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014 好条件の宅地は毎年減っている

好条件の宅地があったら、買いますか? 
 
地盤セカンドドットコムのおしょうです 
 
今日は、好条件の宅地は毎年減っている、について 
 
地盤を知らないままマイホームを建てると後悔する理由です 
 
前々回まで5回にわたって 
改良工事が何故必要か? 
主な改良理由は5つあります、って話をしました 
 
5つの例を見逃した方は、投稿を遡りましょう 
 
さて、改良率ってどのくらいだと思いますか? 
 
あ、改良率っていうのは、100件調査して何件(何%)改良判定になるか、ってことです 
 
30%くらい? 
 
……改良率30%くらいと言われていたのは、10年前の話です 
今だと、38~42%は改良じゃないかな 
つまり、100件地盤調査したら、40件くらいは改良工事判定ってことです 
 
改良率が高くなった背景には 
好条件の宅地は毎年減っている、ってことが挙げられます 
 
この話、ほとんど、住宅会社や不動産屋から聞くことはないでしょう 
 
僕だったら、営業トークで絶対使いますけどね! 
結局、営業なんて 
・今買うべき論 
・これにすべき論 
この2点以外にありえません 
 
このポストをチェックしてる、営業職の方は、ここを意識するだけで成約率爆上がりです! 
 
年間着工棟数、2024年は83万戸の見込です 
90年代は120万戸でした 
激減していますが、それでも毎年こんなに新築が建てられます 
マンションとかアパートも含むから、一戸建てだけじゃないけどね 
 
冷静に考えると 
条件が良い土地って、誰もが欲しい土地ですよね? 
ってことは、もう誰かが住んでいるんです 
 
だから、年々条件が悪くなる 
駅から遠いとか 
地盤が弱いとか 
高低差があるとか 
陽当たり悪いとか 
三角土地だとか 
水田への盛土造成地だとか 
池や沼の埋め立て地だとか 
 
戦後、高度経済成長期を支えた住宅は 
スクラップ&ビルドな住宅でした 
築20年なんてもうボロ屋です 
すぐに建替が必要です 
 
でも、90年代以降の住宅は長寿命化してきました 
なかなか建替というか解体はしない 
代わりに、増改築・リフォームの需要が伸びてきました 
 
住宅ローンだって、35年ローンがスタンダードになり、 
金融機関によっては、もっと長いローンも出てきました 
僕がこの業界に入った頃は一戸建ては30年ローンでした 
マンションはコンクリート造なので35年ローンでしたけど 
 
流石に50年ローンとか、65歳以上からローン組むとかはやり過ぎ感ありますが 
 
新築を建てる場合は、条件のよい土地は、毎年減っている 
だからこそ、改良工事が必要ならすべきだし 
その土地にどんな災害リスクがあるのか、把握しないといけない 
 
防災減災ってよく耳にしますよね 
 
究極の防災減災は、何か分かりますか? 
 
それは、災害リスクのない土地に住むことです 
この辺は、僕の専門領域でもあるので、今後も地盤にからめて語ると思います 
 
一生に一度のマイホーム、少しでもよい条件の土地が見つかるとよいですね! 
 
でも、適当な地盤調査結果で計画が進むこともあるので、注意してね 
 
 
地盤調査でもやもやしてる方は 
おしょうにセカンドオピニオンしてみたらどうでしょうか? 
料金などお気軽にDMでお問い合わせください 
調査報告書の読み方も教えますよ 
 

coming soon


 
次回の説法は、『地盤調査は答え合わせ』です 
お楽しみに!

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