farewell song/ものひもの
2024.11.17 Torimochi Spirit Vol7 夜の部で初披露した新曲の歌詞です。
さよならという言葉を使わない、さよならのうた
「farewell song」
作詞作曲:ものひもの
いつからだか、認められない自分
大嫌いな自分
何もない、何もない
地球の酸素を無駄に使う自分
申し訳なくなるな
ごめんね
それでもそれでも足掻く君を見つけた
見つかるように高く羽ばたいた
這いまわって足掻いてる姿が美しいと
君が死ねずに吐いた息(うた)で僕はここに立っている
今度は僕がこの唄(うた)で君を未来に連れて行くからね
何者かになってみたかったが
簡単な訳じゃない
何も生めない
せめて誰かの身代わりにでもって
思ってるだけさ
何も救えない
それでもそれでも舞い上がる君追いかけた
それは蝶のように美しかった
きらきらと照らしてるあの月は何色だっけ
君が君を削ってできたその歌(うた)は命そのもの
雨になった君を両手で受け止めていたい掌は海になった
それでもそれでも舞い上がる君追いかけた
再びその声に呼応するため
君がくれた音楽の数々が今でも巡る
君が遺した暖かい言葉や素敵な気持ちをひとつも
零さないように失くさないように
あの時君が吐いたあの詩(うた)で僕は
まだ生きてる
君が死ねずに吐いた息(うた)で僕はここに立っている
今度は僕がこの息(うた)で君を未来に連れて行くからね