隘路に/ものひもの

2023.12.7 初ライブの時に披露したうたの歌詞です

あの冬の君をきっと忘れない

僕らこの世界を嫌ってすべて投げ出したかった
君と2人世界の果て行きたい此処じゃないとこに

君が心配だった一人で投げだしそうだっただから
何処でも着いていこうと決めた夕方

遠く遠く目指していた隘路に
たかが幼い約束に
酷く酷く眩暈がした
皮肉にも違う世界歩いていた

僕らこの生を嘆いてすべて壊してしまいたかった
君と2人いくつもの道なき道乗り越えてこれたんだ

僕は行きたかった一人で泣き出しそうだった
君も同じだろうなんとなくそう思ってたんだ

遠く遠く歩いてきた隘路に
一縷の希望だけ頼りに
酷く酷く寒かった
焚き火を囲んだあのしじまの中

ただ寂しかったもっと一緒に居たかった
僕の所為で傷つくとこは見たくはない
話したかった誰かのぬくもりにただ触れていたいだけだった
この痛みも哀しみも抱えて生きていくただ生きてく

遠く遠く目指していた隘路に
たかが幼い約束に
酷く酷く眩暈がした
皮肉にも違う世界

全て全て置いてきた隘路に
あの高台から見た景色も
2人のそれからも
僕ら僕ら大人になる
終電の中でふと
思い出す過去になる