試合の前日
(このnoteは今日の大会の前日に書いたものです)
明日は約半年ぶりの中学生の支部大会が開催される。
約半年ぶりの実践。コーチとしてベンチに入る自分も緊張している。
自分の出る試合よりコーチになってからの方が緊張するようになった。これは結構共感してくれる人が多いんじゃないかな?
自分がプレーヤーだと自分のことに集中すればよく、やるべき準備がはっきりしているので割と緊張しづらい。
コーチはチーム全員の状態に気を配り、相手チームを分析し、オーダーを考え、試合中にたくさんのことを考え適切な声掛けをする。上手く勝てるかは明日にならないとわからない。
「自分が勝ちたい」ではなく、「この子たちを勝たせたい」になると、途端に緊張するのは僕だけではないはず。
まあいくら考えても仕方ないことを考えるのはやめよう。
僕がコーチとして生徒に期待すること。
「練習通りのプレーができるかどうか」
これに尽きる。
練習以上のものが試合で出ることは残念ながらない。
練習で上手くできていることを本番でもできれば、おのずと自分の目標を達成できるはず。
そのための練習を僕は常にしてきている自信がある。でないとコーチがいる意味が無い。
でもこれが本当に難しい。
ある程度スポーツを頑張ってきた人ならわかるだろう。練習通りのプレーを本番でやることがどれほど難しいことか。
そこをわかっていない選手は、本当に簡単に負けてしまう。自分が上手くいっていないことで頭がいっぱいになり、気づいたら負けている。
そうならないように、中学生にはコーチが必要。本当のスタープレーヤーは自信しかないから緊張なんてほとんどしないだろうけど、ほとんどの選手は緊張して練習通りのプレーができない。
それが普通なのだ。重要なのは、「練習通りやることの難しさ」を理解しているかどうかなのだ。
この半年、そのことについては口酸っぱくいってきたつもり。
練習が思うようにできなかった期間も多かったけど、大会への心構え方は変わらない。
この記事がアップされる頃には、今日の大会も終わっていると思う。
やっぱり、勝ちたいな。一つでも多く勝って一つでも高いステージに進んで、少しでも良い経験をみんなにして欲しいな。
この代の最後の夏が始まる。ここから先は瞬く間に終わってしまうから、今年の子たちのこともきちんと目に焼き付けよう。