2022 新人王/最優秀監督賞/サイヤング賞/MVPについて
今さらになりましたが、2022年の新人王/最優秀監督/サイヤング賞/MVPが発表されましたので、それについて書いていきたいと思います。
新人王
アメリカンリーグ
Steven Kwan(CLE)
Julio Rodríguez(SEA)
Adley Rutschman(BAL)
最有力候補のRodríguezが、事前の予想通り順当に新人王に輝いた。
(1位票は29票と満票は惜しくも逃してしまった。)
今シーズンはメジャーデビューシーズンとしては史上初の25-25を達成するなど、マリナーズの21年ぶりのプレーオフ進出の原動力となった。
8月末に結んだ最大18年という前例のない超大型契約は、Rodríguezに対するマリナーズがかける今後の期待の表れだろう。
Rodríguezの満票受賞を阻止したRutschmanは、例年であれば文句なしの新人王の活躍だった。
怪我で出遅れたものの5月末に昇格すると、正捕手として攻守両面でチームを引っ張る活躍を見せた。
結果、チームはプレーオフまであと一歩のところまで勝ち進み、唯一1位票を投票した記者も守備の負担の大きい捕手として、新人でここまで活躍したことを評価したようだ。
3位となったKwanは規定打席をクリアし、.297と3割近い成績を残した。
これに加え、レフトのゴールドグラブ賞も受賞し、攻守両面での活躍となった。
個人的には、来年のWBCに日本代表で出場するのかどうかが、今後の関心事項である。
投票結果
Julio Rodríguez(SEA) 29 (1st), 1 (2nd) – 148 points
Adley Rutschman(BAL) 1 (1st), 18 (2nd), 9 (3rd) – 68 points
Steven Kwan(CLE) 10 (2nd), 14 (3rd) – 44 points
Bobby Witt Jr.(KC) 1 (2nd), 4 (3rd) – 7 points
Jeremy Peña(HOU) 2 (3rd) – 2 points
George Kirby(SEA) 1 (3rd) – 1 point
ナショナルリーグ
Brendan Donovan(STL)
Michael Harris II(ATL)
Spencer Strider(ATL)
まさかの同一チーム内での新人王争いとなった結果は、Harrisに軍配が上がった。
今シーズン5月末にAA級から飛び級でメジャーデビューを果たすと、規定打席不足ながら、.297/.339/.514 19本塁打 20盗塁とバランスの良い成績を残した。
ナショナルリーグの中堅手が新人王を受賞するのは、Harper以来9人目であり、アメリカンリーグのRodríguezと合わせて、両リーグともに中堅手が受賞したのは、2012年のTrout/Harper以来2度目の記録となった。
2位には今シーズンの新人投手No.1のStriderが入った。
4シームとスライダーのみという、異質な投球内容から規定投球回未達ながら、202奪三振という圧倒的な奪三振能力を発揮し、11勝と防御率2.67を記録した。
奪三振率に関しては13.8と、両リーグTOPのRodon/大谷を上回る数字だった。
また、新人王投票の1位と2位が同一球団となるのは、2011年のKimbrel/Freeman以来4組目の珍記録となった。
3位のDonovanは傑出した成績こそないものの打率.281に加え、内野全ポジションと両翼を守るユーティリティ性を発揮し、今年より新設されたゴールドグラブのユーティリティ部門を受賞した。
投票結果
Michael Harris II(ATL) 22 (1st), 8 (2nd) – 134 points
Spencer Strider(ATL) 8 (1st), 21 (2nd) – 103 points
Brendan Donovan(STL) 22 (3rd) – 22 points
Jake McCarthy(ARI) 4 (3rd) – 4 points
Alexis Díaz(CIN) 1 (2nd) – 3 points
Nick Lodolo)CIN) 2 (3rd) – 2 points
Oneil Cruz(PIT) 2 (3rd) – 2 points
最優秀監督賞
アメリカンリーグ
Terry Francona(CLE)
Brandon Hyde(BAL)
Scott Servais(SEA)
アメリカンリーグの最優秀監督賞のファイナリスト3人は、いずれも下馬評の高くないチームをプレーオフ進出/プレーオフ争いまでに導いた手腕が評価された形だ。
