退職後は肩書を捨てましょう!~ブログ転載コラム
在職中の1、2年前まで、「定年本」と呼ばれる定年後の生き方、働き方など指南した書籍を、暇にまかせて読み漁っていました。その中で印象に残っているのは、「定年前の肩書や待遇を、定年後にも引きずっている人がいる」という指摘です。
ハローワークで仕事を探してみると、定年すなわち60歳以上の求人は極端に少ないことが分かります。定年までの賃金水準を転職して得ようと思うのは、ほぼ夢物語だといっても過言ではありません。当然ですが、限られた職種しか求人はないのです。
「自分は〇○会社の部長だった」などという肩書は、辞めてしまえば全く意味がなくなります。しかし、経営陣や管理職だった肩書にこだわりを持つ人は意外に多いらしいです。それゆえに、低賃金の求人に対し「自分がやる仕事ではない」と思ってしまうのでしょう。
会社の肩書は、その会社に在職していたからこそ通用したのです。肩書よりも仕事で培ったノウハウなどのキャリアの方が、定年後に生かせると思います。退職と共に肩書もスッパリと捨て、「無職の中高年」として次のステップを考えたいものですね!
ちなみに私は在職中に肩書が外れ、平社員として退職できましたので、何も引きずるものがありませんでした(笑)
※ブログ「気まぐれトーク」より転載しました
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