タマホームの断熱材や断熱性能※厚さ・オプション・カビ結露の評判は?
ここでは、タマホームの断熱材の特徴や断熱性能についてまとめてみました。断熱性能の評判についても紹介していますので、参考にしてください♪
タマホームの断熱材の厚みは?
断熱性能を確かめる判断材料として、まずは使われている断熱材を確認される方が多いと思います。
タマホームの主力商品といえば「大安心の家」シリーズですが、このシリーズでは、壁と天井にはグラスウールの断熱材が、床にはポリスチレンフォームの断熱材が施されています。
しかし、断熱性能を確認する時には断熱材だけではなく、断熱材の厚さやサッシ性能なども重要なポイントとなってきます。
断熱性に優れた断熱材が使われていても、厚さが薄く施工されていては性能の良い家を造ることはできないように、断熱材の厚さや密度などによっても左右されてきます。
ここではタマホームで使われている断熱材の厚さに注目してみました。
まず、壁にはグラスウールのアクリアネクストが施されており、その厚さは105mm、天井には厚さ155mmのグラスウールが施されています。
グラスウールの特長としては、断熱性や防音性に優れているのはもちろんのこと、不燃材料であるため、燃えにくいといった特長があります。
床にはポリスチレンフォームのカネライトフォームが施されており、その厚さは65mmとなっています。
2015年頃からこの厚みで施工されており、以前よりも約2倍ほど厚みがアップしているとの情報がありました。
ただし、断熱材や厚さだけでは断熱性能というものは判断できずに、窓やサッシの仕様も重要になってきます。
特にサッシは重要で、サッシの性能が劣ってしまうと結露が起こりやすく、快適な住まいとは程遠くなってしまいます。
大安心の家ですが、以前は標準仕様だとアルミサッシだったこともあり、仕様を変更し半樹脂サッシに変更される方も多かったようですが、調べてみたところ、現在は半樹脂+Low-Eペアガラスが標準仕様となっているようですね。
タマホームと聞けば、どうしてもローコスト住宅というイメージが先行してしまい、性能は二の次だと思いがちですが、以前よりも標準とされる仕様があがっていたり、地域によって断熱材の仕様を変更するなど、コストパフォーマンスのわりに優れた住宅性能を実現されているようですね。
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タマホームの断熱材はオプションでグレードアップできる?
標準とされているグラスウールの断熱材ではなく、グラスウール以外のものを使いたいとお考えの方もおられるのではないでしょうか。
そもそも、タマホームではグラスウール以外の断熱材から選択したり、オプションとして断熱材の増量などは可能なのでしょうか。
もちろん、オプションとして他の断熱材を選択することは可能なようです。ただし、グレードアップ扱いということで、別途料金が発生することを理解しておく必要があります。
タマホームでは、ローコスト住宅を扱っているため、オプション料金が高く設定されており、なるべく標準の範囲内で選択する方が良いと言われますが、断熱性能を高めるためにサッシなどの仕様を変更される方も多いのです。
実際に、大安心の家の愛シリーズで、標準仕様のアルミサッシから半樹脂サッシに変更したり、断熱材の厚さをアップされた方の口コミでは、やはり結構なオプション料金となったようです。
しかし、その反面、窓やサッシともに結露が全くみられないようですし、ペアガラス+半樹脂サッシの相乗効果もあり、かなり断熱性能の良い家を建てることができたと満足されています。
また、断熱性や気密性能などに優れた住宅の場合は、冷暖房費の節約など、省エネ効果も期待でき、お得な場合もあるようです。
ちなみに、タマホームでは地域によって断熱性能を変えており、積雪の多い北の地域にいくほど断熱性能をあげており、その差額分は地域対応費として加算されていく仕組みになっているようです。
タマホームの断熱性能の評判は?
ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーでは、断熱性能や気密性能が悪いのではないか、、、といった不安をお持ちの方もおられると思います。
確かに価格の安さゆえ、目に見えない部分にはあまりお金をかけないのでは?といった勝手なイメージもあります。
ここではタマホームの断熱性能に注目してみました。
主力の商品といえば「大安心の家」シリーズですが、余計なコストは抑えつつ、高い住宅品質を実現されているシリーズとして注目を集めています。
この大安心の家では、壁と天井にはグラスウールの断熱材が、床にはポリスチレンフォームの断熱材が施工されています。
そして、タマホームでは地域によって断熱材の仕様を変えており、そうすることで断熱等性能等級4(最高等級)をクリアした高い断熱性や気密性を実現されています。
断熱性能を確かめる時には、まずどのような断熱材が使われているのか確認されると思いますが、窓やサッシ性能なども重要になってきます。
窓に関してはLow-Eペアガラスが、サッシに関しては樹脂サッシが採用されており、この組み合わせによって外気をシャットアウトできるため、冷暖房の効率も良くなり、光熱費を節約することもできます。
いかがでしょうか。
ローコスト住宅を実現されているわりに、高い断熱性能を実現されているようですが、実際にタマホームの家に住まれているオーナーの方々のリアルな評判も気になりますよね。
タマホームの断熱性能に関しては、以下のような口コミがありました。
①30代(男性)
「10年ほど前にタマホームで建てました。
特に大きな問題もなく快適に生活できていますが、標準の断熱材だと何とか新省エネルギー基準をクリアしているため、思ったほど断熱効果は高くないように思います。」
②40代(女性)
「寒冷地仕様の対象となっている地域で、タマホームの家を建てました。
冬場は寒く、階段や廊下、2階が寒いです。
リビングに関しては、シャッターを閉めて、暖房を付けっぱなしにすると暖かく、一度暖かくなると寒く感じることはないです。」
※お住まいの地域などによっても異なってきますので、あくまで参考程度となさって下さいね。
タマホームはローコスト住宅のハウスメーカーでありながら、比較的断熱性能は良い印象があります。
これから、家づくりを計画している方は、断熱性能以外の評判も含め検討していくと失敗しない家づくりが出来るでしょう。
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