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モラハラ加害者の世代間連鎖例
元々Threadsの投稿で書いた内容ですが、かなり有益な情報なのでThreadsでは文字制限のため端折った部分を加筆してnoteに掲載しておきます。
モラハラ加害者の世代間連鎖例
以下の文章では「モラ加害者=😡」「 モラ被害者=🥶」と記号を交えて表記しわかりやすくしています。
パターン1 父親=加害者 母親=被害者
父親😡 母親🥶 の場合
モラハラがいる家庭で育った被害者🥶は、自分がモラハラの被害者🥶だと自覚していても自覚していなくても、配偶者にモラハラ加害者😡を選びがちです。
モラハラ被害者🥶は、モラハラのある環境しか知りませんから、それがどれだけ辛くても慣れ親しんだモラハラ加害者😡に親しみや愛を感じてしまいやすいのです。
また、モラハラ加害者😡も同じように常に支配し自己中心的な暴力を向ける相手を求めていますので、モラハラ被害者🥶を見つける野生的勘を持っています。
ですのでモラハラ家庭は、このパターンである場合が非常に多いです。
そして、その夫婦に子供ができた場合、次のようなことが起こります。
男の子は母親から可愛がられます。大人になって😡になります。
父からは被害を受け🥶なのですが、母は自分の報われない愛を異性である息子に注ぐことになるのです。
これには日本の家父長制も絡んできています。核家族が進んだ今でも、家父長制は多くの人の潜在意識下にあり、無意識のうちに男の子(特に長男)を大事にする傾向があります。
加害者😡の父も、機嫌のいい時には男の子を可愛がります。
そうして、男の子は同性の父の姿を見て育ちます。
自分の欲求を通す方法としてモラハラを父から学ぶので、大人になると😡になり、支配できる人を求めるようになります。
また、不同意性交を犯す人、レイプなどの性犯罪をする人も父親が😡であった場合が多いようです。
女の子は父からも母からも被害を受け🥶です。
自分が🥶だと気付けないまま大人になると結婚してから😡になる場合があります。
父からは母同様に被害を受けます。それだけではなく母も女の子に対しては😡になる場合が多いです。
これはモラハラ家庭で育った女性に多く見られる現象で、自分と我が子である子供の自他分離がうまくできていないためです。
モラハラ家庭で育つと男女共に自分と他人の境界線が曖昧な人になりやすいのです。
母は同性である娘に自分自身を投影します。
そして、自分が歩んだ辛さをできるだけ感じなくて済むように、モラハラ被害者🥶としての行動パターンを娘に教えようとしてしまうのです。
それは確かに親の愛情からの行動でしょう。
しかし、娘からすればそれは間違った愛情でしかなく、母親は自分をコントロールし支配する存在😡になります。
ここで、女の子は2つの道があります。
持って生まれた性格により、道が分かれてしまいます。
一つ目の道は、母のいう通りに考え行動する従順な娘です。
内向的な性格の場合、多くはこちらになります。
それは一見仲良しな母娘に見えますが、自分の感性に蓋をして母の好みに合わせている状態での仲良し親子です。
何をするにも母にお伺いを立て、ひとりで決めることができない優柔不断な女性になります。
これはモラハラへの過剰適応です。
モラハラ被害者🥶ですが、自分では被害者🥶であると気づいていません。
健全な家庭で育っていると思い込んでいます。
このパターンの女性が恋愛するのは、父によく似たモラハラ加害者😡です。
また、加害者😡もこのパターンの女性を一番好みます。支配しやすい従順なタイプだからです。
パターン1が多いのも、このせいだと言えるでしょう。
二つ目の道は、母の愛情からのモラハラ被害者🥶としての行動パターンの教育を拒絶する娘です。
外交的な性格で活発だとこちらになります。
母の言うことに全て逆らいます。
それはすなわち全力で母の支配から逃れようとしているということです。
母娘の関係は最悪になります。
おまけに父からの加害も拒絶しますから、家出をする、暴走族など不良グループに入る、アルコールや薬物依存になる、など問題行動を繰り返す人も多いです。
