2022/10/15 試合雑感
今日は再び2試合分書いていこうと思います。
NYY-CLE戦
昨日は雨で中止となった今シリーズ第2戦、ガーディアンズが勝利し対戦成績を5分に戻した。
試合は1回に先制される苦しい出だしとなったが、GimenezのタイムリーとRosarioのホームランで中盤試合を振り出しに戻した。
その後は両チーム必死の継投で延長戦に突入。
10回に人と相手のエラーで作り出した、無死3塁のチャンスで、Gonzalez/Naylorの連続タイムリーで試合を決めた。
先発のBieberは5回3/2を2失点ともう一つの内容だったが、救援陣が粘りを見せた。
特にクローザーのClaseは2死満塁の8回裏に登板し、そこからイニング跨ぎで10回裏まで投げ切った。
間違いなく今日の試合のMVPだろう。
敗れたヤンキースはStantonの2ランで先制し、いい流れで試合に臨めたが、追加点を奪うことはできず、ガーディアンズに競り負けた。
6回8回にそれぞれ得点圏にランナーを進めるも、得点につなげられなかったのが痛かった。
打線ではJudgeが4三振と絶不調。
(ちなみにシーズン本塁打王がポストシーズンで1試合4三振したケースは過去3度あり、いずれも2017年のJudgeが3度記録している。)
前の試合も3三振であり、このままではシーズン番長の汚名を被ることになるので、一刻も早い主砲の復調が待たれる。
PHI-ATL戦
フィリーズの打線が爆発し、ブレーブスに大勝した。
今日の勝利でシーズン成績を2勝1敗とし、地区シリーズ突破に王手をかけた。
打線はHoskins/Harperにそれぞれ3ラン/2ランが飛び出し、3回に一挙6点を奪うビックイニングで試合を決めた。
特に4番のHarperはこれでポストシーズン成績を打率 .444/OPS 1.444とし、絶好調をキープしている。
投手陣では先発のNolaが6回無失点。
ポストシーズン防御率は0.00をキープし、2勝目を挙げた。
Hoskins/Nolaのチームの投打の最古参がそれぞれ活躍し、ファンとしてはこれ以上ない勝利だっただろう。
一方のブレーブスは投手陣が誤算だった。
先発のStriderが3回途中5失点と期待を裏切る結果に。
さらに、後を継いだ3投手もいずれも失点を重ね、結果として大敗を喫してしまった。
打線では、Acuna/Olson/d'Arnaudがそれぞれ3割を超える打率を残しているが、前後を打つSwanson/Riley/Harrisが1割台/0割台と絶不調であり、打線のつながりを欠いている状態となっている。
これ以上負けられない状態になったが、打線の組み換えを行うのかどうかも興味深い。
今日はここまで。