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ニューヨーク在住サラリーマンのウイルス、ワクチン、恐怖本能に関する考察

ニューヨークでは最近、マスクをしてHand Sanitizer(除菌)をするのがもはや常識となっています。それを客観的に見たときに、なんとなく不思議に思ったので、ちょっとNoteに残したいなと思い、事実と照らし合わせながら考えてみたいと思います。

流行中のウイルスと致死率

皆さんご存知、現在、流行ウイルスのためにニューヨークの街のお店はほとんど閉まっています。それは、みんながsocial distancingを確保して、ウイルスを蔓延させないようにするためです。なぜ、そうするべきか。それは、現在流行のウイルスが非常に恐ろしいと言われているからです。

実際、(いろいろ、陰謀論、医療に対する報酬システムの不備等々から、数値に懐疑的な人々もいますが)25,000人以上がニューヨーク州で、アメリカ全体で8万人以上が亡くなっています。

しかし、ニューヨーク州による抗体検査によると、ニューヨーク市の20%以上の人は、実は感染していた、ということが判明しています。

これから換算するに、実際の致死率は0.3%-0.4%ではないかと言われています。(しかも、その殆どが65歳以上)

たしかに、それなりに高い致死率と被害者が出ているので、本当に大変な事態です。

季節性インフルエンザウイルスの致死率

そこで、毎年流行が来る、季節性ウイルスの致死率は、というと、統計のとり方に様々な方法があるようなのですが、一般的には0.1%程度だと言われているようです。(いろいろなご意見の説明は割愛します笑)

実際、今年のアメリカのインフルエンザは1月ころまでに1万5千人から2万人程度亡くなられていたので、結構な被害をもたらしていました。

ただ、そのニュースが流れていたときには、誰一人として、マスクもしていなかったですし、除菌に気を使っている人もいませんでした。ほんと、ひとりたりとも。日本人以外は(笑)

インフルエンザワクチン

で、インフルエンザワクチンの接種率に至っては、アメリカでは年によってバラつきはあるものの、大体4割程度です。アメリカでは、医療保険に入っている人は、予防医療はほとんど無料なので、ワクチン接種も無料です。しかも、どこのドラッグストア等でも受けられる気軽さもあります。しかしながら、多数派の人が、ワクチンを摂取しないのです。これだけ、気軽に、無料で受けられるのに6割の人が受けないというのが現実です。残念ながら。

つまり

インフルエンザでは自分は死なないと思っている、もしくは、インフルエンザは怖くない、と思っているんだと思うんです。実際には数万人の死者を毎年だして、致死率も0.1%を超えるのに。

そして、今流行のウイルス

そこで、振り返って現在のウイルス。すべての人がマスクをして、除菌をして、social distancingを守ってない人を見つけたら警察にチクって、各地で軋轢を生んで、3000万人以上の失業者を出して、みんなで自宅にこもる。

なぜ?

なぜ、人々は季節性インフルエンザでは自分は死なないと思うけど、このウイルスでは死ぬかもしれないから、みんなが失業して露頭に迷っても、経済を止めてでも、家にこもるべきだと。なぜ、そう考えられるのでしょうか?

恐怖本能とマスコミと政治

僕が思うに、これは、ファクトフルネスにも書いてあるとおり、まさに恐怖本能によるものではないでしょうか?

で、マスコミと政治によるフィルターが上手く作用して、人々の恐怖心に働きかけた結果とも言えると思います。良くも悪くも。非常に、効果的に発揮された例ですね。実際。致死率の0.1%と0.4%の違いよりも、遥かに大きな違いを効果として出していると個人的には思います。

ワクチン

んで、思うのは、ワクチンが出来たら世界は元に戻る的な論調を見受けられるのですが、みんなちゃんと受けてくれるのでしょうか?季節性インフルエンザも十分怖いと思うのですが、4割程度しか受けていない現実を見ると、新たなワクチンが出来たとしても、みんな毎年、ちゃんと受け続けてくれるのでしょうか?

本当にワクチンが出来たら、全員がワクチンを毎年摂取して、このウイルスは終わりなのでしょうか?もし、終わらないとしたら、結局、共存していかなければならないのでしょうか?だとしたら、今現在、これによって職をなくしたり、家庭内暴力の犠牲になったり、アルコール依存になったりした人は、なんのためにそうなってしまうのでしょうか?

あと、今までも物議をもたらしている反ワクチン派の人たちはどうするのでしょうか?

まとめ

人間って本当に不思議だな、と思う今日このごろです。データよりもフィルターを通されて流される、恐怖を煽るニュースに敏感になり、実はそれよりもリスクが有ることには見向きもしないことがある。

まぁ、それが人間ってものなのでしょうね。

深いですね。

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