女性は精神的成熟が早いので、初潮がある頃にはうすうす自分の家庭がモラハラ家庭だと、自分は被害者🥶なんだと気付いている人もいます。
しかし、未熟な少女ですからモラハラ家庭から逃れる方法を知りません。
問題行動を起こし両親に抵抗することぐらいが関の山です。
その多くは、不良グループ内で早くにSEXを経験し、できちゃった婚をしてヤンママになります。
そうして選んだパートナーも加害者😡であることが多く、自分の実家のモラハラ家庭から逃げ出したつもりで、別のモラハラ家庭を作ることに加担します。
パターン2 父親=加害者 母親=加害者
父親😡 母親😡 の場合
意外と相性がいいのが両親揃って加害者😡のパターン。
夫婦喧嘩は激しく頻繁にするけど、なぜか別れない。両親揃ってDQNである場合も。
上記のパターン1の母の教えに抵抗する娘がなる場合が多いです。
「攻撃は最大の防御」という言葉がありますが、その通りモラハラから逃れようとして過剰防衛になってしまうと被害者🥶であっても他に対しては加害者😡になります。
その多くはできちゃった婚で配偶者も😡。若い夫婦である場合が多く、経験も少なくて未熟です。
子供を置き去りにして遊び歩く母や、次々と男を変えて恋愛依存になる人もいます。
モラハラの加害者同士の夫婦の間にできた子供の多くは、次のようになります。
男の子は比較的母から可愛がられることが多く、大人になって😡になります。
夫はモラハラ加害者😡ですから与えた愛情を返してくれることはありません。
男を変えてもどれもみな😡になります。そこで自分の思い通りになる異性を求め、自分の息子にそれを期待してしまうからです。
男の子は父親から被害を受ける🥶ですが、両親の喧嘩を見ることが多く、そこから自分の欲求を通す方法は相手を暴力で支配することだと学びます。
両親の影響を受けて、生活がだらしなく暴力的になりやすいです。
不良グループのリーダーや上位になる人はパターン2が多く、力に物を言わせてなんでも解決する人になりやすいです。
女の子は両親から被害を受け🥶です。このパターンでも自分が🥶だと気付けないまま結婚して子供を産むと😡になる人がいます。
実の親からの性被害に遭いやすいのがパターン2の家庭に生まれた女の子です。
父の加害に母親が無関心か、ひどい場合は加担することさえある家庭だからです。
母親はモラハラ被害から身を守る術として、両親を拒絶するための問題行動を選んだ人ですから何につけて暴力的です。
しかし、強く反発する娘の方との相性が良い場合もあります。
「まったくちっとも言うこと聞かないんだから」といいつつも、娘に自分の過去を投影して微笑ましく思うからです。
そして内向的な性格の娘を嫌って加害の標的にしますが、母親からしてみれば、加害を拒絶できるほど強く育って欲しいからとの愛情表現だったりします。
実の親からの性加害を受けてしまった娘は極端な男性不審に陥ります。
後天的に同性愛・レズビアンに向かう女性はこのパターンが多いです。その多くはネコになり、優しくリードしてくれるタチの相手を求めます。
宝塚歌劇の花形が男役の女性なのも、実の親の性加害のあるなしにかかわらず、モラハラ家庭で育った女性の多くに男性不審があるからです。
女心を理解する男性がいかに少ないかも物語る現象です。
パターン3 父親=被害者 母親=加害者
父親🥶母親😡の場合
カカア天下で夫が第一の被害者🥶です。
パターン1や2の家庭で育った女性で自分が🥶だと気付けないまま否モラハラな家庭で育った夫と結婚した場合に、このパターン3になる場合があります。
モラハラ家庭で育った女性にとって愛情とは、一方的に与えるか一方的に奪い取るものでしかありません。
夫婦のお互いに愛し合い思い遣る関係がどんな物なのかを知らないので、奪う愛情を選ぶと加害者😡になります。
このパターンの夫婦に子供ができると、ここでも家父長制の影響が強くなります。
男の子は父からも母からも可愛がられ、大人になって😡になる可能性が高いです。
この家庭の男の子はモラハラの被害者🥶になることは滅多にありません。
しかし、男の子は父親や自分の姉妹が母親から被害を受けていることを見ています。そうして家父長制の影響で家事の一切を免除されている場合が多いのです。
ジェンダーの呪縛が強くなるのがこのパターンの家庭の息子です。
