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ファミリー型シェアハウスは子育て世代の救世主になるか?

これはnoteの2024年投稿コンテスト「#かなえたい夢」 企画に便乗して、私の叶えたい夢を語るnoteです。


ここ数ヶ月ThreadsってSNSで遊び始めた私は、私自身がシングルマザーで息子を育てたこともあり、育児真っ只中のママさんやシンママさんの投稿を読んだり、それに返信することが多かった。
私が母親になったのは30年ほど前だけれど、その当時とママさんたちの悩みや愚痴は今もあまり変わりがない。
ワンオペ育児で疲れ果てたため息やら、育児に非協力的な夫の愚痴やら、義両親との価値観の違いに戸惑ったり、呆れたり。夫のDVの悩みや愚痴を吐露する投稿も多い。
そんな中で「ワンオペ育児大変だから、そんなワンオペのお母さん何人かで集まって、共同で育児できたらいいのに」って投稿を見かけたことに、私はファミリー型シェアハウスがあれば、子育て世代が協力して子供を育てたり家事の分担をしたりして、みんなが楽になれるんじゃないかと思った。

それが発端。

例えば新婚カップルがメインのシェアハウス。
将来子供を持って大家族で育てていきたいとか、自然に親しむ家庭を作りたいとか、夢を語る仲間のシェアハウスからスタートする。
入居するときに趣味とかを語り合うお試し期間を設けてみるとか?
そうやって仲良しになってから本格的にシェアハウスに住むことにして、そこで子供を産み育てていく。
若い夫婦でスローライフに憧れを持ってる人やアウトドアの趣味のある人とか、そういうコミュニティ作りやすいと思う。
長い目で見て助け合いの出来るコミュニティ作りという提案。
子供が出来た時、余裕がなくなるのはどうしてもワンオペ育児になりがちだから。
子供が出来る前から仲良くお互い助け合って生活するシェアハウスなら「困った時はお互い様」の、安定した関係が築けるんじゃないかな?
そう思った。

家族のみのプライベートスペースと共同生活をするためのコミュニティスペースを区切り、個々のプライバシーは守りつつ、緩く他の家族と繋がって行ける大きな一つの家の役割も持つ集合住宅が作りたい。
それがいつしか私のかなえたい一番の夢になっていった。

祖母が同居していて、常に両親や兄弟以外の親戚の人や父の兄弟姉妹やらが入れ替わり立ち替わり同居していた広い日本家屋の大家族で育った私は、今の子供達が核家族の小さな家で育ち、肉親以外の人との交流が薄いまま大きくなって社会に出てまた、核家族を作るというサイクルがどうにも不自然な気がしてならない。

食卓もコンパクトでお皿が数枚並べばもういっぱいになる。
子供は一人か二人だから、遊び相手が固定してしまって、気が合わない同士となってしまえば、同じ家の中にいても話す人がいない状態になる。
そして、両親共に働いていれば、放課後は放課後学級やら習い事で過ごすことも多く、鍵っ子だって多い。
男女平等と言われつつも、どうしたって家事、育児の負担は母親ばかりにかかってきて、ワンオペ育児なんて言葉まで生まれてしまった。

この現状を変えていきたい。

本当は男女共に10代後半から30歳ぐらいまでの間に出産、育児ができれば遺伝子的にも、体力的にも最も安全に子孫を残せる年齢だそうだ。
しかし、現代社会ではその年齢はまだ学生だったり、社会人としてはキャリアを積むことに集中しなければならない時期と重なってしまうので、男女ともに婚期や出産年齢が上がってしまっているのが現状。
これを解決するには、子供は社会全体で育てることを基本とした小規模コミュニティ型の集団家族を形成することがいいのではないかと思う。

例えば両親や兄妹、親戚など血縁者と同居しての子育て。
気軽にお互いの都合を合わせて子供を預けたり預かったりすることができる友達同士で近くに住む。
あるいは、価値観が近い人ばかりを集めたファミリー型のシェアハウスがあれば、プライバシーを守りながらも、子育てや食事の準備などの家事の一部、共同でのイベントなどを通じて、より親密で、でも風通しの良い関係の集団が出来上がっていくのではないだろうか?
とにかく出産すると妻側のキャリアが途絶えること、ワンオペ育児になることを防止する仕組みが必要なのだ。

