015 地盤調査は答え合わせ
地盤調査する前に判定結果は分かってるって、知っていましたか?
地盤セカンドドットコムのおしょうです
今日は、地盤調査は答え合わせ、について
地盤を知らないままマイホームを建てると後悔する理由です
どうして地盤調査するのか?
それは、安全で安心なマイホームを建てるためです
地盤調査して、問題があれば、改良工事をしないといけない、ってこと
担当の営業マンに、ちょっと意地悪な質問をしてみてください
「この土地(検討不動産)って、地盤どうなんですかね?」と
十中八九、「調査しないと分かりません」って言われます
当然ですよね
でも、僕から言わせれば、それはただの無知なんです
地盤のプロが「調査しないと分かりません」って回答するのと、
営業マンが「調査しないと分かりません」って回答するのは
全く観点が違うんですね
営業マン:
「は?知らねーし。調査してないんだから」
地盤プロ:
「予測はできてるけど、現場の現況に左右されるから調査しないとね」
違い、分かります?
つまり、
多くの住宅会社は、行き当たりばったりで、地盤調査するんですね
やってみないと分かんない
改良なかったらラッキー、って
でも、地盤のプロにとって、地盤調査は答え合わせなんです
ここは、こんなデータで改良だろうな、とか
こんなデータがとれるだろうから、改良ないだろうな、とか
もっといえば、ここの予測ができるから
セカンドオピニオンが可能なんですよ
「あれ?この調査データおかしくないか?」って気づくので
どこかの会社が、改良だと判定したなら、他で再解析しても改良なんです、普通はね
だけど、補測点とれよ、とか
このデータおかしいよね、とか
疑問が生じることもあるんです
補測点については、また別の機会に説明します
極論、データ見なくても、住所聞いただけで、「改良」って分かる場所も多いんです
ここはこんなデータだろうな。あ、やっぱり、当たってた
という感じで、地盤調査は、自分が立てた仮説への答え合わせなんです
僕は、今まで55名の地盤調査員・地盤解析者を指導・育成してきました
北海道から沖縄まで、全国の地盤調査員へダメ出しもしてきました
彼らにも「地盤調査は答え合わせだ」と繰り返し指導しました
たとえば、ここは10mまで貫入するのに、1mも入っていかない現場があったとします
だめな調査員は「ラッキー固くて入らない。終了」ってなります
まともな調査員は「おかしいぞ。地中障害があるに違いない」って次のアクションに入ります
一生に一度のマイホーム
夢のマイホーム
35年ローンのマイホーム
大事な家族と過ごすマイホーム
終の棲家
子や孫に残したい資産
あなたは、どっちの調査員に調査して欲しいですか?
答え合わせする人としない人、どっちに判定して欲しいですか?
地盤調査でもやもやしてる方は
おしょうにセカンドオピニオンしてみたらどうでしょうか?
料金などお気軽にDMでお問い合わせください
調査報告書の読み方も教えますよ
次回の説法は、『布基礎とベタ基礎だけじゃない』です
お楽しみに!
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