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iPhone 14 Pro MAXに買い換えた理由

これまで,iPhone 11 Pro MAXを使っていた。
3年もメインのスマホを買い換えなかったのは,自分史上初めてかもしれない。

誰も興味ないと思うが,何故買い換えなかったのか,そして,何故買い換えたのかを書くので,興味の無い人はここでそっとブラウザを閉じて下さい。サヨウナラ。

iPhone 11 Pro MAXを使っていた理由

iPhone 11 Pro MAXを使っていた理由は,このモデルから3レンズになったから。3つのレンズの画角は,それぞれ35mm換算で
x0.5(13mm) x1(26mm) x2(52mm)
であった。(いろいろ調べてみるとサイトとかによって若干記述が違うのと,Apple公式の数字を見つけられなかったので,妥当そうな数字を記載。以下,同様)

賢明な皆様は,お気付きであろう。52mmという標準に加え,超広角である13mmが使える初めてのiPhoneが11 Pro/Pro MAXだったのである。

ここで大事なのは,標準が使えるって事である。<ここ試験に出ます。

なお,Appleは,x0.5を超広角,x1を広角,x2を望遠といっているが,52mmは標準である。

iPhone 12 Pro MAXと13 Pro MAXはダメすぎる

しかし,翌年出たiPhone 12 Pro MAXは,
x0.5(13mm) x1(26mm) x2.5(65mm)
になり,さらに次の年に出たiPhone 13 Pro MAXは,
x0.5(13mm) x1(26mm) x3(77mm)
になってしまった。

そう,標準が無くなってしまったのである。65mmも77mmも普段使いには長すぎるのだ。ダメだろ,Apple。何やっているんだよ,Apple。

もうそれだけで,私はiPhone 12 Pro MAXと13 Pro MAXは買う意欲を失ったわけである。

ちなみに,iPhone 12 Proはx2.5の代わりにx2(52mm)だったが,MAXを使い始めた体にノーマルProは却下なのである。<ワガママ

標準が復活したiPhone 14 Pro MAX

 そして,3年も使ったし,もうAppleは標準を捨てて相変わらず望遠な72mmを採用しているiPhone 14 Pro MAXもスルーしようかと思ったら,店頭のデモを触ってビックリした。x2の復活である。

iPhone 14 Pro MAXのカメラ

調べてみるとiPhone 14 Pro/Pro MAXは,
x0.5(13mm) x1(24mm) x2(48mm) x3(72mm)
になっていた。素晴らしい!標準の復活である。

もうこの標準の復活だけで,馬鹿みたいに高くなって買う気が失せていたiPhone 14 Pro MAXを買おうと思った。買うしかないのである。

そんなわけで,iPhone 11 Pro MAXを使い続けていたのも,iPhone 14 Pro MAXを買ったのも全ては,標準大好きだからである。

iPhone 14 Pro MAXの4つの焦点距離は素晴らしい

iPhone 14 Pro MAXは,超広角13mm,広角24mm,標準48mm,中望遠72mmが使える電話もインターネットもできる便利なコンデジである。もう買うしかないのである。

この素晴らしさを表現するために適当な作例を掲載する。

iPhone 14 Pro MAX 超広角 x0.5 13mm(35mm換算)
iPhone 14 Pro MAX 広角 x1 24mm(35mm換算)
iPhone 14 Pro MAX 標準 x2 48mm(35mm換算)
iPhone 14 Pro MAX 中望遠 x3 72mm(35mm換算)

1台でこの焦点距離が切り替えられるのは素晴らしい。
短焦点のレンズを4本持ち歩いているのと同じである。

デジタルズームは美しくない

「そんなのズームすれば良いのだろう」という方も居られるだろう。
確かにその方法ならx2が使える。

iPhone 13 Proもデジタルズームでx2で撮影できる

この画面キャプチャはiPhone 13 Proのものだが,アイコンで切り替えられる x0.5 x1 x3以外は,デジタルズームである。すなわち画質が落ちるし,素早く切り替えられない。使いたくないわけである。

AppleもiPhone 12 Pro MAX, 13 Pro MAXを経て,標準の大切さにやっと気が付いたのだろう。
そんなわけで,私はx2が使えるので,iPhone 14 Pro MAXを買ったわけである。

という記事を書こうと思ってダラダラしていたら,先日,同い年の知り合いの写真家・鹿野貴司氏がこんな記事を書いていたので,リンクを張ってこの記事は終了。


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