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国民にお願いをするために必要な「国からのメッセージ」~ブログ転載コラム

新型コロナウイルスの感染拡大は、ついに全国規模にまで広がってしまいました。長野県も12日に過去最多の感染者が出て、さらに感染が広がる可能性があります。感染拡大が続くと、就労支援訓練の企業実習にも影響が出てしまうのではと恐れています。

国の無策ぶりには怒り心頭ですが、そんなことも言ってられません。徹底した人流抑止、すなわち外出自粛の強化が求められる事態となりました。あくまでも私見ですが、国民の協力を得るために、国が出すべき「メッセージ」は次の3つだと思います。

1.全国への緊急事態宣言の発令

2.東京パラリンピックの中止

3.東京五輪開催が感染拡大の原因だと認めること

緊急事態宣言の発令を躊躇している場合ではありません。専門家会議などが「災害時に匹敵」と言っているのです。大雨が降れば、即座に警報や特別警報が発令されるのですから、災害時に匹敵する感染拡大であれば、緊急事態宣言発令は当然のことだと思います。

全国での緊急事態宣言となれば、国民生活に大きな影響を及ぼしますが、それでも国民に協力してもらわねばなりません。しかし、その一方で「パラリンピックは開催する」では、多くの国民は納得しないでしょう。断腸の思いで中止を決断すべき時が来たと考えます。

そのうえで、感染拡大の原因は「東京五輪開催で、人流の抑止が出来なかった」と認めることです。個人的には「謝罪してほしい」と思っていますが、アスリートや関係者への配慮もあるでしょうから、政府や都の公式見解として発信するだけでもお願いしたい!

最後に一言。人に物事をお願いする時の態度は、子供の頃からのしつけやビジネスマナーの勉強を通して、誰もが知っていると思っていましたが、菅首相や西村大臣ら閣僚、小池都知事は「例外」のようですね! 選挙時以外は頭を下げない習慣なのでしょうか?(苦笑)

※ブログとnoteの共通コラムです


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マイケルオズ@日々挑戦する還暦兄さん(フリーランスライター)
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