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オヤジの思ひ出話~第28話「旅行で全国制覇」

今は新型コロナウイルスの「自主的緊急事態宣言」を発出しているため、旅行を控えていますが、そもそも私の道楽の一つに「ひとり旅」がありまして、2019年までは年間数回以上は出かけていました。

ひとり旅を始めたのは1992年。30歳の節目にチャレンジしてみようと、宮城県気仙沼市や松島などを巡りました。その後、だんだんとひとり旅が道楽と化し、やがて年間数回のペースになったのです。

行先は毎回、都道府県を変えていましたので、徐々に未達県が減少。そして、残りの県がカウントダウンになり始めたところで、「20世紀中には全都道府県を制覇したい」との目標を定めたのです。

20世紀ラストイヤーの2000年2月、ひとり旅30回目の節目に、最後の未達県だった沖縄県の旅行が実現。2泊3日で那覇市や糸満市などを巡り、観光や沖縄グルメを満喫するプランを企画し出発しました。

羽田空港から飛行機に乗り、大海原を延々と飛行しますので、ほかの県への旅行とはちょっと雰囲気が異なります。フライトから2時間が過ぎ、ようやく奄美群島の島影が眼下に見えると、旅心が一気に沸き立ちました。

そして、那覇空港に着陸した瞬間、「ついに全国制覇を達成したぞ!」という充実感と、未知の沖縄県を旅行するワクワク感で、気持ちがすこぶる高揚したことを覚えています。

初の沖縄県来訪の時のような高揚こそ、最近の旅行では感じなくなりましたが、新型コロナウイルス禍を経験し、改めて「旅行が出来ることのありがたさ」を身に染みている今日この頃です(涙)

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マイケルオズ@日々挑戦する還暦兄さん(フリーランスライター)
noteでは連載コラム、エッセイをほぼ毎日書いています。フリーランスのライターとして活動中ですが、お仕事が・・・ご支援よろしくお願いいたします!

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