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連想ゲーム

小さい時から、ちょっとことしたことでもきっかけになる一つの出来事があると、頭の中で永遠に連想ゲームみたいに広がりつづけてしまうんです。
だから、言葉にする時に、とても時間がかかってしまう。

自分の意見を聞かれた時に、当たり障りのないことを言うのがとても苦手です。
直感的に話すのが苦手で、
無意識に1人で連想ゲームを始めていて、
深く深く自分の中で考えこんでしまって、
気づいたら私に意見を聞いた相手はもういないみたいな状況、何回もある。

英語の詩を読んで思ったことを書く課題。
英語の勉強の一環だから、当たり障りのないことを書けばいいのに、なんでこの人はこうやって表現したんだろう?って考え込んでしまって、うまく書けない。
5分というタイムリミットが思考の邪魔をする。
あと2時間ぐらいくれれば、ちゃんと考察できる気がする。
誰もそれを求めてないのはわかるのに、
連想ゲームがやめられない。

その詩は、マギー・スミスの Good Bones だった。


どうして、作者は最後に世界は素晴らしいって言うために、社会の嫌なことを書き表したんだろう?

それが本当にわからなくて、感想を書く手が止まる。

「この世界が美しい」って言いたい時に、
美しいものを書き連ねて、ほら、こんなに素晴らしい事あるじゃん、って言うならわかるんだけど、なぜあえて、苦しみを描いた??

その答えに作者の想いがあるような気がして、考え続けてしまう。

そもそもどうして人間は、つらい時に誰かが言うつらいことを聞くと、少し心が落ち着くんだろう。

こうやって思考がどんどん広がって、
収拾がつかない。

考え過ぎてしまう癖。
自分の脳内を表現するのに、完璧な言葉を求めてしまう癖。

考えていることをうまく表現できなくて悔しかったことが何回もある。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、言語化する訓練していこう。


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