輸入住宅のメリット・デメリット
輸入住宅に憧れるという方も多いと思いますが、実際に輸入住宅で建てようとした場合、デメリットが気がかりだ、、、という方も多いと思います。
建ててから後悔しないためにも、輸入住宅のメリットだけではなくデメリットについてもしっかりと理解したうえで検討する必要があります。
このページでは、輸入住宅のメリットとデメリットの両方に注目してみました。
輸入住宅とは
そもそもどのような住宅が輸入住宅と呼ばれているのでしょうか。
実は輸入住宅には、ハッキリとした定義が定められているわけではありませんが、“海外の設計思想による住宅を国内で建築する住宅”のことを言います。
輸入住宅のメリット
まず、メリットとしては以下のようなことが考えられます。
メリット①:デザインがおしゃれ!
輸入住宅を選ぶ最大のメリットとして、デザインがおしゃれだということがあげられます。
輸入住宅には、北欧スタイルのほか、南欧スタイル、北米スタイルなどがありますが、輸入住宅に興味がない方でも、ひときわ目につくおしゃれで豪華な外観は輸入住宅ならではだと思います。
メリット②:性能が優れている!
近年、一般的な住宅でも高気密・高断熱など性能の良さを重視するハウスメーカーが増えてきましたが、輸入住宅は高気密・高断熱住宅で知られています。
北欧は冬の寒さが厳しいことで知られており、冬の寒さに耐えられるような家づくりが求められるため、特に気密性や断熱性にこだわる必要があるのです。
輸入住宅を扱っているハウスメーカーの中には、標準で窓を3層仕様にしているところもあるなど、気密性や断熱性が優れています。
また、輸入住宅は耐火性も高く、火に強いといった特長もあります。
その反面、先ほども言いましたが輸入住宅はメリットだけではなくデメリットも存在します。
輸入住宅での建築を検討されている場合は、事前にデメリットを理解したうえで購入を検討する必要があります。
輸入住宅のデメリット
輸入住宅のデメリットとしては以下のようなことが考えられます。
デメリット①:将来、リフォームがしづらい!
一般的に輸入住宅では外国から資材を輸入しています。
そのため、将来的にリフォームが必要になっても、輸入住宅の場合は資材を外国から調達しなければならず、簡単にリフォームすることはできません。
もしかしたら、国内の商品で対応できる場合もあるかもしれませんが、対応が困難で断られるケースも少なくありません。
また、将来的に少し間取りを変更したいと思っても、輸入住宅はパネル工法を採用されていることが多いため、新たに壁を設けるなど、大掛かりな変更はまずできません。
デメリット②:建築コストが高い!
輸入住宅は建築コストが高いということも特長の一つです。
特別、高級な建材を採用されているわけではありませんが、資材を外国から輸入しているため、輸送費にお金がかかってしまうからです。
万が一、輸入した資材が破損していた場合は、再び輸入しなければならず、さらにお金がかかることになります。
輸入住宅に憧れがあっても、いざ話を進めていき、価格の高さがネックとなり建築を諦めてしまうケースも少なくないようです。
デメリット③:家の雰囲気に合うインテリアを探しづらい!
内装の雰囲気を左右するインテリアですが、輸入住宅の場合、インテリア選びが難しいということもデメリットとしてあげられます。
選択する家具や家電のデザインによって、大きく家の印象が左右されてしまいます。
おそらくこれまで使っていた家具や家電は、家の雰囲気に合わずに新たに買い替えることになり、これらの費用もかかるということも理解しておく必要があります。
まとめ
一般的な国産住宅と比べ、輸入住宅にしか実現できないデザインや外観の美しさは最大のメリットだと思います。
しかし、輸入住宅のデザイン面の良さだけで決めてしまうと、後々後悔しますので、メリットはもちろんデメリットについても理解しておく必要があります。
また、国産住宅とは違い、輸入住宅はメンテナンスも大変になりますので、このことを踏まえた上で業者を選ぶ必要があります。
輸入住宅のハウスメーカー
▼セルコホーム▼
▼スウェーデンハウス▼
▼メープルホームズ▼
▼今、家を建てる前に必ず読んでおきたい本▼
▼kindle版はスグに購読できます▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?