046 怖いか?液状化の闇を暴く俺の才能が!③
一体いつから……?
地盤セカンドドットコムのおしょうです
今日は、液状化現象に広がる業界の闇③、について
地盤を知らないままマイホームを建てると後悔する理由です
短期連載シリーズ『液状化現象に広がる業界の闇』についてです
①地盤保証では液状化現象は保証されない
②液状化判定は普通の地盤調査会社ではできない
③改良工事をしても液状化対策にはならない
④同じ改良工法でも液状化対策だと倍のコストがかかる
⑤液状化対策は、自治体によって違う
⑥改良なし判定の土地でも、液状化対策の改良工事をすべきか
⑦誰が液状化対策工事の要否を決めるのか
⑧検査機関から液状化の見解について指摘があったら
⑨某有名メーカーが鋼管杭工事を禁止にした驚きの理由
今回はこれ
③改良工事をしても液状化対策にはならない
これも、多くの方が誤解していますね
改良工事したんだから、地震にも強くなってるし、液状化にも有効だよね?と
一体いつから……液状化対策になると錯覚していた?
とBLEACHの藍染惣右介から言われてしまいそうです
何度も言いますが、
地盤判定は、平時の不同沈下についての判定です
不同沈下しなさそうなら、改良なし判定だし、
不同沈下リスクが高いなら、改良判定になります
有事=地震は免責なので、考慮しません、関係ありません
なので、改良工事の対象は、あくまでも不同沈下です
不同沈下対策なので、耐震性を上げる工事ではありません
当然、地震で起きる液状化対策でもありません
そもそも、液状化対策となる改良工事は、
非液状化層である固い支持層(岩盤)まで鋼管杭を打つ必要があります
柱状改良も表層改良も、多くのGBRC認定工法も液状化対策には不向きです
雑に言えば、改良体が地震で折れるとか
対策工事以外の層で液状化が起きたら影響くらうってことです
液状化対策となる改良工事の話は次回します
もし、住宅会社の営業マンが
「残念ながら判定は改良工事ですが、地震対策にもあるので安全性が増しますよ」
なんて言ってきたら、そんなレベルの会社です
地盤調査でもやもやしてる方は
おしょうにセカンドピニオンしてみたらどうでしょうか?
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調査報告書の読み方も教えますよ
次回の説法は、『液状化現象に広がる業界の闇④』です
お楽しみに!