太くて、野暮ったいデニムが今の気分。シュガーケーン1947モデルを購入。
2年ぶりにジーパンを新調した。
今回購入したのは、数あるジャパニーズデニムブランドの中でもコスパが高いと評判の「シュガーケーン1947」を選んだ。
これを買う前は2年前の誕生日プレゼントとして妻から貰った児島ジーンズの15オンスストレートを穿いていたんだけど、休日のみの着用を2年ほど続けて完全に仕上がった。
そんなところだったので、そろそろ真っ紺のデニムをまた育てたい欲が出てきているタイミングで、いろいろな偶然が重なって今回のデニム購入に至った。
この記事では、シュガーケーン1947を購入した理由や、今後のエイジングを記録していくための第一歩として新品状態をまずは残しておきたいと思ったので書くことにした。
これからシュガーケーン1947を購入しようと検討している人の参考になれたら嬉しい。
シュガーケーン1947を購入した3つの理由。
太くてズドンとしたシルエットのジーパンがほしかった
2万円以下で買える高コスパに惹かれた
ホントにほしい物だった
上記が、シュガーケーン1947を購入した理由になる。
1つずつ掘り下げてみる。
太くてズドンとしたシルエットのジーパンがほしかった
ここ2年ぐらい育てていた児島ジーンズの定番モデル「RNB−102R」も、太すぎず細すぎない昔ながらのストレートって感じで良かったんだけど、今回は児島ジーンズよりも股上が深いジーパンがほしいと思っていた。
1年ぐらい前から次回ジーパンを新調するとしたらこれみたいな候補に挙がっていたジーパンは下記の3つ。
このブログを書くにあたって3つとも見てきたけど、やっぱり全部カッコいい。
どれを買っても後悔はなかったんだろうけど、この中でもシュガーケーンが一番太いと思ったし、何よりコスパ、評判ともに良い。
長く定番品としてたくさんの人に愛されるには、それだけの理由があるんだなと思った。
2万円以下で買える高コスパに惹かれた
「たかがジーパンや」とはドゥニームの黄金期を牽引し、今はリゾルトを手掛けるカリスマデザイナーの林さんが言った言葉。
たしかにその通りで、どこまでいってもたかがジーパンだ。
ジーパンに興味のない妻からすれば、1万円でも高いと言っていた。
たかがジーパンなので、気にせずガシガシ穿きたいんだけど、私の中で特に気を使わずに穿けるという意味でのボーダーラインは2万円ぐらいかなと思う。
前述したほしいジーパンの候補に挙がっていたシュガーケーン以外の2つは、どちらも2万円オーバーなうえに13オンス程度、と約15オンスのシュガーケーンに比べて強度に不安を感じる。
コスト的な観点から考えると2万円以下で高クオリティなシュガーケーンを選ばない理由がない。
ホントにほしい物だった
今回のジーパン購入にあたっては、予算を用意して購入したわけではなく、ある意味ではサプライズ的な購入となった。
その経緯はこの記事では割愛するけど、いわゆる臨時収入的な感じでの購入である。
当初は15,000円以内で好きなものを買っていいという話から、現行のリーバイス501でも買おうかなと悩んでいた。
ただ、この時点ではホントにこれに15,000円を使っていいのかという迷いがあって決めきれずにいた。
それが、妻の提案で誕生日も兼ねて25,000円以内で好きなものを買っていいということになり、そのときに瞬間的に思いついたのがシュガーケーン1947だった。
一度決めてからはブレない。やっぱりホントにほしいものだったからこその即決購入だったということになる。
シュガーケーン1947を穿いてみたファーストインプレッション。
理想的なシルエット
腰回りはタイトかも
股上深くて楽
意外と柔らかい
シュガーケーン1947を購入してから、実際に穿いてみた感想は上記。
腰回りのことや股上深めなのは購入前からネットの情報などで事前に知っていたけど、実際に穿いてみて改めてわかることもあったので、それらを深掘りしていく。
理想的なシルエット
1990年代にダウンタウンの浜ちゃんのような雰囲気のファッションが流行した。いわゆる「ハマダー」ってやつ。
浜ちゃんと言えばオーバーサイズの501XXをダボッと穿いて、トップスにスカジャンやスウェットを合わせるみたいなイメージがある。
1年ぐらい前から浜ちゃんのデカ穿きが雰囲気あってめちゃくちゃカッコいいなと思うようになり、その頃からシュガーケーン1947が気になっていた。
試着室で初めて足を通したとき、鏡に写った姿を見て思わずニヤけてしまうほど理想的なシルエットだった。
これが1年ぐらい前から憧れていたやつだと。
ハマダー、草なぎ剛、それから最近ちょくちょく見る「おしんしんの部屋」という50年代ファッションをカッコ良く着る靴職人のYou Tube動画から影響を受けまくってる。
腰回りはタイトかも
シュガーケーンのサイズ表記に関しては、数字よりもやや細めという口コミをいくつか見かけていた。
私は、通常32インチ(ウエスト82cm前後)がジャストなんだけど、今回はオーバーサイズで買うと決めていたので34インチがほしかった。
が、店舗に34インチの在庫がなく、ちょっと大きいかなと思いつつ36インチを穿いてみたところ、それほど大きく感じなかったので36インチにした。
たしかに、腰回りはタイトめかもしれない。
行ける範囲に試着できる店舗がなくネット購入になる人は、普段穿いてるジャストサイズの1インチ上を買うことをおすすめする。
股上が深くて楽
昔からローライズとか股上ジャストみたいなパンツが苦手。
その理由として、私は少し金玉がデカい気がする。他の人と並べて比べたことがないからわからないけど、たぶんデカい。こんなことを真剣に文章にしてみると少々恥ずかしいけど。
そのためか、車の運転中や長時間座らざるを得ない場面などに、金玉がパンツに引っ張られるような感じがして痛くなってしまう。
シュガーケーン1947はかなり股上が深くゆとりがあるので、まる1日運転していてもすごく楽だった。
その半面、股上が深いパンツは足が短く見えてしまいがち。
ここを気にする人にとっては股上の深いパンツは避けた方が無難だと思う。
私は特に気にならないので問題なし。
意外と柔らかい
約15オンスのデニムなので、新品の穿き下ろしはかなりゴワつくかなと思ってたけど、想像していたよりも柔らかい穿き心地だった。
さすがに何年も穿いてるような「くたっと感」はないけど、肌触りで特に気になるようなこともなく、まる1日穿いても何の違和感もなかった。
オーバーサイズで太めのシルエットだからというのもあるかもしれないけど、穿き心地は意外と柔らかいので、本格的なレプリカデニムデビューにもおすすめできる。
あとがき
こんな感じで、シュガーケーン1947を穿き始めて最初の印象などをつらつらと書いてみた。
太め、股上深めのザ・ヴィンテージな見た目がすこぶるカッコいい1947モデル。
私は上がジャストサイズ、ショート丈で下がズドンって感じのAラインコーデが好き。学ランで例えるなら短ランにドカン合わせみたいなやつ。
結局、30代を過ぎたら流行り物を追いかけるよりも、自分がホントに好きなスタイルを追い求めていく方が楽しいということに気づいた。
誰かに見せるためじゃなく、自分の心が喜ぶモノを身につけられる大人でありたい。