結果、最優秀監督賞を受賞したのは、Franconaであり自身3度目の受賞となった。
ホワイトソックス/ツインズが有力視されていたアメリカンリーグ中地区で、まさかの地区優勝を果たし、プレーオフでもヤンキースをあと一歩まで追い詰める大健闘。
Gimenez/Kwan/Gonzalez/McKenzie/Claseといった、若い力を十分に活かしたチームで快進撃を成し遂げた。
今シーズンの92勝を含め通算の勝ち星は1,874勝となり、史上13人目の通算2,000勝も射程圏内に入っている。
唯一健康状態だけがネックなので、それを乗り越えて偉業を達成して欲しい。
投票結果
Terry Francona(CLE) 17 (1st), 9 (2nd) – 112 points
Brandon Hyde(BAL) 9 (1st), 9 (2nd), 7 (3rd) – 79 points
Scott Servais(SEA) 1 (1st), 8 (2nd), 14 (3rd) – 43 points
Dusty Baker(HOU) 3 (1st), 3 (2nd), 7 (3rd) – 31 points
Aaron Boone(NYY) 1 (2nd), 1 (3rd) – 4 points
Kevin Cash(TB) 1 (3rd) – 1 point
ナショナルリーグ
Dave Roberts(LAD)
Buck Showalter(NYM)
Brian Snitker(ATL)
ナショナルリーグはアメリカンリーグとは打って変わって、強豪チームの監督がファイナリストに選ばれた。
最優秀監督賞を受賞したのは、メッツのShowalterで、通算4度目の受賞とり、LaRussa/Coxらと並ぶ史上最多タイの受賞記録となった。
また、これまでの3回は、ヤンキース/レンジャース/オリオールズで受賞しており、異なる4球団での受賞は史上初の偉業である。
シーズン前の予想では、ナショナルリーグ東部地区の優勝候補筆頭だったメッツは、結果としてワイルドカードでのプレーオフ進出となり、期待はずれという側面も拭えない。
それでもRoberts/Snitkerとの接戦を制しての受賞となった理由は、昨年の77勝から101勝と大幅に勝ち星を改善し、チーム史上2番目の勝利数を上げたことによるものだろう。
投票結果
Buck Showalter(NYM) 8 (1st), 10 (2nd, 7 (3rd) – 77 points
Dave Roberts(LAD) 8 (1st), 4 (2nd), 5 (3rd) – 57 points
Brian Snitker(ATL) 7 (1st), 5 (2nd), 5 (3rd) – 55 points
Oliver Marmol(STL) 5 (1st), 4 (2nd), 7 (3rd) – 44 points
Rob Thomson(PHI) 2 (1st), 7 (2nd), 5 (3rd) – 36 points
Bob Melvin(SD) 1 (3rd) – 1 point
サイヤング賞
アメリカンリーグ
Dylan Cease(CHW)
Alek Manoah(TOR)
Justin Verlander(HOU)
Verlanderが自身3度目の受賞となった。
満票での受賞は、2011年以来自身2度目の偉業である。
今シーズンは2020年のトミージョン手術からの復帰シーズンであり、年齢のことを考えると全盛期のピッチングは難しいのではないかと予想されていた。
(筆者もそう思っていた。)
ところが蓋を開けてみると、全盛期に匹敵するパフォーマンスを披露し、怪我明けの影響でイニング数は少ないが、最優秀防御率と最多勝の2冠に輝いた。
また、今シーズン終了時点で39歳と227日となるVerlanderは、史上4番目の高齢受賞となった。
これまで、サイ・ヤング賞を3度以上受賞している選手は、薬物問題のClemensと現役のScherzer/Kershawを除き全員が殿堂入りしている。
もちろん、現時点でのVerlanderの実績でも十分殿堂入りは狙えるが、今後どこまで通算成績を伸ばすのか非常に楽しみである。
(個人的にはなんとか300勝を目指して欲しい。)
2位以下には、残りのファイナリストであるCease/Manoahが入ったが、興味深いのは4位の大谷だ。
2位票では、Manoahを上回っており、僅差での4位である。
二刀流の性質上、なかなか本職の選手に対しては、成績の面で部が悪いと思われていたが、この投票内容ならば、二刀流で打でMVP/投でサイ・ヤング賞も夢ではないかもしれない。
