Dead」の冒頭の深堀未来さん。あれ、なんですか? (また深堀さん?)
厳ついサングラスをかけた深堀さんが登場し、玉座に座ったかと思えば楽曲のイントロではサングラスを外していて…!?鋭く美しい瞳に撃ち抜かれて心臓止まるかと思いました。
玉座に座るタイミングで「Drop Dead」がRemixされているのもめちゃくちゃ良かったです。ワクワクが止まらなかった。
そしてアンコールのDT(ダンストラック)。
本編にDTが無かったことを忘れていたほど濃密なライブだったので、DTが始まり何故か焦りました。
そう、踊れるんです。全員歌が上手すぎるので忘れがちなのですが、全員がソロで舞台立てるほど "パフォーマー" なんだよな…と改めて超人さを突きつけられました。
円陣を組んで始まり、メンバーにアシストしてもらい飛び出し回る深堀さん。しれっとアクロバットをこなしながら、笑顔を咲かせてステージを楽しんでいる日髙さん。桃色のスポットライトに照らされ、妖艶に、心に絡みつくように魅せる砂田さん。夜のバーでお酒を注ぐ情景が浮かぶような、どこか大人の余裕を感じさせる加納さん。驚異のしなやかさで魅せる、ダンスの圧倒的キング松井さん。クランプの厳つさと笑顔のギャップで全てを掌握する海沼さん。バックダンサーを背に駆け上っていく銀髪が眩しい奥田さん。
歌声も七人七色であれば、ダンスだって魅せ方だって七人七色。
こんな天才グループ、絶対に世界が放っておかないって。
そして個人的に譲れない好きポイントは、ライブビジュアルにもなっているミラーボール白スーツ衣装です。
もちろん今までの衣装どれも本当に好きなのですが…
今回の衣装はオタクなら嫌いな人はいない白スーツに、照明に反射して煌めく鏡の欠片。
衣装でセルフ反射板…!? 顔がさらに煌めいて見えますが…!?
となりました。
それぞれの体型に合わせた絶妙な採寸が最高です。特に砂田さんのジャケットは左側だけ短くなっているのですが、ポケットにスマートに片手を入れられるだろうが!!!とキレました。ありがとうございました。
隅から隅までこだわりが詰まった、一夜限りのライブという”作品” 。
BALLISTIK BOYZさん、天才なのにストイックですごい。
なんならちょっと悔しい。
2.KAWAII 大収穫祭
BALLISTIK BOYZを語る上で欠かせないのは、そう。
KAWAII ~カワイイ~
なんですよ。
知る人ぞ知る、事務所内でもカワイイで有名なグループなんです。
(※偏見と独断です)
冒頭はパフォーマンスを盛り込んでいる都合上、中盤までMCパートが無かった為、MC初めの砂田さんの一言は
「やっと喋れる武道館~~~~~~!!!!」
なんです。そして「一旦未来のとこ集まろう!」とシマエナガのように並んで座る7人。この笑顔絶対守る屋さん、開店。
りゅせりきが「俺らIn My Headだったんだよな~!」←!?
そして嫉妬する深堀さんまでがセット。はあ、かわいい。
7人で肩を組んで歌う「All About U」、この時初披露だった愛しさ溢れる「360°」、これがないと始まらない「SUMMER HYPE」に「Life Is Party」、そしてアクロバットが成功し、舞台上で円陣組んで喜んで。
水まきしてやりかえしたった!?ステージ上で雑巾がけ!?
なにより4回も繰り返した伝説の「PASION」、最後の日髙さんですよ。
いくらなんでも可愛すぎます。
カワイイポイントを挙げたらキリがないのでこの辺にしておきますが、とにかくずっと可愛い。
そしてこの可愛いは、おそらく”愛しい”と同義なんです。
7人が大切にしてくれている 仲の良さ が生み出す、この7人でしか持ち得ない最強の武器。
この可愛さと愛しさ、仲の良さが会場の一体感を作り上げていると言っても過言ではないと思っています。
彼らを応援するようになって、口癖は「可愛い」になりました。
一生一緒にいてくれ屋さんも年中無休で営業中です。
3.想いや願い
最後に、この武道館ライブの映像を通しての感情をつらつらと。
約束の舞台、武道館でのライブは
歌、ダンス、演技、曲のアレンジ、格好良さ、可愛さ、笑い、涙、そして希望。
今の BALLISTIK BOYZ の全てが詰まった2時間半でした。
メリハリもギャップもしっかりあって、感情がずっと忙しくて楽しかったです。
そのメリハリを作っていたパーツの一つが、自ら課したハードルである「アクロバット」。
先生はメンバー。自分たちで準備をし、自分たちで教え合って、鼓舞し合って、時には怖いという感情もさらけ出し合って。プレッシャーや恐怖でご飯が喉を通らない日もあったことを知りました。
この戦いを通して、彼らの「全てを賭ける」とは
生半可な”全て”ではないことを、改めて思い知らされました。
怖くても「できる」と声に出して。自分を、仲間を信じて。
綺麗事だと笑われるかもしれないけど、叶えるための道のりは実際綺麗なんかじゃない。泥臭い努力を積むしかない。彼らは綺麗な部分も泥臭い努力も包み隠さず見せてくれるから、同じ人間なんだ、一緒に頑張りたい と思わせてくれるのではないかと感じます。
人間それぞれですが、少なくとも私は後ろから「頑張って」と背中を押されるよりも、並走して、なんなら競争しながらの方が前に進む勇気が出ると感じます。
一緒に叶えるために、一緒に戦おうと言ってくれる。
「7人が戦ってるから、私も私と戦おう」と思わせてくれる、まるで戦友のような存在。
アンコール最後の曲「HANDS UP」 。
7人が手を伸ばす先に、青空が広がったように見えました。
この7人なら絶対に、誰も置いていかずに、一緒に約束を果たしてくれる。
異国の地で半年間。全て自分たちでやるしかない。そんな状況が活きたと深堀さんは語っていました。
常に夢や目標を声に出して、自分たちでハードルを作って7人で飛び越えて、ドラマを創り出しているなんて、格好良すぎるよ。
しかも楽曲制作まで自分たちでしてしまうから、彼らのドラマの主題歌は等身大の彼らの音楽。
テーマソングも、脚本も、演者も自分たちでやる、最高に面白い物語。
声に出したら、ありえないような未来だって引き寄せられるから!
スーパースター、なっちゃおうよ。なれるよ。
素敵なライブをありがとう。戦ってくれてありがとう。
大好きです。