ヘナカラーにかける想い①
Myhair私ノ髪代表の神崎智樹です。
なぜ弊店はヘナカラーにこだわっているのかをお伝えしようと思います。
目次
・ヘナカラー導入にあたった経緯
・お客様の髪や頭皮の症状
・美容室業界の提言
・どんな方に合うのか?
・ヘナカラーをされているお客様はどう変わったのか?
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【ヘナカラー導入に至った経緯】
私自身の髪には、以前は普通に白髪染めをしていました。
ところが15年ほど前から白髪染めをするとかゆくなりました。3日ほどで収まったので、
今回だけかな?とも思い、白髪染めを続けていると、どんどん症状がひどくなる。
かゆみも酷くなっていき、頭皮を掻きむしるようになり、首も耳をすごくかゆくなる。
そして染めた次の日に、頭皮にたんこぶみたいなものがいくつもできるようになり、それが頭皮全体に広がるようになる。もちろんすごくかゆい。
そのうち首や耳が膿みだすようになり、最後には頭皮から膿みが流れてくるまでに至りました。
これはもう白髪染めで染めることはできないと判断し、他のもので白髪を染めることを模索するようになりました。
それが10年ほど前のことです。もちろん今でも白髪染めをすることはできませんし、体の皮膚のどの部分に白髪染めの材がついてもかゆくなり、赤くただれる症状が出ます。美容師としては致命的なことでした。
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【お客様の髪や頭皮の症状】
以前から白髪染めでかゆくなるというお客様からのお話しは聞いてはいたのですが、自身がそうなる前はそのお気持ちが分からずに、頭皮に保護オイルを塗布するなど少しの対策しかしていませんでしたが、自身が症状が出ると、「これは深刻だな、、」と考えるようになっていきました。
そして白髪染めでかゆくなるお客様がどんどん増えて来ているように感じます。
そこで調べてみると、白髪染めの中にアレルギー症状を引き起こす通称「ジアミン」という劇薬成分が入っているのですが、「ジアミン」に対する人間の体の耐性は100~150回ほど。もちろん個別差はあるのですが、その回数を超えてくるとかゆみが出たりするアレルギー反応が出てくるみたいです。
月1回染めるとすれば、やく10年ほど染め続けるとアレルギー反応であるかゆみやかぶれがでてきやすい。
どれだけ染めても症状はでないという方も多いのですが、体の「耐性」としてはその回数らしいのです。
また、「ジアミン」は強い発がん性物質であり(1~5段階の上から二番目の4)、EU諸国や先進国において「使用禁止」の国も多いのです。
ではなぜそんな「劇薬」であり強い発がん性のある「ジアミン」を日本のメーカーは使用しているのか?
それは「ジアミン」を入れるとよく白髪を染めることができて効率的な上に、コストが安いからです。
次回へ続きます。