
iPhone 8 plusからGooglePixel7に変えて、率直な感想をレビューする。
iPhone 8 plusからGoogle Pixel7に変えた。
長年使い続けてきたiPhoneシリーズからAndroid機へのOS変更にはかなり不安があったし、使い始めた今も操作に不慣れな部分が多々あるので、使い勝手にはややストレスを感じることがある。
とはいえ、昨今のiPhoneの価格高騰についていけず、私と同じようにAndroid機への乗り換えを検討してる人も多数いると思うので、そんな人に向けて実際にiPhoneからGoogle Pixelに変えてみた私の感想を正直に残しておこうと思う。
Google Pixel7には概ね満足。
結論から言って、iphoneからGoogle Pixelに機種変更してみた感想は概ね満足している。
特に不都合もなく使えているし、iphoneの中でどうしてもこれだけは譲れないという機能が自分にはなかったのもあるかもしれないけど、コスパで考えてもGoogle Pixelはこれからの時代を築いていく新しい選択肢になりそう。
実際に私が数日Google Pixelを使ってみて感じた良いところ、イマイチなところを解説してみようと思う。
Google Pixelのここが良い。

操作感がヌルヌルサクサク
液晶がキレイ
顔認証の精度高め
コスパ最高
データ移行がめっちゃ楽
カメラ、良い感じ
まずはGoogle Pixel7に変えてみて感じる「良かったところ」については上記。
少し掘り下げていく。
操作感がヌルヌルサクサク
私の中でAndroid機に触れた最後の記憶が、10年以上も前になるXperiaの2代目あたりの機種。
当時のAndroid機はiPhoneと比較して動作がかなりカクついて、もっさり感もひどく、操作時に感じるストレスがすごかった。
それ以来、Android機の操作感に対する嫌悪感のようなものをずっと持っていたんだけど、Google Pixel7を店頭で触ってみてiPhoneと遜色ないヌルヌル感で使えることがわかったので、購入に至った。
実際に「自分のスマホ」として日常的に使うようになった今でも、動作が遅いなどのストレスを感じることはない。
強いて挙げるとすれば、当たり前ではあるけどiPhoneと操作がちがう部分があるので、そこは少し戸惑うものの、まあ慣れれば解決する問題だと思ってる。
液晶がキレイ
iPhone 8 plusと比較して、液晶の鮮明度が高いように感じる。
これは単に新しい機械だからなのか、それとも技術的な部分なのかは、正直わからない。何と言っても比較対象が6年も前に発売してる機種だから。
とはいえ、日常的に画面を見ていてキレイだなと感じられると目の疲れ具合なども変わってくると思うので、キレイな画面であるに越したことはない。
顔認証の精度高め
Google Pixel7が、私にとって初めての顔認証機能を実装したスマホとなる。
そういった理由から他スマホと比較するのは難しいが、Google Pixel7は画面に顔を向けるとほぼ同時くらいにロック解除が済んでいる。
さすがに暗いところでは反応が鈍ったり解除できなかったりするけど、普段使いに関してはまったくと言っていいほど問題ない。
コスパ最高
スペック比較などは他のガジェット系サイトなどでたくさんされてるので、数値的な詳細が気になる人は「Google Pixel7 iPhone スペック比較」とかのキーワードで検索してみるとたくさん出てくる。
私のブログではあくまでも一般人の感覚的な部分で書いておきたいんだけど、そもそもスマホに10万円以上も払うってキツくね?って思ってる。
今まではキャリアの分割購入で変えてたから感覚が鈍ってたところもあるけど、今回SIMフリーの機種を一括購入してみて、改めて昨今のスマホは高いなと感じた。
iPhoneの使い勝手の良さはよく理解しているけど、じゃあそこを求めて10万円以上も出して購入したいかと言えばそれは無理。さすがにAppleは信者商売が過ぎる。
それなら、OSが変わったとしても同程度のスペックで10万円を切るGoogle Pixelの方がコスパ良いし、勇気を持って変えちゃおうと思ったわけだけど、結果的にはかなりコスパが良い買物だったと思う。
データ移行がめっちゃ楽
CMでもやっていた通り、iPhoneからのデータ移行は、iPhoneとGoogle Pixelを付属のケーブルで繋いで、画面に表示されている項目をいくつかタップするだけで簡単にできた。
体感時間としては5分もかかっていなかったと思う。
iPhoneからGoogle Pixelに移行できる内容は下記。
テキスト
写真
音楽
連絡先
アプリ
カレンダー
基本的に必要な情報はほぼすべて引き継ぐことができる。
私はゲーム類はやらないので実体験ではないけど、他のサイトを参照したところゲームデータもそのまま移行できる場合が多いとのこと。
ただし、ゲームによっては引き継げないデータもあるので、気になる人は引き継ぎ方法などを事前に調べておくことをおすすめする。
カメラ、良い感じ
Google Pixelと言えばカメラ性能の評判が高い。
何枚か撮影してきた写真を載せてみる。すべて加工無しで、ブログ掲載用にデータ圧縮させただけの撮って出し。





こってりした色乗りが良い感じ。


細かい描写が潰れずにパキッと写せてるのはすごい。


この写真、結構好き。


夜景モードを使って撮ってみたら、こんな感じになった。
この夜景、実際に見たときはもっと周りが暗かったんだけど、写真ではすごい明るく写っている。
正直なところ、この明るさはちょっと不自然かなとも感じたけど、三脚なしで手軽に夜景が撮れるというのは素晴らしいと思う。
Google Pixelのここがイマイチ。

