2024.03.05 口訳 古事記 町田 康
母
総合評価(10段階):5
読み応え:★★★☆☆
設定:★★★☆☆
感動:★★★☆☆
オリジナル指標「理解」:★★☆☆☆
コメント:年齢と共に記憶力は衰えても理解力は増すと聞いていたがわたしはそのどちらも失いつつあるようだ。
神々の相関図が記憶にとどまらない。ややこしや〜!
神さんもなんだかんだと色々と大変やったんやなぁという感想。
ひむかの国もその昔は関西弁やったんや。(現ひむか人)
耳馴染みのある関西弁は面白かった。
兄
総合評価(10段階):7
読み応え:★★☆☆☆
設定:★★★★★
感動:★★★☆☆
オリジナル指標「紙で読みたい度」:★★★★★
コメント:古事記ってこの話か!ってくらい古事記を知らなかった。宮崎育ちなので、天照大神のあたりはなんとなく知っていたけど、他は聞いた事ある名前が数柱いた程度。何故か関西弁で、終始神様の発想に笑えた。すぐにぶっ殺し過ぎだし、知略が知略じゃない。アダムとイブも林檎を食べたくなる訳だ。期待していた町田康作品では無かったが、面白かった。ただ、紙の本なら一時中断して、神様達の、せめて見た目だけでも調べながら読もうとしただろうが、オーディブルなので、知らないまま読んでしまった。知識不足で楽しみきれなかった分を引いて評価7だが、古事記の概要だけでも知っていればもっと楽しめたと思う。
弟
総合評価(10段階):2
読み応え:★★★★★
設定:★★★★★
感動:☆☆☆☆☆
オリジナル指標「神々の遊び」:★★★★★
コメント:多神教だから日本人は無宗教になった。的な話があったりするが、その理由が「他の宗教を許容する心があるから」ではなく「神々が多すぎてうんざりしているから」なのではないかと感じた。
現代人の耳に届くまで、もっとブラッシュアップされててもよかったと思う。口訳ではなく、三谷幸喜あたりに完全に作り変えてほしい。
口訳されてる方のことは好きになった。
▼指標解説:★☆☆☆☆<★★★★★
読み応え: 読みやすい<読み応えあり
設定:定番 < 独創的
感動:快適 < ストレス高い
オリジナル:読者が独自の指標を毎回提示する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回の課題図書はこちら
弟の提案で以下に決定。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?