2022/10/19 試合雑感
今日は再び2試合分書いていこうと思います。
NYY-CLE戦
勝てばアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ進出、負ければシーズンエンドの一戦は、東地区チャンピオンのヤンキースが制した。
ヤンキースは初回にStantonの3ランで幸先よく先制すると、続く2回にJudgeのソロで追加点。
Stanton/Judgeのアベックホームランはプレーオフ通算4度目の記録であり、球団記録となった。
(これまでの記録は3度で、Jeter/Rodriguez、Jeter/Williams、Mantle/Martinのペアが達成している。)
その後もRizzoのタイムリーでダメ押しを行い、効率よく点を重ね勝利を手繰り寄せた。
投手陣も先発のCortesが5回1失点と試合を作り、後を受けた中継陣も無失点リレーで勝利に貢献した。
敗れたガーディアンズは先発のCivaleが大誤算だった。
初回1アウトしか取れずに3失点を重ね、急遽後を受けた2人の投手も失点をするという最悪の出だし。
ヤンキースを上回る8安打を放ちながらも、3回表にRamirezの犠牲フライで1点を返すことがやっとで、序盤の流れををひっくり返すことはできなかった。
第3戦の脅威の逆転サヨナラ勝ちで、一気にシリーズを制するかと思われたが、第4戦のColeの好投で流れを変えられ、そのままヤンキースに勢いを持っていかれた。
21日からのアストロズ vs ヤンキースのシリーズには、どんな試合が繰り広げられるか今から楽しみである。
SD-PHI戦
アリーグより一足先にリーグ優勝決定シリーズが始まったナリーグは、ワイルドカードからの進出チーム同士の1戦となった。
Darvish vs Wheelerのエース対決となった初戦は、一発攻勢でフィリーズが制した。
フィリーズは試合を通して3安打とDarvishに対してほぼ完璧に抑えられている状況だったが、その内2本が本塁打と効率的に点を重ねた。
4回にHarperの先制本塁打、6回にSchwarberの追加点と点がほしいタイミングで本塁打が出たのは、幸運だった。
ただ今日のMVPは野手陣ではなく、間違いなく先発のWheelerだろう。
7回8奪三振で被安打は1とDarvish以上の好投で、パドレスに対してチャンスすら作らせないピッチング。
後を受けた投手2人もヒットを許さず、チームとして相手を1安打に抑える快勝だった。
敗れたパドレスは、先発Darvishの好投を見殺しにした形だ。
初回、四球と暴投で無死2塁のピンチを背負うも、後続を三者凡退で抑え、相手に流れを渡さなかったが、4回6回の一発に泣いた形だった。
ヒット1本に抑えられた野手陣には擁護の余地はないが、9回裏四球とエラーで作った1死1,2塁のチャンスで凡退したMachadoの責は大きいだろう。
大事な試合で先制ホームランを放ったHarperと大事な場面で凡退してしまったMachadoで、主砲としての差が出てしまった結果となった。
とはいえ、まだ4戦先取の1勝目なので、まだまだ逆転の目は残っている。
今日のこの悔しさを晴らすようなバッティングを期待したい。
今日はここまで。