2022/9/19 試合雑感
9/19の試合雑感です。
今日はNPB 1試合、MLB 2試合について書いていきます。
NPB/MLBの試合結果はこんな感じ。
巨人-DeNA戦
CS争い、優勝争いでお互いに負けられない状況の2チームによる試合。
昨日は2-1の投手戦、今日の先発は菅野 vs 今永のエース対決であることもあり、昨日同様の投手戦が予想されました。
が、結果は両チーム合わせて6本のホームランが飛び出す空中戦となりました。
巨人は中田/大城/ポランコ/丸に一発が飛び出し、チームの全得点を本塁打で稼ぐ相変わらずの打撃内容。
一時期はホームラン以外で点が取れないと揶揄されていましたが、ホームランが中々出ない球団すらある中で、出るだけましとの考えもあります。
先発の菅野は中5日の登板で、苦手な立ち上がりに失点するも、味方が早々に逆転し、結果としては7回1失点で9勝目。
試合日程的にもう1-2試合投げれる可能性があるので、2けた勝利を目指してもらいたい。
抑えの大勢は佐野に本塁打を許すも34セーブ目。
佐野には極端に相性が悪いのか、CSで対戦する可能性を考えると一抹の不安が残る。
DeNAはエース今永で痛い敗戦。
対巨人戦防御率0点台と抜群の相性だったが、まさかの4被弾で5失点。
シーズン防御率も2.26から2.51まで悪化した。
最優秀防御率も狙える位置につけていたが、今日の結果ではさすがに厳しいか。
野手陣では巨人を上回る7安打を放つも、1イニング複数安打は1回のみで、四死球も0であり、効果的な攻撃を仕掛けることはできなかった。
打撃不調気味だった佐野の久々のマルチ安打や関根の今シーズン初ホームランなど明るい材料もあった。
東京ドームでの巨人-DeNA戦は今日がラストゲームで、残る4試合は浜スタ開催となっており、試合後にはDeNAの選手がレフトスタンドのファンに一礼をして引き上げていった。
巨人戦残り4試合ハマスタ。シーズン勝ち越しへ。#ベイスターズ#baystars#DeNA#横浜反撃#東京ドーム #三浦大輔 pic.twitter.com/sxgCiI9AvR
— スポニチDeNA担当2022 (@SpBaystars) September 19, 2022
明日は巨人がヤクルト(@東京ドーム)、DeNAが阪神(甲子園)の予定。
巨人が村上に56号を献上しそう。
MIL-NYY戦
昨日と同じカードですが、この試合を外すことはできません。
Judgeが4安打4打点2本塁打と絶好調。
打率はArráezと1厘差まで追い上げ、本塁打もMarisの61本まで2本差と、三冠王&本塁打記録更新にさらに近づいた。
また、ILから復帰したRizzoが復帰初戦で31号本塁打。
ヤンキース打線の厚みがさらに増し、プレーオフも含めた今後の試合が非常に楽しみです。
明日からはホームヤンキースタジアムでパイレーツ戦。
ホーム球場での本塁打記録の更新を俄然期待したい。
敗れたブリュワーズは好投手Coleから初回に3点、2回に1点と序盤に点を重ねたが、先発Alexanderが点を取った直後に点を取られるというピリッとしない内容。
中継陣も悪い流れを止められず、計12失点。
ワイルドカード3枠名を争うパドレスが勝ったため、ワイルドカード争いからは1歩後退。
次のカードはメッツ戦で、先発予想はScherzer vs Burnesのエース対決。
ワイルドカードに向けた厳しい戦いが続くが、エース対決に勝ってよい流れを作っていきたい。
SD-ARI戦
パドレス先発のDarvishが、6回無失点8奪三振で15勝目を記録。
ナショナルリーグトップの今季23度目のQSを記録し、キャリアハイの16勝(2012)まで残り1勝とした。
また、防御率はリーグ10位、勝利数はリーグ4位、奪三振数はリーグ7位とサイヤング賞で得票できるレベルの成績まで持ってくるあたり、さすがとしか言いようがない。
打線ではSotoとMachadoがそれぞれホームラン。
Sotoはナショナルズ在籍時の5/1以来の猛打賞。
今季ここまで.231とSotoの能力を考えるとかなり低調であるが、ポストシーズンに向けて打棒を上げていってほしい。
Dバックスの先発ネルソンは、メジャーデビューのパドレス戦7回無失点(9/5)、続くドジャース戦6回無失点(9/12)と13イニング連続無失点中のゴールデンルーキー。
初回のMschadoのホームランで無失点記録は途絶えたが、ポテンシャルの高さは疑いようがないので、来シーズン以降も活躍に期待したい。
その他気になったニュースとしては、
アストロズのValdezがメジャー記録となる25試合連続QSを達成(これまでの記録は2014年にdeGromが記録した24試合連続)
シーズンをまたいだ連続記録はGibson(1967-1968)とdeGrom(2018-2019)の26試合メッツのdeGromが5インニングで13奪三振の快投
5インニングで15個のアウトのうち、13個が奪三振という前代未聞の記録
ただ、6回にアウトをとれず3失点で勝ち負けつかず。
deGromの負け運がなせる業なのか、負けがつかなかっただけ幸運なのかなんとも言えない結果となった。
また、deGromは40試合連続の自責点3以下を記録し、自責点が公式記録となった1913年にScottが記録した39試合を108年ぶりに更新。巨人の菅野がドラフト制以降の選手でNPB10年連続100奪三振を達成。
鈴木啓示(13年連続)
江夏 豊(10年連続)
川口和久(11年連続)
星野伸之(10年連続)
杉内俊哉(10年連続)
菅野智之(10年連続)
右腕としては、初の達成。
MLBも含めると、野茂/田中将/前田健が達成。日本ハムの加藤が無四球完封で7勝目
防御率をリーグ2位の2.00とし、規定投球回までののこり3回と1/3とした。
また、加藤の今季の与四球はここまで7個であり、仮にこのままシーズンを終えるすると、
・K/BB:10.00 ※現行記録 ルイス:9.79(2009)
・BB/9:0.58 ※現行記録 野口:0.69(1950)
・与四球:9 ※現行記録 野口:14(1950)
の3部門で新記録となる。
祝日だったこともあり、試合を複数観戦できましたが、
明日は平日なので、感想をかける試合数はできて2試合かもしれません。
本日は、これまで。