新人投資家の戯れ言~その5「リスクを感じる時」
前回のコラムで、資産運用で言うリスクとは「リターンの変動(振れ幅)の大きさ」だと書きました。大きなリターンを狙うなら、ハイリスクも覚悟しなければならないということです。
投資信託のリスクはいろいろあります。その代表的なものが「価格変動リスク」です。様々な影響で株価や債券の価値が上下することにより、投資信託の基準価額が上昇したり、下落したりします。
このほか、海外の株や債券への投資で注意しなければならないのが「為替変動リスク」です。円安の時はプラスの効果がありますが、円高になるとマイナスの影響が出てしまいます。
また、金利が変動する可能性がある場合の「金利変動リスク」を見定めるためには、各国政府や中央銀行の施策方針を常に注視しておく必要があります。日本では今のところ、金利上昇のリスクはなさそうですが(苦笑)
さらに、債券などを発行する政府や企業の「信用(デフォルト)リスク」や新興国の政情が絡む「カントリーリスク」といったものもあり、出来るだけアンテナを張っておいた方が良いとされます。
ところで、3月に入ってから株価が結構乱高下している印象です。今のところ、日々の基準価額を気にしても仕方ないのですが、この頃は株価が下がり気味で、価格変動リスクを身をもって体感しているところです(つづく)
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