また、今年のVerlanderや昨年のBurnesのように投球回が以前ほど絶対視されなくなってきているのも、大谷にとっては追い風だろう。
投票結果
Justin Verlander(HOU) 30 (1st) – 210 points
Dylan Cease(CWS) 14 (2nd), 10 (3rd), 5 (4th), 1 (5th) – 97 points
Alek Manoah(TOR) 7 (2nd), 13 (3rd), 10 (4th) – 87 points
Shohei Ohtani(LAA) 9 (2nd), 7 (3rd), 12 (4th), 1 (5th) – 82 points
Framber Valdez(HOU) 1 (4th), 12 (5th) – 14 points
Shane McClanahan(TB) 1 (4th), 8 (5th) – 10 points
Shane Bieber(CLE) 1 (4th), 3 (5th) – 5 points
Nestor Cortes(NYY) 3 (5th) – 3 points
Gerrit Cole(NYY) 1 (5th) – 1 point
Kevin Gausman(TOR) 1 (5th) – 1 point
ナショナルリーグ
Sandy Alcantara(MIA)
Max Fried(ATL)
Julio Urías(LAD)
マーリンズのAlcantaraがチーム史上初のサイ・ヤング賞に輝いた。
この受賞で、サイ・ヤング賞受賞経験がない球団は、レンジャース/ロッキーズの2球団となった。
(ロッキーズはクアーズの特性を考えると今後も受賞はかなり厳しいだろう。レンジャースは同じく打者天国の球場をホームにしているが、クアーズほどではないので、いずれ現れることを期待したい。)
また、ドミニカ共和国出身者の受賞は、Martinez/Colon以来3人目となった。
今シーズンのAlcantara成績で特筆すべきは、なんと言っても228.2投球回だろう。
2位のNolaが205イニングであることから、いかに頭抜けた数字であるかがわかるだろう。
ここ数年、先発投手のイニング数が減少傾向であり、200イニングを越える投手が少なくなってきている中、この数字は非常にインパクトがある。
完投数も6回を記録し、MLBとしても6年ぶりの数字、またチームとしてAlcantaraより完投を記録したチームがないという中で、いかに頭抜けた存在だったかが窺える。
その上で、防御率はリーグ2位、奪三振数リーグ4位と内容も伴っているので、満票受賞はある意味当然と言えるだろう。
(余談だが、両リーグとまに満票受賞となったのは、1968年のGibson/McLain以来2度目の記録である。)
シーズン終盤にかけて、QSのリーグ記録も作っていたDarvishに関しては、個人的に期待していたが、思ったより得票が伸びなかったという印象だそう
とはいえ、まだまだ衰えるような年でもないので、来年以降もエースクラスのピッチングを期待したい。
投票結果
Sandy Alcantara(MIA) 30 (1st) – 210 points
Max Fried(ATL) 10 (2nd), 7 (3rd), 5 (4th), 1 (5th) – 72 points
Julio Urías(LAD) 7 (2nd), 9 (3rd), 5 (4th), 1 (5th) – 66 points
Aaron Nola(PHI) 5 (2nd), 6 (3rd), 4 (4th), 2 (5th) – 48 points
Zac Gallen(ARI) 3 (2nd), 5 (3rd), 6 (4th), 6 (5th) – 45 points
Carlos Rodón(SF) 3 (2nd), 1 (3rd), 4 (4th), 7 (5th) – 30 points
Corbin Burnes(MIL) 1 (2nd), 2 (3rd), 1 (4th), 8 (5th) – 20 points
Yu Darvish(SD) 3 (4th), 1 (5th) – 7 points
Edwin Díaz(NYM) 1 (2nd), 2 (5th) – 6 points
Kyle Wright(ATL) 1 (4th), 1 (5th) – 3 points
Logan Webb(SF) 1 (4th) – 2 points
Ryan Helsley(STL) 1 (5th) – 1 point
MVP
アメリカンリーグ
Yordan Alvarez(HOU)
Aaron Judge(NYY)
Shohei Ohtani(LAA)
