土曜雑感 vol.97~本日のテーマは「年末調整」です
11月下旬から12月にかけての時期は、企業などで働いている人の所得税を確定させるための「年末調整」の手続きが行われます。書類を書くのがちょっと面倒ですけど、大事なことなのでしっかりと確認しましょう。
私も2年前までは毎年、会社から年末調整の書類を渡され、必要事項を記入するために、保険会社などから届いた控除証明書を引っ張り出して、保険料などのチェックをしていました。
会社員の所得税は源泉徴収という形で天引きされますので、何も手続きをしなくても脱税や申告漏れということにはなりません。ただし、多くの場合は「取られ損」になってしまいます。
生命保険や地震保険などの保険料控除に加え、扶養家族などの控除も加味していくことで、源泉徴収額と実際の税額との間に差ができ、それが年明けに「年末調整後の還付金」として戻ってくるわけです。
会社を辞めた昨年、初めて自分で確定申告を行いました。総収入が所得税非課税だったので、源泉徴収額がそっくりそのまま還付されたわけですが、勉強のため控除の計算もしっかりやらせていただきました。
今年についても、4月まで勤務していた介護施設の給料分があるので、確定申告を行うことになります。源泉徴収額はわずかですが、還付してもらうにこしたことはありません。
ちなみに、フリーランスの収入は申告対象額以下しかありませんので、給料分に加算しません。これは喜んでいいのか、嘆くべきことなのか・・・来年は、フリーランスで確定申告ができればなあ、と思っています(笑)
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