書く自分と話す自分(メモ帳より)
文章を書いているときの自分と、話をしている自分は、同じなんだけど、違う。
その場でぱっと思いついたことを言うとき、話すときには、自分の思っていることの10%くらいしか言えていないと思う。
話すのが苦手なわけではない。むしろ好きなくらいだ。でも、得意だとはあまり思わない。
どちらかと言えば、書いてる時の自分の方が、自分の思いが出せる気がする。
自分はこんなにきれいごとを言えるような人間だったかなあ...と、文章を書くたび思う。
まあ書くのはタダだし、僕は言霊を信じているので、自分が書いたきれいごとを少しでも自分ができていたらいいなと思っているくらい。
書いたことが全てできている完璧人間になる必要はないし、人間欠けているくらいがちょうどいい。(ちょうどエヴァ監督の庵野さんのプロフェッショナルで「欠けているから愛おしい」と言っていて、影響を受けた)
自分が書いた文章を他人に褒められると、少し照れくさい。飲み会とかならそういう話をしたい気分になる。
だって、「他人の喜びが自分の喜び」なんて、シラフで言っても信じられないでしょ?(笑)
そういうこと言うのは、飲み会だけでいーの。あとは1年に数回のそういうことを伝え合うべき日で言えばいいの。
適当に見せたい自分と、完璧になりたい自分が、常にせめぎあっている。
僕は変わっている人が好きだ。何かのオタクとか、パラメータがとがった人間とか、一つのことに人生をささげているような人。
そして自分も、たぶん普通の人とは違う変わった人間な気がしている。
一生やり続けたいなと思う。外部コーチは。
人に何かを教えると、その言葉はそっくりそのまま自分に返ってくる。自分の言ったことは自分が一番聞いているから、自分がきれいごとを言えば言うほど自分が勝手にそういう人間になろうとするんじゃないかと思っている。
ーーーーーーーーメモ帳より抜粋。