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オヤジの思ひ出話~第71話「正月の家族旅行」

2025年の正月は、元日から絶好の晴天に恵まれて初日の出を拝め、穏やかに過ごせました。昨年の能登半島地震があったから、余計にそう思ったのかもしれません。

正月の過ごし方は自宅でのんびりというのが定番なのですが、私が社会人になってから40数年間で、2回だけ自宅以外のところで年越し・新年を迎えた経験があります。

2002年の正月と2003年の正月、2年連続で家族旅行に出かけたからです。両年とも、旅先で年越しをし、初日の出を拝み、旅館のおせち料理やお雑煮をいただきました。

正月旅行に踏み切った理由は、2001年に母方の祖母が亡くなり、毎年正月に開いていた母方の新年会が喪中で取り止めになったため、「家族だけで正月を過ごせるなら旅行にでも行くか」となったのです。

旅先に選んだのは、愛知県知多半島と、その先にある篠島、日間賀島。大みそかから元日は篠島の旅館で過ごしましたが、自宅以外での年越しは初めてだったので新鮮味がありましたね。

そうして2002年がスタートしたわけですが、今度は連れ合いの祖父が亡くなってしまったのです。母方の新年会は再び喪中のため取りやめとなり、家族で話し合った結果、2年連続の正月旅行を計画しました。

選んだ旅先は小豆島。ひとり旅を重ねていた私も旅先の候補に挙げていたところで、家族ともども初めての来訪。レンタカーを借りて島内を一周し、観光名所をいろいろと巡ってきました。

正月の家族旅行は恒例化していくかに思われたのですが、2003年の暮れになると「年取り・正月はどうするか」という話し合いをするまでもなく、自宅で新年を迎えようということになりました。

旅先での正月も決して悪くはありません。でも、正月は自宅でゆっくり、のんびりと家族で過ごすのが一番いいと分かったからです。2004年正月はしみじみと思ったものでしたね。

そんなわけで2025年の正月は、元日のニューイヤー駅伝、2日3日の箱根駅伝と、コタツに入ってテレビ観戦しっ放し・・・おそらく、正月に旅行することは金輪際無いでしょうね(笑)


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マイケルオズ@日々挑戦する還暦兄さん(フリーランスライター)
noteでは連載コラム、エッセイをほぼ毎日書いています。フリーランスのライターとして活動中ですが、お仕事が・・・ご支援よろしくお願いいたします!