パナソニックホームズの坪単価と値引き事情※実際に建てた人に聞いてみた
パナソニックホームズの坪単価の相場は70~80万円台が一つの目安となっています。
パナソニックホームズのカサートの坪単価と特徴
カサートで建てる場合の坪単価の目安としては、70万円前後~80万円程度が相場だということが分かりました。
カサートシリーズでは、間取りの自由度も高く、家族のライフスタイルに合わせた住まい造りが可能となります。
カサートシリーズではグレードの異なる商品が用意されており、選ぶグレードによっても坪単価が異なってきます。
特にこのシリーズの中で最上級の位置付けにある「カサートプレミアム」は、その名の通りプレミアムな暮らしが可能となっており、2017年にはグッドデザイン賞を受賞するほどの実績を誇っています。
住宅のデザイン性はもちろん、『エアロハス』という空調システムが採用されており、室内の温度差を減らすことで、ヒートショックのリスクを減らすことも可能とされています。
カサートプレミアムの坪単価としては、80万円台~100万円程度と通常のカサートシリーズよりも高く設定されていますが、もともとワンランク上の暮らしを求めている富裕層をターゲットとした商品なため、妥当な価格帯だと思います。
ちなみにですが、以前は全館空調システムのエアロハスは、カサートプレミアムで建てる場合にだけ導入できるという仕組みになっていましたが、2017年8月頃から通常のカサートシリーズへの導入も可能となりました。
ただし、カサートプレミアムの場合は標準で付いていますが、その他のカサートシリーズでエアロハスを付けようとするとオプション扱いとなり、追加料金が発生します。
パナソニックホームズのビューノの坪単価と特徴
ビューノの坪単価としては、70万円台~100万円程度とされています。
パナソニックホームズでも3階建て住宅に対応した「ビューノ」といった商品が用意されています。
3階建て住宅はもちろん、二世帯住宅や賃貸・店舗併用住宅や多用途の3~9階建てにも対応されており、様々な住まい造りが実現可能とされています。
一般的に、3階建て住宅の場合は通常の2階建て住宅に比べると、間取りなどの面でも工夫が必要となりますし、建物の重量が増える分、地盤改良にお金がかかりがちで、2階建てで建てる場合よりも2~3割程度、割高になると言われています。
やはり3階建てで建てようとすると坪単価90万~100万円程度はみておく必要がありそうですね。
パナソニックホームズの木造の坪単価と特徴
木造(アーティム)は、2016年8月に発売された商品ですが、坪単価は130万円~と驚くほど高額に設定されています。
この木造住宅のアーティムは、残念ながら全国的に対応可能な商品ではなく、首都圏限定で対応されている商品となります。
アーティムはプレミアムオーダーハウスと称されるように、住まいづくりに強いこだわりを持つ施主をターゲットとした商品で、都内在住の50代~60代の富裕層をターゲットとされています。
フルオーダーメイドハウスということで、1棟ごとに営業マンをはじめ、設計、施工などのチームを編成し、どんなニーズにも柔軟に対応することが可能とされています。
アーティムの構造部分に関しては、地震の力を吸収し、変形を抑制する拘束材や芯材で構成される「アタックダンパーW」が搭載されています。
アーティムは、設計をはじめ、素材やデザインを徹底的にこだわった木造住宅となります。
ちなみに、パナソニックホームズの主力商品である「カサート」の坪単価は70万~80万円が相場とされていますので、木造住宅のアーティムの坪単価がとても高いということが分かります。
アーティムの坪単価は高いですね、、、。
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パナソニックホームズの鉄骨の坪単価
鉄骨の坪単価は70万~80万円台がが相場となっています。
一部の地域に限定し、木造住宅の取り扱いもありますが、パナソニックホームズでは主に鉄骨造住宅を手がけています。
パナソニックホームズでは、平屋から9階建までと幅広い要望に対応されていますが、定番の「カサート」シリーズをはじめ、3~9階建まで建築が可能で、重量鉄骨ラーメン構造の「ビューノ」シリーズなどがラインアップされています。
鉄骨の規格型住宅の「エコ・コルディス」や、富裕層にターゲットを絞った「カサート プレミアム」なども用意されています。
そのため、選択する商品によってかなり価格の差が生じるものもありますが、坪単価としては、上記でも説明した通り、70万~80万円台が相場とされています。