フルタイム週5では働けなくても、例えば5つの家族が週に一度持ち回りで他の家族の小さな子供の面倒を昼間だけ引き受けるルールがあるファミリー型シェアハウスで暮らしていたら、週4日はフルタイムでみんな働けるということだ。
これなら十分キャリアを途絶えさせることなく仕事ができる。
週一度、丸一日子供たちの面倒を見るだけで、残りの平日の昼間を子供ができる前と同じように過ごせるとしたら、これは素晴らしい息抜きができることだし、心に余裕も生まれる。
プライベート部分での子供や夫に対しても余裕を持って接することができて、夫婦円満、家庭円満にもつながるのではないか?
休日も他の家族と共同でイベントを開催したり、将来の夢を語り合ったり、そんなことができる広い共有スペースを持つ集合住宅。

各家庭のプライベートルームには、夫婦の寝室と子供部屋、バストイレなどの水回りと小さな単身者向け程度のキッチンがあればいい。
料理は基本共有スペースの広くて使いやすいシステムキッチンで作る。
数人で立って作業してもゆとりのあるキッチンがあれば、それぞれに一品づつ作っても豪華な食卓ができる。
TVを見たり、食事をしたり、たまにはちょっとお酒を飲んでくつろくのも共有ダイニングの大きなテーブルや居間でする。
子供達が宿題をするのも遊ぶのも、共有の居間やプレイスペースだ。
異なる年齢の子供との交流が増え、一人っ子であったとしても兄弟姉妹のいる家庭のような賑やかさが体験できる。
時には子供同士喧嘩することだってあるだろう、親同士も仲違いすることだってあるかもしれない。
そんな時の調停役として、また、事情があってどうしても誰も子供達の面倒を見れない場合のセーフティネットとして、健康で元気な子育てが終わったシニア世代を管理人として雇うか低家賃で住んでもらう。
世代の違う人との交流もこれでできる。
困った時には年寄りの知恵を借りることもできるし、頼りになる存在としてそこに居ることができるのは、シニア世代の生き甲斐にもなるかもしれない。

というか、今子育てが終わっている私が、もしそんなファミリー型シェアハウスが管理人を募集していたら真っ先に申し込みたい!

いいことばかりじゃなくて、家族間の問題も発生するだろうし、共同で料理や子育てをするってルールにしても、任せっぱなしになる人なんかも出てくるかもしれない。
食費や消耗品の費用分担も公平になるルールを決めないとならない。
実際に初めてみなければわからないことも多いだろう。

それでも、うまくいけば恩恵は多いと思う。
これからは集団で子育てする時代になればいい。
社会で子供を慈しみ少ない子供を大切に育てて、未来の社会を明るく楽しいものにしていきたい。

子供が増えさえすれば少子化問題が解決するなんて思わない。
子供は最低でも18年。成人するまで愛情をかけて育て、生きていくための方法を教え、未来を担う大人にしていってこそ、やっと少子化が解決すると思っている。

その手助けになるようなことをするのが私の叶えたい夢。

今はまだ、実現させるための知識や技術、資本、ツテがないけれど。
折に触れてアイデアだけでも発信して、どんなふうにしたらいいのかを具体的にしていきたいと思う。

それに、私にはただ健康に長生きさえすれば勝手に転がり込んでくるはずの駅前一等地約100坪ってのがあるんだよ。
今はまだ、母と弟が名義人ではあるけれど、父が亡くなった時親戚一同から詰め寄られて半ば強引に相続放棄させられた土地の権利だ。(長男である弟に家督を継がせるため)
でも、相続した弟は、親父の遺産を食い潰すだけの穀潰しの自宅警備員生活30年ってベテラン。もちろん独身で結婚する予定も子供が生まれる予定もない。
直系の血族はもう他には私と息子氏しかいないんだ。
ね、待っていれば転がり込んでくるだろう?
この辺りのあれこれば、テーマから外れるから別の機会に回すけど、この事実は大きなアドバンテージになると思っている。

公共交通の便がよく、都会に近いけどのどかな地域。
そんな場所にファミリー型シェアハウスの第一号を建てたい。
都心への通勤が楽で、里山が近くにありハイキングが楽しめる。山菜採りだってできる。
地域の祭りも楽しく参加者は大歓迎だ!
私の実家が、たくさんの子供達の故郷になればいい。
私は、そのシェアハウスの管理人として、子供たちを見守っていきたい。

今はまだ、アイデアを日々こねくり回しているだけだけど必ず叶えたい夢だ。

私一人じゃなかなか難しいと思うから、一緒にアイデアを出し合い夢を実現させるために一緒に働ける仲間も欲しい。

だから、発信する。
SNSはいつだって私を助けてくれていたから、今度も私を助けてくれると信じている。

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Myinya
たまに飲みにいくのが楽しみな私です。 どうか一杯奢っていただけませんか? ついでにネタも拾ってきます。