アメリカンリーグ新記録となる62本塁打を達成したJudgeか、投打それぞれで規定打席を達成した大谷か、という近年稀に見る非常にハイレベルな争いとなったMVPレースは、大方の予想通りJudgeの勝利となった。
実際に投票結果の内訳をみても、エンゼルス担当記者の2人のみが大谷に2位票を投じ、それ以外の28人がJudgeに投票するという内容で、Judgeが成し遂げたMarisの本塁打記録の達成は想像以上に価値のある記録だったのだろう。
(というか、大谷の場合は投打両方での規定到達という前人未到の記録すぎて評価が難しかったという可能性も考えられるか・・・)
Judgeとしてはルーキーシーズンの2017年に当時新人最多記録の52本塁打を達成し、センセーショナルなデビューを飾ったが、MVP投票ではAltuveに大差で敗れてしまった。
(その直後にアストロズのサイン盗み騒動があり、余計にAltuveへのヘイトが高まってしまった・・・)
そういった意味で悲願のMVP受賞であり、惜しくも三冠王と本塁打記録の更新の同時達成とはならなかったが、文句のつけようがないシーズンだったと言えるだろう。
FAイヤーとなる今シーズン、開幕前に契約延長を断り就活シーズンとなったが、これ以上ない結果となり、史上最高額の契約を結ぶのかどうかも楽しみである。
2位となった大谷は、昨年以上よりさらにスケールアップしたシーズンだったが、今年は相手が悪かったとしか言いようがないだろう。
打撃成績は昨シーズンよりはスケールダウンしたことは事実だが、それでもリーグトップの数字は残しており、今シーズンはそれに加えて投手成績でもリーグトップの成績を残した。
これに加え、投打両方での規定到達なのだから文句なしのMVPといっいぇも過言ではないだろう。
(実際今シーズンのナショナルリーグで大谷の成績を残したのであれば、満票でのMVPは確定だったと思う。)
ただ重ねてにはなるが、今シーズンは相手が悪かった・・・
来シーズンの大谷はどんな成績・偉業を達成するか今からシーズン開幕が待ちきれない。
投票結果
Aaron Judge(NYY) 28 (1st), 2 (2nd) -- 410 points
Shohei Ohtani(LAA) 2 (1st), 28 (2nd) -- 280 points
Yordan Alvarez(HOU) 22 (3rd), 8 (4th) -- 232 points
José Ramírez(CLE) 6 (3rd), 11 (4th), 5 (5th), 4 (6th), 2 (7th), 1 (8th) -- 186 points
Jose Altuve(HOU) 6 (4th), 9 (5th), 4 (6th), 3 (7th), 3 (8th), 2 (9th), 1 (10th) -- 142 points
Andrés Giménez(CLE) 2 (3rd), 3 (4th), 5 (5th), 7 (6th), 6 (7th), 4 (8th), 1 (9th), 1 (10th) --141 points
Julio Rodríguez(SEA) 1 (4th), 3 (5th), 6 (6th), 7 (7th), 6 (8th), 2 (9th), 3 (10th) -- 108 points
Mike Trout(LAA) 4 (5th), 4 (6th), 4 (7th), 6 (8th), 5 (9th), 2 (10th) -- 90 points
Xander Bogaerts(BOS) 1 (4th), 2 (6th), 2 (7th), 2 (8th), 7 (9th), 5 (10th) -- 50 points
Justin Verlander(HOU) 2 (5th), 1 (6th), 1 (7th), 5 (8th), 3 (9th), 2 (10th) -- 44 points
Bo Bichette(TOR) 2 (7th), 3 (9th), 2 (10th) -- 16 points
Adley Rutschman(BAL) 1 (5th), 1 (8th), 1 (9th), 3 (10th) -- 14 points
Luis Arraez(MIN) 1 (5th), 1 (7th), 1 (9th) -- 12 points
Rafael Devers(BOS) 1 (7th), 1 (8th), 3 (10th) -- 10 points
Kyle Tucker(HOU) 1 (8th), 1 (9th), 3 (10th) -- 8 points
