2024.03.28 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく 川内 有緒
著者: 川内 有緒
ナレーター: 東 涼子
再生時間: 10 時間 2 分
母
総合評価(10段階):8
読み応え:★★★★☆
設定:★★★★☆
感動:★★★★☆
オリジナル指標「共感」:★★★★★
コメント:美術館に行きたくなった。
叶う事ならいつか白鳥さんとご一緒させていただきたい。
障害児も受け入れる幼稚園に勤務した事があっても、対応には多少なり緊張をおぼえます。
2度読み直したけれどかなり難しいテーマでした。
兄
総合評価(10段階):10
読み応え:★★★★★
設定:★★★★★
感動:★★★★★
オリジナル指標「うるせぇ!BBA!度」:★★★★★
コメント:白鳥さんの話をしてくれて心からありがとうと思える本。2回読んだ。オーディブルも「読んだ」でいいんだと思えたところも良かった。“人生一度きり!”“どうせ死ぬんだ!”という勢いを失いつつあるアラフォーの今、白鳥さんに出会えて本当に刺激になった。見えない世界を見る事について考える機会にもなった最高の本なのだが敢えて言うなら著者のBBAがうるさい。本当に白鳥さんと仲良いのか?と疑問に思える場面もあるし、なんせ社会派の自分語りが多い。BBAの言ってる事はとても大切な事なんだけど、あんた何てタイトルの本を書いてんだよ!と思う時間が兎に角長く、黒部ダムの章でブチギレた。イチイチ入れてくんなよと思う話が多い上に、肝心な事を白鳥さんに訊ねない。白鳥さんのフィルターを通してくれ!てか、何故文筆家という立場を利用して、マイティ著、若しくは白鳥さん著にしなかったのか?と疑念を持ちつつ、これだけの人に囲まれて、映画制作にも携わって、何よりこの本を書いてくれたのだから良い人だし凄い人なんだろうで10点。なにより目の見えないおっさんなのに美術館に行こうと思った白鳥さんに10点!映画見たら白鳥さんTシャツ買います!
弟
総合評価(10段階):8
読み応え:★★★★☆
設定:★★★★★
感動:★★☆☆☆
オリジナル指標「なんの話やねん度」:★★★★☆
コメント:「目の見えない人がどういうテクニックで芸術作品を楽しむのか?」という興味でこの本を選んだが、そんなレベルの話ではなかった。
もちろん入口はその通りなのだが、途中に優生思想にまで話が及んだときは「近所にサンダルで出かけたのに、なぜか知り合いとフレンチ食べに行くことになってしまった」ように居心地が悪く、強制的に色々考えさせられて疲れた。
本来考えなければならないことだけども、忙しい毎日を送る中で都合よく優先順位を落としてしまっていることを再認識した。
取り合えず自分自身が、必要な方に肘をお貸ししてエスコートすることが当たり前になるところを目標としたい。
以下ご参考。
https://www.carefit.org/liber_carefit/barrier-free/barrier-free19.php
▼指標解説:★☆☆☆☆<★★★★★
読み応え: 読みやすい<読み応えあり
設定:定番 < 独創的
感動:快適 < ストレス高い
オリジナル:読者が独自の指標を毎回提示する
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次回の課題図書はこちら
弟が以下兄の提案に決定。
母:いねむり先生
兄:リカバリー・カバヒコ こっち!
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