男は外でたくさん稼いでくるもの、女は家事の一切をやるものと性差による分業が染み付いているからです。
暴力的なモラハラ加害者😡になることはありませんが、精神的に追い詰めるパターンの加害者😡や家事・育児に非協力的で自分の趣味に没頭するタイプの加害者😡になります。
このパターンの家庭で育った男性のみが、唯一うまく再教育ができればモラ夫から卒業する可能性があります。
そのためにはまずジェンダーの呪縛から解放されなければならないのですが、一番ジェンダーの呪縛の強い男性になりますから容易ではありません。
女の子は母からの被害で🥶です。この例でも自分が🥶と気付かないまま結婚すると😡になる可能性があります。
家父長制の影響で女の子は軽んじられます。母からは執拗なコントロールを受ける被害者🥶です。
父親も被害者🥶なので、庇う余裕がありません。自分の被害を減らすために娘を差し出してしまう父親までいます。
男性不審になりやすく、このパターンでもパターン1と同じように、性格によって2つの道に分かれます。
どちらの道を選んでも、結局はモラハラ加害者😡を配偶者に選びやすいです。
パターン4 父親=健全 母親=加害者
父親🙂 母親😡の場合
数は少ないですが父が否モラハラな家庭で育ち、母親がモラハラ家庭の🥶だと気付かなかった場合の組み合わせです。子供ができるまでは円満な夫婦であることが多く、母のモラハラ対象が子供にのみ向かいます。
従順な過剰適応した女性が運良く、モラハラ加害者ではない男性と結婚した場合です。
男の子は母から溺愛されます。大人になって😡になります。
元々モラハラ加害者😡に従順でいることで生存してきた被害者🥶ですので、多くのモラハラ加害者😡である男性に逆らうことができません。
それに家父長制の影響が絡むので、息子(特に長男)は、下にも置かぬほどの過保護な愛情を与えます。
お母さんが何でもしてあげると甘やかす母になりやすいです。
男の子は、母を見て女性は何でも言うことを聞いてくれる存在だと学ぶので、大人になるとモラハラ加害者😡になりやすいです。
日本の家庭内で父親が育児に関わることはあまりないので父からの影響は受けません。
女の子は母から被害に遭い🥶です。自分が🥶だと気付かないまま結婚すると😡になる可能性が高いです。
私の実家がこのパターン4です。
母は私をdisることしかしませんでした。
本人はモラハラ被害者🥶ですから、パターン1と同じように被害者の処世術を娘に教えることが愛情だと思って娘に対して加害者😡になります。
これも娘の性格が内向的だと従順だが母に意見を聞かないとひとりでは何も決められない優柔不断な女性になり、外交的だと母に反発します。
そうしてモラハラ家庭だと気付かないまま、自分の生き辛さをなんとかしようと足掻いた結果に出来上がったのが、今の私です。
弟は溺愛されすぎたのと軽度の発達障害ASD持ちであったため、社会人になってから環境に適応できずドロップアウト。
自宅警備員生活40年の双極1型病識無しですが、躁転すると若い嫁をもらってウハウハ生活する妄想を語り本気で実現できると信じています。
60のハゲかけた自宅警備員と結婚してもいい若い女性がいたら1000%財産狙い(先祖伝来の土地の名義だけは長男なので持っている)だと言っても聞きません。
また躁転すると😡です。
女性のことを家事をする小間使いとしか見ていませんから、いくら私が意見しても聞く耳をもちません。
幸いにも鬱の期間が長く4、5年から7年スパンで躁転するタイプの双極障害なので、鬱期になるとベットから出るのは食事とトイレだけ、たまにスーパーに食事のインスタント食品を買いにくのが唯一の外出という生活になるので、その時だけは平和です。
以上。
モラハラが男性に多いのは、このような世代間連鎖をするためです。
また被害者の子供も被害に気づけず過剰適応すると結婚して😡になりモラハラ家庭を再生産してしまいます。
モラハラ加害者😡の実態を広く知らしめ、自分の周りにいる人がモラハラ加害者😡であることに気付いた人が増えることが、この悪循環を社会的に止める手段だと思います。
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