リード125ハンドル周り交換記

秋深まる。

バイク買って早4ヶ月、5000キロ走った。これが多いのか少ないのか分からないけど、殆ど毎日運転して「慣れ」という感覚を通り越した自分の身体は、きっと今やベースを弾くことよりも馴染んでいるし、それだけ馴染みの消えたベースを弾くことに対して、色々な感情が渦を巻いているのは今に限った話じゃない。

そんな渦巻く感情なんて今回は別にどうでも良くて、毎日乗るバイクの、毎日乗っているだけ目につく「ここはちょっと変えたいなー」という思いは、毎日乗れば乗るほどに募るもの。という事で、その募った欲求は解消してしまおうという事で

ハンドルグリップとバーエンドを交換した。

変えたのはキジマのゴムグリップ。正直ヘキサゴングリップにしようか迷ったんだけど、ちょっとスクーターにはトッポすぎるかなと思い。オーソドックスなタイプのものに。

そしてバーエンドも、正直それだけで運転中の振動がどこまで変わるかとか全然ピンと来てなかったけど、グリップ変えるならいっそバーエンドまでやったろかい！ってことで、デイトナのちょっと重ためのやつに変えることに。

で、当然まずはそれまで着いていたバーエンドとグリップを外さなきゃいけないんだけど、これが曲者だった…

バーエンドのネジが一向に回らない。

ラスペネ吹いても、ビクともしない。

恐らくは前のオーナーも買って全く手をつけてなかった場所だ。このバイクは2013年製、単純計算でも8年ネジが閉められたままとなれば、当然固着もするわけで、俺の力では全く歯が立たない。というわけで

インパクトドライバーも購入。ネジ穴にハメて、取っ手を叩けばその衝撃でドライバーの先が回ってくれるという優れものの工具。ナメたネジを回す際に用いるものでもあるらしい。優秀な工具を買ってしまった…！

そんなこんなで無事に外す事が出来た。

で、この純正のバーエンド、十分過ぎるほど重たい。というか、交換する予定だったデイトナのものより重たいと思う。単純にバーエンドで重さを稼ぎたいならヘビーウエイト仕様のものが最適だという事が判明した。値が張るから多分やらないけど。

そしてグリップを外す。正直、純正の部品は残しておきたいなと思ってたんだけど、エアーコンプレッサーが無い状況でそのままの状態を維持して外す事が困難だということにそうそうに気が付き

切った。思ったより簡単に刃が通って楽だった。もう純正には戻れないという焦燥はあったが、過去は振り返らないことにする…

ウルトラ多用途ボンドをつけて

ねじ込む！

バーエンドも無事にポン付けで装着出来た。実は純正のグリップよりも若干長いものを買ってしまった為ポン付け出来たものの、純正のグリップだとバーエンドの装着部分の出っ張りが邪魔して少し不格好になってしまう。怪我の功名という事にして、アクセル側も交換する事に。

アクセル側、結構苦労した。というのも、純正のグリップよりも長いものを買ってしまったので、このままポン付けでバーエンドを着けると、ゴム部分が圧されてアクセルスロットルが元に戻らなくなるという事態に。

ちょっとたわんでるのが分かるかな？

このたわみが、アクセルを回してから手を離しても戻らずにそのまま走り続けてしまうという非常に危険な状態を誘発していまい、これの対処をどうするかと悩んだ結果

グリップの端っこを切る事に。

これで事なきを得て、現在何事もなく安全運転出来ている。少しだけ戻りが悪くなったからパーツクリーナー吹いて滑りやすくしたかな？ってくらい。

感想としては、劇的な変化は無いものの、見た目が変わった事によるテンションアップと、意外と握り心地が柔らかい(特にアクセル側)事の楽さが良し！と言った感じ。

ただまぁ今回分かったけど、グリップは割と交換しやすいから、色々試せるな。そう遠くない内にヘキサゴングリップも試してみたいと思ってしまった。生ゴムとかも良さそうだし、結構沼かもしれない…グリップ交換、侮り難し！

そうそう、上の画像なんだけど、実はミラーも変えてる。デイトナ製の、純正よりも少し低い角度のメッキミラー。グリップ変える少し前に交換して、素晴らしく見やすく、そして純正よりもビッとシブくなったね！

こうやって見たら、マフラー、ミラー、グリップ、バーエンドと、結構変えたな…次はサスかな？プラグもアリだな…ライトをLEDにするのもいいな…欲求が止まらんなぁ…！

っていう楽しみを覚え、気が付いたらバイク用品店に通い、色んなパーツを見て回る日々を過ごしてるよ。楽器？あー、そんなのもあったね。てことで、ここからはそんな楽器と音楽の話。マガジン購読者限定だよ！