パナソニックホームズと他のハウスメーカーを比較した場合、坪単価はやや高めな印象を受けますが、商品プランによっては坪単価を抑えることも可能です。
その反面、こだわりたい部分が多くオプションを沢山付ける場合や、仕様などにこだわる場合は、相場よりも高い坪単価になることもありますので、あくまで目安程度とお考え下さい。
また、3階建てや平屋であったり、土地が限られており狭小住宅、防火地域もしくは準防火地域での建築をお考えの場合は、通常よりも坪単価が割高傾向にあります。
実際に、準防火地域での建築を検討されている方の情報によりますと、建物価格に工事諸経費、消費税を含み坪単価93万円ほどになってしまったとの口コミがあります。
パナソニックホームズの平屋の坪単価と特徴
パナソニックホームズの平屋で建てる場合の坪単価は80万円台~90万円台が一つの目安となります。
一般的に平屋は基礎や屋根の面積が多くなるため、建築費用は割高といったイメージが強く、パナソニックホームズの中でも特に坪単価が高くなりそうです。
そこで、ここでは実際にパナソニックホームズの平屋で建築された方や、見積りを取られた方などの口コミを参考に坪単価を調べてみました。
①30代(女性)
「カサートS、平屋30坪での見積りとなります。
ハイグレード断熱、キラテックタイル、トリプルガラス、オール無垢床、その他工事経費や保険、カーテンや照明などを含め税込み価格で約2900万円となりました。
※太陽光や床暖房、電子キーなどは含まれていません。」
②40代(女性)
「カサートHS(寒冷地仕様)、延床面積30坪弱、2400万円弱で建てました。
太陽光は付けていませんし、全館空調に関しては非対応地域となりますが、地盤改良してますし、平屋のタイル貼りということで金額も妥当だと思います。」
選択する仕様やオプション次第なところもありますので、あくまで参考程度とされて下さいね。
パナソニックホームズに値引きはある?
値引きに応じてもらうことで、住宅ローンの負担を少しでも軽減することができますが、ハウスメーカーによって値引きに対する考え方は様々です。
基本的に、ローコスト住宅を扱うハウスメーカーでは元の価格が安く設定されており、提示価格が限界で、一切値引きができないという方針を貫いているところがほとんどです。
個人的には、値引きがないほうが分かりやすいですし、全ての方に同じ対応をされている方が好感が持てますが、大手ハウスメーカーの場合は、値引きが行われることが多いです。
一般的に、値引きが行われているハウスメーカーの場合、建物価格の3~7%前後の値引きが相場だと言われていますが、決算期の前であったり、営業マンの事情次第では10%前後の値引きが行われることもあります。
パナソニックホームズの値引きに関しても、交渉をすることで値引きに応じてもらえますが、場合によっては交渉をしなくても、値引きが行われた見積書を提示されることもあります。
実際に、パナソニックホームズで検討されている方などの値引き事情を調べてみました。
①30代(男性)
「我が家の場合、建物、解体費、地盤改良費、諸経費などを含め約3,600万円の見積りが出ました。
ちなみに、約150万円ほどの値引きが行われての価格です。」
②20代(女性)
「パナソニックホームズ以外に、軽量鉄骨を扱うハウスメーカーでも見積りを取り、比較していたこともあり、最終的に15%と高額な値引きができることをアピールされました。ただし、あまりに高額な値引きで、最初の提示価格に上乗せしていただけでは?という不信感もあり、パナソニックホームズは選択肢から外れました、、、。」
いかがだったでしょうか。
上記の口コミを見る限り、パナソニックホームズではわりと高額な値引きが行われている印象ですね。
しかし、あまりに値引き額が高額なので、あらかじめ値引きのぶんを最初の値段に上乗せしているのでは?という不信感を抱かれている方もおられるようです。
また、高額な値引きが行われラッキーと思っていても、気づかないところで質の低い部材を使われてしまうこともありますので、過度な値引きは期待せずに3~7%程度の値引き率を目標に交渉してみて下さい。
ちなみに、値引き交渉をしても上手くいかない時は、値段はそのままで何かサービスで付けてもらえないか?の交渉をしてみて下さい。
例えば、設備のグレードをあげてもらえないかや、エアコンをサービスで付けてもらえないかなど、直接的な値引きではなく、サービスの交渉に切り替えるとスムーズに話が進むこともあります。
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