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行動心理学を使ったコピーライティング実践編②
2849文字/約5分で読めます
おはようございます。TIM塾に参加していただき、ありがとうございます。
今日も塾に来て、一緒に学び狂っていきましょう。
それでは、Let's think!
今日学ぶ内容
さて第2回目は、行動心理学で使われている
①ザイガニック効果
②バーナム効果
この2つの効果を使った文章を実践的にやっていきましょう。
まず効果の説明とその理由から説明していきますね。
①ザイガニック効果…途中で終わってしまう内容ほど、最後まで気になって見たくなってしまう効果
これは、テレビ番組の「続きはCMの後で!」やアニメの次回予告のように、内容を全部伝えるよりも余白や続きを残しておくことで、相手に興味を引かせるということです。
SNSなどでよく使われるのは、無料の情報で興味を引かせて続きは有料で!みたいな流れですね。インスタグラムで動画を小出しにして、フルバージョンはYouTubeで!といった媒体の移動なども、ファンを生み出すためには効果的だったりします。
こちらのリンクを参考に
https://studyhacker.net/zeigarnik-effect-motivation
②バーナム効果…誰にでも当てはまるような事柄であっても、自分のことのように共感して気になってしまう効果
これは、占いなどによく使われたりする心理学です。例えば、「あなたは、人と話すことも好きだが、1人の時間も必要としている。」というように、誰にでも共通するようなことを言われた時に、少しでも自分に近い部分があれば、それを信じて興味を持ってしまうということです。
この効果は、共感という人の最も惹きつけられる部分と組み合わせて使うことで、最強の武器になり得る要素だと思っています。
こちらのリンクを参考に
https://forzastyle.com/articles/-/56294
実践だとこんな感じ
①ザイガニック効果を使うとき
効果的なのは
・不安を強く感じさせること
・数字を途中で終わらせること
この2つです。
・不安を強く感じさせること
ザイガニック効果とは、途中で終わってしまうからこそ、より興味を持ってしまうという現象なので、途中でも何も思わないというテーマや内容であれば、意味がなくなってしまいます。なので、途中で終わらせる前に、ある程度興味を引かせる必要があります。
そのためには、共感する部分に加えて、課題を解決しない状態が続くことによるデメリットをイメージさせて、不安をあおることが効果的です。不安をあおることで、メインとなる情報の必要性を高めて、「これを知らないとやばいですよ」っていう印象を強く与えるということです。
具体例
目的:サラリーマンの人に、プレゼンで役立つ知識を伝えること
・共感部分
「お前の言ってることよく分からない」。上司にそう言われて、辛い思いをした経験はありませんか。新人の自分にやった回ってきた企画内容の提案。全力でアピールしようと夜中寝ずに考えて、資料を作成。何回も練習を重ねて台本も用意していた。しかし、本番当日に目の前に座っていたのは、自分の嫌いな上司だった。プレゼン終了後、「イマイチだったね」と上司の一言。
・不安をあおる部分
プレゼンは、人の心を動かす上で重要なスキルになります。上司を納得させること、取引先と成約することなど、仕事が出来るサラリーマンには必要不可欠なスキルでしょう。プレゼンが苦手だと答えるサラリーマンは、全体の74%もいるそうです。あなたは、今のままの74%のうちの1人で満足できますか。仕事が出来る26%のサラリーマンになるには、この知識が必要です。
それは〜、、、、、
といった感じです。共感部分と不安をあおる部分の量を組み合わせることで、その先の知識により興味を引かせることが出来ます。
・数字を途中で終わらせること
ここから先は
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