Vladimir Guerrero Jr.(TOR) 1 (6th), 1 (9th) -- 7 points
José Abreu(CWS) 1 (6th) -- 5 points
ナショナルリーグ
Nolan Arenado(STL)
Paul Goldschmidt(STL)
Manny Machado(SD)
過去に類を見ないハイレベルな争いとなったアメリカンリーグと比べると、ナショナルリーグはスケールダウンした感が否めないが、カーディナルスのGoldschmidtがキャリア初のMVPに輝いた。
Goldschmidtはレギュラーシーズン終了時点で35歳25日であり、35歳以上でのMVP受賞は2004年のBonds以来、MLB史上11人度目の大記録となった。
(余談だが、Bondsは37歳から40歳までの4年連続でMVPを取っており、流石に比較対象にはできないか・・・)
Goldschmidtは個人タイトルこそないものの、打率3位、本塁打5位、打点2位と打撃3部門でハイレベルな成績を残し、チームの地区優勝に大きく貢献した。
MLB屈指の一塁手ながら、スパースターと比べると一歩劣る印象のあるGoldschmidtだったが、今シーズンの活躍をもってそれらのスパースターたちと遜色のない実績を残したと言えるだろう。
2位以下にはMachado/Arenadoの順で続いた。
特にMachadoはシーズンの打撃成績でわずかにArenadoを上回りながらも、シルバースラッガー賞/ゴールデングラブ賞いずれもArenadoに受賞を取られてしまった。
そういう意味では、MVP投票での結果で一矢報いることが出来たのではないか。
投票結果
Paul Goldschmidt(STL) 22 (1st-place votes), 8 (2nd) -- 380 points
Manny Machado(SD) 7 (1st), 13 (2nd), 7 (3rd), 2 (4th), 1 (5th) -- 291 points
Nolan Arenado(STL) 1 (1st), 2 (2nd), 15 (3rd), 11 (4th), 1 (8th) -- 232 points
Freddie Freeman(LAD) 6 (2nd), 6 (3rd), 13 (4th), 3 (5th), 1 (6th), 1 (7th) -- 220 points
Mookie Betts(LAD) 1 (3rd), 1 (4th), 14 (5th), 4 (6th), 6 (7th), 3 (8th), 1 (9th) -- 154 points
Austin Riley(ATL) 5 (5th), 9 (6th), 6 (7th), 4 (8th), 2 (9th), 1 (10th) -- 116 points
J.T. Realmuto(PHI) 3 (5th), 8 (6th), 2 (7th), 6 (8th), 7 (9th) -- 98 points
Pete Alonso(NYM) 1 (2nd), 2 (5th), 4 (6th), 5 (7th), 3 (8th), 2 (9th), 7 (10th) -- 81 points
Francisco Lindor(NYM) 1 (5th), 2 (6th), 7 (7th), 6 (8th), 6 (9th), 3 (10th) -- 77 points
Sandy Alcantara(MIA) 2 (4th), 1 (5th), 1 (6th), 1 (7th), 1 (8th), 2 (9th), 3 (10th) -- 39 points
Trea Turner(LAD) 1 (4th), 2 (7th), 2 (8th), 3 (9th), 2 (10th) -- 29 points
Dansby Swanson(ATL) 2 (8th), 5 (9th), 7 (10th) -- 23 points
Michael Harris II(ATL) 1 (6th), 1 (8th), 1 (10th) -- 9 points
Julio Urías(LAD) 1 (3rd) -- 8 points
Jeff McNeil(NYM) 1 (8th), 3 (10th) -- 6 points
Daniel Bard(COL) 1 (9th) -- 2 points
Kyle Schwarber(PHI) 1 (9th) -- 2 points
Edwin Díaz(NYM) 2 (10th) -- 2 points
Starling Marte(NYM) 1 (10th) -- 1 point
今日はここまで。