054 怖いか？液状化の闇を暴く俺の才能が！⑧
役所とかに液状化対策を指摘されたらどうする？
地盤セカンドドットコムのおしょうです
今日は、液状化現象に広がる業界の闇⑧、について
地盤を知らないままマイホームを建てると後悔する理由です
短期連載シリーズ『液状化現象に広がる業界の闇』についてです
①地盤保証では液状化現象は保証されない
②液状化判定は普通の地盤調査会社ではできない
③改良工事をしても液状化対策にはならない
④同じ改良工法でも液状化対策だと倍のコストがかかる
⑤液状化対策は、自治体によって違う
⑥改良なし判定の土地でも、液状化対策の改良工事をすべきか
⑦誰が液状化対策工事の要否を決めるのか
⑧検査機関から液状化の見解について指摘があったら
⑨某有名メーカーが鋼管杭工事を禁止にした驚きの理由
今回はこれ
⑧検査機関から液状化の見解について指摘があったら
立場上、住宅会社さんや地盤会社さんから相談をよく受けます
中でも、慌てて（びびって）電話がくるのが
『検査機関から指摘事項が来ちゃったよ！どうしよう？』
って奴です
まぁ、検査機関絡みの闇もいくつかあるので、そのうち語るかも……
住宅を建てるときには、建築行政に建てて良いか申請をします
これが、建築確認申請ですね
つまり、住宅会社の設計士やプランナーと楽しい打ち合わせの結果、できたマイホームプランが、
ここダメだから是正しなさい、とか
これ安全の根拠はどうなってるの？、とか
指摘を受けて、変更されることもあるんですよ
建売とか、規格プランならあまりないけど（ゼロではない）
完全オーダーメイドの注文住宅だと、指摘の可能性は少し上がりますね
住宅に関する質疑には、住宅会社で回答しますが、
地盤に関することは、回答できないので、地盤会社に泣きつく訳です
住宅会社は、地盤の素人さんですからね
でも、安心してください
検査機関も、地盤の素人さんです
だから、質疑があるんですね
分からないから
なので、僕に相談が来る場合は、
「こんな回答でOKですよ～」って、さらっと対応してあげています
液状化で多いのは、シンプルな質問です
「液状化現象は考慮されていますか？」
こんな質問、住宅会社さんが受けたら
「え？知らんがな」
「あれ、なんか対策しないとダメだっけ？」
「液状化調査なんてしてないよ～」
ってビビる訳です
今年2025年4月には法改正があります
・4号特例の縮小
・省エネ基準適合
ですね
この辺は、お施主さんには難しい専門的な話かなと解説はしていませんが、
もしかしたら、語るかもしれません。
だって、前日、住宅業界に特化した優秀なコンサル会社さんと話したときに、
「法改正、理解してる住宅会社2割、ちゃんと取り組んでるの1割くらいだよ」
って言われたので。笑
なかなか、ヤバいでしょ
このしわ寄せが来るのは、あなた方お施主さんです
もし、着工や竣工が遅れて
「国の法改正の影響で～」
なんて言い訳してきたら、事前に対応してなかっただけですからね！
そんな予備軍が8割・9割いるとか、マジで頭が痛い
あ、今日はその話題じゃない。笑
要は、あなたの関心のない処で、法改正ってよく行われているんです
それによって、コストは確実にアップします
今まで不要な書類や検討が増えて、外注も出てくるでしょう
液状化についても同じです
現在、一部の検査機関では、3階建ては液状化検討を必須にしています
おそらく、近い将来の法改正を見越しての動きです
多分、まずは3階建ては液状化検討が全国で義務化になり、その後2階建て・平屋にも義務化になります
今回の『4号特例の縮小』はその先兵です
ということで、液状化の闇シリーズが終わったら、4号特例縮小について語りますね
自分たちにどんな影響があるのか、考えててくださいね
今回、僕は自分のビジネスとして『個人客専門・地盤調査のセカンドオピニオン』を開業した訳ですが、
プレミアムプランに含まれる『液状化リスク簡易レポート』は、
今まで作ってきた住宅会社向けの液状化簡易判定の上位モデルです
10万円近い金額で、住宅会社からあなた方、お施主さんに販売してると思いますよ
それよりも充実した内容なので、いかにおしょうのセカンドオピニオンがお得か分かりますね！
今年以降も、また法改正され、液状化判定の需要はますます増えるでしょう
値上げしても依頼は増えます
地盤調査でもやもやしてる方は
おしょうにセカンドピニオンしてみたらどうでしょうか？
調査報告書の読み方も教えますよ
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知識もなく、泣き寝入りする時代は終わりました！
次回の説法は、『液状化現象に広がる業界の闇⑨』です
お楽しみに！