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iPhoneのパスコードの脆弱性を考える

PRESIDENT Onlineの過去の記事の再配信をみた。

これは怖い。
半年以上前の記事である。しかし、今でもこれの解決策は提供されていないように思う。そこで、今更だが、これに対抗する方法を考えてみた。
画面はiPhoneだが、iPadでも基本同じである。


スクリーンタイムでApple IDをロックする。

まずは、Apple IDのパスワードを変更されないようにすれば良いのである。これは、「スクリーンタイム」の「コンテンツとプライバシーの制限」から「アカウントの変更」を不許可にすれば良いのだ。

早速、設定してよう。設定アプリからスクリーンタイムを開く。

設定アプリから「スクリーンタイム」をタップする

次に「コンテンツとプライバシーの制限」を選ぶ。

「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ

「アカウントの変更」を「許可しない」にする。

「アカウントの変更」を「許可しない」にする。

ここでは、ついでにパスコードの変更も「許可しない」にすると、iPhoneのパスコードを勝手に変更されて二度とログインできないということも防げるかもしれない。まぁ、盗まれたiPhoneが無事に手元に戻ってくれば、であるが。

「アカウントの変更」に加え、「パスコードの変更」も「許可しない」にした。

すると、設定アプリのApple IDがグレーアウトして変更不可になるのが確認できると思う。

グレーアウトして変更できない。

ここで、めでたしめでたしとはならない。何故なら、盗まれたら、同じ手法でアカウントの変更を許可にされれば、変更されてしまうからだ。

もう一手間必要だ。

スクリーンタイム設定をロックする。

次に行うのは、スクリーンタイム設定をロックすることである。
同様に設定アプリの「スクリーンタイム」を開き、「スクリーンタイム設定をロック」する。

「スクリーンタイム設定をロック」をタップ

スクリーンタイム設定をロックするためのパスコードを聞かれる。当然、iPhoneのロック解除とは違うパスコードを設定する。

忘れない4桁の数字を設定。

入力確認でも同じ数字を入力。

同じ数字を入力する。この数字を忘れてはいけない。

次にスクリーンタイムパスコードを忘れた時のためのApple IDを聞かれるので、入力していく。

Apple IDを入力する。

これを面倒に思って、省略するといざという時に詰む。ちゃんと入力しよう。

無事、スクリーンタイムパスコードを設定できれば、「スクリーンタイム設定をロック」が「スクリーンタイムパスコードを変更」に変わる。

こう表示されれば、スクリーンタイムパスコードが設定されたということになる。

これで、万が一、iPhoneのパスコードを知っている人物にiPhoneを盗まれても、勝手にそのiPhoneを使いすぐにApple IDのパスワードを変更されることはないと思う。たぶん。

それでも安全ではない。

しかし、ここまでやれば安全かと言えば、そうではない。
だって、iPhoneを盗まれて、パスコードを入力された時点で、あらゆるアプリ等にアクセスできるわけである。盗んだ犯人は、やりたい放題である(笑)
しかも、設定アプリからパスワードにアクセスし、パスコードを使って、全てのパスコードを見ることができるのである。
設定アプリから、Apple IDを変更できなくても、設定アプリからApple IDのパスワードを盗み出し、Webでアクセスして、パスワードを変更されたら終わりである(笑)

結局のところは、iPhoneを盗まれないことはもちろんだが、iPhoneにIDとパスワードの組み合わせを覚えさせないことも必要かも知れない(^^;;

とりあえず、眠くなったので、今日のところはここまで。
パスワードの保存を含めた抜本的な対策を思いついたら(なさそうだけど)、また続きを投稿したいと思います。
もちろん、その方法を知っている方のコメントもお待ちしております(他力本願)。

おやすみなさい。

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