指紋認証の精度は残念
電源、音量ボタンの位置が微妙
デカい、重い
追記:通話音質が悪い
良いところとは逆に「ここはイマイチだな」と感じたところも掘り下げておく。
指紋認証の精度は残念
Google Pixel7は、画面ロック解除方法で顔認証と指紋認証の両方を使える。
今までがiPhone 8 plusを使っていたので、顔認証搭載のスマホは私にとってこれが初めて。
顔認証が使えない暗い場面などで指紋認証があると便利だなと思っていたのだけど、これがどうやら期待外れで、指紋認証の精度が悪すぎて9割くらい指紋ではロック解除できずにパスワードを入力している。
指紋認証の精度の悪さについてはSNSなどでも散々書かれているのを見ていたので今さら感はあるけど、それにしてもこの精度は残念だ。
いっそのこと指紋認証なしにして、最初から顔認証とパスワードのみに再設定しようかと思ってる。
追記:指紋認証を除外したらロック解除時に生じるストレスがなくなった。
電源、音量ボタンの位置が微妙
電源ボタン、音量ボタンがすべて同一サイドに設置されている。
これが私にとってはイマイチ慣れなくて、ついつい間違えてボタンを押してしまうことが多々ある。
特に音量ボタンは、右側面のほぼ真ん中らへんについているので、挟み込むタイプの自撮り棒などを使いたい人にとっては悩みの種になるんじゃないかな。
まあ慣れの問題かもしれないけど、こういった細かいところまで考えられていたiPhoneはやはり優秀なんだなと思うところでもある。
デカい、重い
Google Pixel7は6.3インチで197g。
一方、iPhone 8 plusは、5.5インチで202g。
物理的に軽くなってるはずなんだけど、それでも重く感じてしまう。
いや、これは何もGoogle Pixel7が悪いわけではなくて、そもそも私はiPhone 13 miniのようなサイズ感のスマホがほしかった。
ちなみに、iPhone 13 miniは5.4インチで140g。
片手操作で難なく画面全面を触れて、持っていても重量感を感じないようなサイズ感が理想なので、最近主流のスマホは私にとってはどれもデカくて重いスマホということになってしまう。
Google Pixelでもminiシリーズみたいなの作ってくれるといいんだけど、恐らく需要は少ないのかも。
追記:通話音質が悪い
私は妻と電話で長時間話す機会が多い。
話すというより「電話を繋いで時間を共有している」という感覚の方が近いかもしれないんだけど、ウーバー稼働中などに特に電話を繋いだままにしている。
iPhoneを使っていたときは通話にこれといってストレスを感じることはなかったんだけど、Google Pixel7は、まるで水の中で喋ってるのかと感じるほどこもったような音になることが多い。あと音割れで何言ってるかわからないこともある。
それと、ナビアプリなどを使っているとき、ナビの音声が優先になって通話が遮断されてしまうこともある。
アプリの仕様なのかもしれないけど、iPhoneのときには感じなかったことがストレスになるようになった。
昨今のスマホ事情で、通話を主体にして考えてる人もそんなにいないと思うので大丈夫だとは思うけど、念のため電話の音質については気になったので追記しておいた。
SIMフリー機購入の機種変更での注意点。

今回、初めてSIMフリー機を購入して機種変更をしてみて、簡単にできるものだと思っていたのが少し躓いたので、そんなところもシェアしておきたい。
なお、すでに5G対応機からの機種変更の人にとっては関係ない項目になるので、iPhone11以前の機種からGoogle Pixelへの機種変更を考えてる人は読んでほしい。
5G対応プランへの変更が必須
妻があれこれ調べた末にわかったことなんだけど、5G非対応と対応機種では、通信回線の契約プランが異なるらしい。
auに電話してプラン変更をしたい旨を話すと電話口でプラン変更に応じてくれる。
電話が終わってから約1時間程待ってから再起動すると回線が切り替わり、普通に使えるようになるという説明を受けたけど、30分程度の待ち時間で普通に使えるようになった。
SIMカードのサイズが同じなら、ただ差し替えるだけで使えるようになると思っていただけにここは手こずった。
4G契約から5Gプランへの変更は事務手数料が発生する
通常、auでのプラン変更は同月に3回以上の変更を行った際に事務手数料が発生するんだけど、4Gから5Gへの変更は例外的に事務手数料が発生する。
1台につき3,850円(税込み)の事務手数料が発生するので、我が家は妻と私の2台変更で7,700円。
この事務手数料を支払うタイミングは次月の料金と一緒に請求がくるので、プラン変更後に急に請求額が高くなっていても焦らないように。
あとがき
こんな感じで、iPhone 8 plusからGoogle Pixel7に変えた感想を書いてみた。
SIMフリー機を自分で機種変更するのは初めての経験だったので、色々と戸惑った部分はあるけど、Google Pixel自体の使用感としては概ね満足している。
何といってもiphone 8 plusからの機種変更というだけあって、約6年ぶりに新しいスマホを使うことになるので、頭がついていけていないことも多い。
結局、日常的によく使うアプリで言えばLINE、X(旧Twitter)、Uber、Google Chrome程度なので、このあたりが普通に使えれば文句なし。
あたりにもローコストスマホだと動作がカクつくなどのレビューもあるので、さすがにウーバー稼働中にカクカクしてストレスを感じるのは嫌だなと言うことで思い切ってGoogle Pixelにした。
iphoneからのOS変更に不安はあったけど、数日使ってみれば慣れてくるし、それほど大きな問題ではなさそうだ。
さすがに、スマホ購入に10万円以上は出せないよという方は、ぜひ一度Google Pixelを候補に検討してみてほしい。