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思春期の子育て 相談先をみつけた!
前回、子どもたちの激しいケンカに悩んで、今後の対応について考えをまとめました。
子育てって、本当に一人じゃ抱えきれないことばかり。特に、小学生高学年になると、頼れる人がいなくなって孤独を感じてしまうことが多くなっていきました。
保育園時代、先生方には本当にお世話になり感謝しています。あれだけ毎日子どもと向き合ってくれて、相談に乗ってくれて…。でも、小学校に上がってからは、頼れるサポートも減っていき、子供の思春期もはじまり、、今回のケンカで改めて、子育ての壁を感じました。
そこで、今回あるサービスを利用してみることにしました。
利用してみて、気持ちが少し楽になって少し俯瞰的に見れることもできたので、行動してみてよかったなと思いました。
調べてみた、活用できそう、活用してみたいサービス
①スクールカウンセラー
学校で面談できるもの。予約制なので、突発的なことには対応できない。
②親子のための相談LINE こども家庭庁
LINEで相談できるシステム。チャット形式で問題なければ利用してみたい。
③住まいの地区の保健所
幼児までのサポートが手厚く、子供が小さい頃お世話になりました。予約制。
④児童相談所・児童相談センター
ちょっとハードルが高いイメージ。緊急時の介入的要素が強い。
今回の私の場合は喧嘩をした翌日に、自分の気持ちの整理も含めて相談したかったので、直接相談できるサービスを探しました。
そして見つけたサービスがこちら。
⑤こども相談室(東京臨床心理士会)
臨床心理士さんが電話で子ども自身や保護者の方を対象に、子どもの家庭生活、親子関係、友だち、あるいは学校生活などの悩みについて相談にのってくれます。
名前からはこどもの相談先なのかな?と思ったけれど、保護者も対象ということで、電話をしてみました!
※一部プライベートな内容は割愛して掲載し直しました。
兄弟喧嘩があったこと、ヒートアップして、怪我にまで発展してしまったこと。今後同じようなことが起きないようにどうしていくのがいいのか、相談してみました。
電話にでてくれたのは優しい雰囲気の男性の方。
私の話をじっくりと聞いてくれ、今の状況を客観的に見てアドバイスをしてくださいました。
その中で、私が大きく気づかされたことが2つあります。
1. 謝る大切さ
いつも兄弟げんかは日常茶飯事。気づけばケロッと仲直りしていることも多いです。
お兄ちゃんは謝れましたか?という問いかけに、本人は反省していたものの、謝れていないこと、私も声掛けができていないことに気づきました。
学校から帰ってきた兄と話しをして、きちんと謝罪を伝えることができました。
すごく大事なことですよね。
視点が狭くなってしまっていて、とても大切なこと見落としてました。
謝ることで、お兄ちゃんは自分の気持ちを整理できたと思うし、弟にとってもよかったです。
今まで、私は兄弟げんかの度に、ただ早く収束させようとしていました。でも、「謝ること」 の大切さを理解し、子どもたちにその機会を与えることの重要性を実感しました。
相手への尊重: 謝ることは、自分の行動が相手を傷つけたり、不快にさせたことを認め、相手の尊重につながります
関係修復: 誠意をもって謝ることで、壊れた関係を修復し、良好な関係を築き直すことができます
成長の機会: 謝る経験を通して、子どもたちは自分の行動を振り返り、反省し、成長することができます
2.無意識の否定的な言葉
私は、子供の頃から過干渉な家庭環境で育ちました。何をやってもなかなか認めてもらえず、体罰を受けることもありました。そんな経験から、自分の子育てでは絶対に同じようなことはしないと心に決めていました。
お兄ちゃんは、学校では優等生。でも、家では学校の姿とは正反対で、弟にちょっかいを出したり、感情的になると暴力を振るうことも。塾の宿題もせずに、だらだら過ごすことが多いです。
お兄ちゃんはのそういった行動を見るたびに、私はイライラしてしまい、あれもやってない、これもやってない、あれをしなさい、これをしなさい、つい、彼に否定的な言葉を伝えてしまっていました。私の理想を押し付けてしまっていたのかも。
カウンセラーの方からは、こんな言葉をかけられました。
「学校で頑張っている中で、家に帰ってくるとお母さんは否定的なことばかり言う。弟くんはお母さんに怒られない。それでイライラしちゃって弟くんに絡んだりしちゃうんじゃない?」
その言葉に、私は深く納得しました。
確かに、長男の良いところを見過ごしていたのかもしれません。
「学校でよく頑張ってるね」 「この前、弟に優しくしてくれてありがとう」できていること、彼の良いところを認めてあげること、大切ですね。
相談してよかったこと
まず、電話で話すこと、吐き出すことで自分の気持ちと状況を整理することができてよかったです。話して伝えられるって、大事です。
今回の相談で、私は自分の子どもへの対応を少し俯瞰的に見直すことができ、これから私ができること、心がけていきたいことが見えてきました。
また、「何かあればいつでも相談してください」と言われたことで、相談できるところがある、と心強く安心感につながりました。
もし、同じように悩んでいる方がいたら、一人で抱え込まず、誰かに相談したり、新しいサービスを利用したりすることをおすすめします。
この記事が少しでも役に立てたら嬉しいです。
一緒に子育ての悩みを乗り越えていきましょう。