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グッドデザイン賞の応募資料を公開します

弊社のサービス「マイホームアプリ マイホム」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2022年度グッドデザイン賞」てグッドデザイン賞を受賞いたしました。
プレスリリースはこちら

一次審査応募の際に提出した資料に、デザインをした背景など、普段は表現できていなかった弊社のクリエイターチームの想いものっているので、ぜひご覧ください。

一次審査応募資料

概要

マイホムは、家を建てる際に生じる膨大な情報や書類を アプリで一元管理し、家を建てたい人(オーナー)と、家を建てる人(ビルダー) のやりとりを手軽に行うためのマイホームアプリです。これまでの建築過程における課題をテクノロジーの力で支え、人生最大の買い物である「家づくり」に新しい体験を生み出します。

デザインのポイント

  • 人生最大の買い物である家づくりを、リアルとデジタルが融合した体験の中で行える価値の提供

  • 紙の情報管理が主流の住宅業界に対し、住宅にIDを付与し情報資産としてポータブルに利用できる体験の提供

  • 建てた工務店と連続的につながり続けることで、自分自身の家の管理を手軽に行える価値の社会実装

デザインが生まれた理由/背景

家づくりは人生最大の買い物ですが、お客様はそれに相応しいサポートを受けられていませんでした。 接客時もパーソナルな提案を受けることはほとんどなく、契約後もらう書類、毎週の打ち合わせで生まれる膨大な資料・図面、住宅ローン手続き、申請書類、各種設備、建材の資料や確定仕様書、着工が始まれば撮る膨大な写真、引き渡し時には、銀行から契約書を受領し、住宅会社からも生活の資料や取扱説明書、メンテナンスの手引き、各種保証書など、段ボールいっぱいの書類をすべて紙で渡されるのが現状でした。 お客様は家をつくる時、あらゆる情報をネットで検索し住宅会社を選びます。しかし、来店してからは、あらゆるやりとりはアナログに戻され、ひたすら紙を渡される不便を強いられています。

住宅業界は全国の家の75%を中小零細ビルダーが作っ ています。これらの課題に気づきながらも、自社だけの経営資源で解決することは構造的に困難でした。

デザインを実現した経緯とその成果

マイホムは、ハウスオーナーのあるべき理想と現実との乖離を解決できるテクノロジーを、ビルダーにも手軽に使えるように設計されています。 ビルダーで初回の接客を受けたお客様が、自宅に帰ってからマイホムをみると、その日の物件を閲覧できます。 お客様と行う日々のやりとりは、ビルダー内でオープンになって、引き継ぎ業務を効率化します。 デジタルの設計図面は、そのまま共有できてバージョン管理も行われます。ハウスオーナーへはプッシュ通知で直ちに共有され、閲覧も把握できます。データはずっと保存されるため、「言った言わない」のトラブルをなくします。 建設現場からの報告は画像つきでタイムライン形式で投稿されるので、共働きや子育てで忙しくて、なかなか現場を見に行けなくても安心して家ができあがる様子を確認できます。 マイホムは想い出アルバムになり、子どもにも引き継げる"マイホームの歴史"という価値を提供します。

社会的意義

住宅は、実物資産であると同時に、新築時は設計図、建築確認申請書類、住宅設備の情報など大量の情報があり、引き渡し後もリフォームの履歴が発生します。 ほとんどの住宅会社やリフォーム会社は、これらの書類をデジタルで作成して、ハウスオーナーには紙で手渡しています。 紙になることで、管理の手間が発生する上に、情報の再利用価値が下がります。マイホムはデジタルのまま情報の受け渡しを可能にします。情報が失われた住宅は、築年数を経るほどにメンテナンス性が下がり、急速に価値を失います。 マイホムは住宅に関する情報を、情報資産として再利用可能にします。また、工務店とのつながりを引き渡し後も継続します。 これによって、家の管理を簡単にして、住宅価値を維持することに寄与していけると考えています。 日本の住宅が短命で、スクラップ・アンド・ビルドが繰り返されている現状を、デザインの力で解決していきたいと考えています。

クリエイティブ

最後に

マイホムでは引き続き、グッドデザイン賞受賞に恥じないように、より良いサービスを、「家をつくる方」と「業界の皆様」に向けて提供してまいります!

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