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舞鶴引揚記念館ご訪問(2025/2/12)

小学生の頃読んだやつ。
敗戦により夫はシベリアに連行され、自分は「自分の国」ではなくなった場所で、小さい子3人抱えて生き延び、逃げ延びる。
心から信頼できる人は誰もいない。みんな余裕がないから……。
そんな中でも助けてくれる人もいたり、助けてくれなかった人が他では人格者扱いされてたり。

有名な本なので悠仁親王殿下もお読みになっているだろう。
多分半藤一利の講義を受けた頃。
あのお立場でこういう本を読んでどんな心境になられるものなのか、私などには到底想像がつかない。

正午過ぎに記念館に到着とある。
東京から京都まで2時間、京都から舞鶴まで車でも電車でも2時間前後。
乗り換え時間など含めたら5時間みる必要がありそう。
すると宮邸を発ったのは7時ですね。
今までを思い出してもその程度は苦もなくやれる方ですよね。

宮内庁によりますと、この記念館は2017年に秋篠宮ご夫妻が視察されていて、おととし、悠仁さまにも招待があったことから、今回、私的に訪問されたということです。

一昨年招待があった。
舞鶴市長までノリノリで出てくる。
すごい数のマスコミのシャッター音。
どう考えても立派な『単独公務』

でも私的訪問という扱い。
それを宮内庁も知っている。

どゆこと?

公務ではなく私的訪問ということは、交通費などは私費(皇族費)から出さねばならない。

こんな価値あるご訪問に対して何をケチっているのだ?


会話を一部そのまま抜粋してみる。

親王殿下「シベリアとかは、ここの港からはどれ位の距離があったんですか。」

高校生「ナホトカからですと、約6日ほどかかっていたようです。客船……人を乗せるために作られた客船ではなくて、荷物を乗せるために作られた貨物船に乗じられることが多かったので、やはりその中で?体調を崩してしまう方もかなりいたようです。」

親王殿下「あれですよね、今みたいな冬の時期とかだと荒れてる時とかも多いと思うので、更に時間がかかったりとか、乗り心地も悪かったりとか、ということもあるでしょうね」

口調をあえて整理せずそのままにした。
台本などはなく自然にお話しなさってるのがわかる。玉川大学の時同様、音声入れたまましばらくカットなし。
今までにこんな皇族っていたんですか?

きっと会見もこんな自然な雰囲気でやるんだろうな。

何やらいつもの◯ス共が「乗り心地」というワードだけ切り取って、
やれ高級車に乗ってるのと同じだと思ってるだの、
引揚者の悲惨な境遇を学んでないだの、
相変わらずやかましいんだけど、
全文見て見るとただの会話のキャッチボールであり、また語り部の高校生の発言を補強するために仰られてたのがわかる。

学んでないわけないじゃん。
ご両親も2017年にご訪問されているのなら当然お話はお聞きになっているだろうし、

宮内庁によりますと、悠仁さまが戦争関連施設を訪問するのは8回目で、

抑留者の歴史も学んでいないはずがないと思う。

あの人たち、夏休みに公務や学会に出ると「受験勉強はどうした!」
論文を発表すると「そんなことより帝王学学べ!」

いやー
ガチ進学校の学生のキャパをナメ過ぎでは?
彼らは全部同時進行できるんですよ。

抑留者が望郷の念を短歌でまとめた「 白樺しらかば 日誌」の前では、「少ない文字で書くことで、効果的に残した面もあるのですかね」と話された。

これについても連中は何やら冷たいだの形式的だの文句を付けていたが、その文句の方が意味が分からない。
短歌は短い中に凝縮して語れるし、一見風景など無難なものを詠んでいるように見せかけて心情や近況を語ることもできる。
悠仁親王殿下が言う「効果的に」、そういう意味のことを語っているとすぐ分かったんだけど、あの人たちには分からないのか。

抑留生活を余儀なくされた男性が日々の生活をシラカバの皮につづった「白樺日誌」については「見つかったらすぐに没収されてしまうこともあるわけですよね」と感想を述べられたという。

検閲されていたってことですよね。
だからこその短歌。

もう一つ、今回のご訪問とは関係ないけど、私は重要なことに気が付いた。
悠仁親王殿下のお声、皇嗣殿下によく似ているとは言われるけど、
上皇陛下にもよく似ていらっしゃいませんか?

年齢が全然違うけど、同系統のお声では?

ことあるごとにDNADNA、アンザイアンザイ唱えてるヘンな宗教の人たち、
耳鼻科に行って耳掃除したら聞いてみて下さいな。


続いて、引揚者が帰国第一歩を踏みしめた桟橋を復元した、「平引揚桟橋」へ。

舞鶴市長・鴨田秋津氏。2月にコートも着ずに歓待。
近くにSPがいないが、この鴨田氏は元警視庁、頼もしい。

…………………………
(溜息)

水彩画、いや日本画か。

雨模様、日本海側の冬の湿った空気特有の、淡い色合いが良くお似合いになる。


ここ、何か盛り上がっている様子だけど、一体何のお話をされていたんでしょうか?
さっきみたいな会話は残念ながら聞こえず、ひたすらカメラのシャッター音ばかり鳴り続けている。

総文祭もだけど悠仁親王殿下は積極的に同世代と交流しようとされている。
分野は色々だが、何年後か、何十年後かには第一人者になっているであろう若者たち。

そして、直接接してはいなくとも、
これだけ容赦ないネットリンチを受けながら、全く動じずなすべきことをなさっている姿に、
ネット慣れしている世代はどんどん気付きつつある。

即位される時には、きっと皆味方になってくれるだろう。