「箒(ほうき)＆はたき」が優秀すぎて惚れ直した件

掃除は掃除機でするのが当たり前。そんな常識が、実はあてにならないことに気づいてしまった投稿でございます。なんだか挑発的だなぁ（笑）

考えてみると、アラフィフの私でも幼い頃から掃除は掃除機をかけてなんぼ、家の室内の掃除に箒を使うなんてことは、たぶんなかったと記憶しています。いや、幼稚園時代は箒＆雑巾がけのお手伝いはしたか。。。

いずれにしろ、昭和の時代は掃除機様々の時代であったことは確かです。だから、実家を出て２ＬＤＫ住まいの現在も、掃除機の購入は当たり前と思われました。

なぜ掃除機を購入していないのか！？理由はただ一点、大きな家電製品を増やしたくなかった！　そうなんです、ミニマリスト標榜！？ってこともないけれど、せっかく引越したんだもの、今までとは違う暮らし方をしみようと決めたこともあり、掃除道具に「箒＆はたき＆雑巾」の３点セットで当面しのぐことにしました。

しのいでみて分かったこと。

①　まず「しのぐ」というお言葉自体が不似合いである！それほど手軽にキレイになる箒＆はたき（時々雑巾）！

②　この掃除をしていたであろう昔の日本人すごい！ついでに「浄化」とか「波動」の意味が腑に落ちた。。。！！

一言でいうなら、要は

「箒＆はたき＆雑巾」おそるべし！

ということですね！

「箒＆はたき＆雑巾」掃除の極意とは？

３点セットは掃除機と何が違うかと問われたら、「隅々の掃除ができること」であり、汚れた場所に「直接触れることができること」ではないかと思います。これ、恐らく掃除のもっとも重要な点かと思われます。この２点をたった最低２つの道具でできてしまうことが、優秀すぎる理由なのだと思うに至りました。

つまり隅々をどのように掃除できるかが掃除の質を左右するということ。　
　

そうなんです。隅々を「『吸う』より『触れて祓う』ことが最強の掃除」なのではないか。

現代の住環境は、フローリングあり、畳あり、カーペットあり、なので、全ての場所をキレイにしようと思ったら、確かに掃除機が効率的ではあることは確かなんですが、布ものがない場合に限っては、３点セットの掃除力＆浄化力は半端ないです。

「箒」は何しろ隅々まで手が届きます。角、隅、間、どこでもござれ。境目のホコリは掃除機では吸ったつもりでも、意外と残っているのに対し、箒の先っぽはどこでも届く細やかさ。吸うだけではとれないホコリがしっかりとれる。

はたきにいたっては、上のホコリを落とせるという優れもの。下だけきれいにしても意味がない、ということを、はたきをかけると思い知らされるわけです。こんなんホコリたまっとるん！？ひぇ～！！

そして、掃除機は吸ってはくれますが、お尻からゴミを通して空気がでているので、澱んだ風がまた室内を舞うわけです。

箒はひとまず、空気を汚さずゴミを集められる。１か所にためたら捨てるだけ。まとめたホコリやゴミの量を見て、まず驚く。実際、１日掃かないだけでもこんなにホコリって溜まるんかい！とびっくりします。それだけでも毎日箒で掃きたくなる。効果抜群です（笑）掃除機ではホコリの量はわかりませんから。可視化できるって大事〜。しかもコードもコンセントも充電も不要。前準備も必要なし！

「箒＆はたき＆雑巾」はなぜ浄化力が強いのか？

こんな風に書くと、いかにもスピ系の、見えないものが見える人のように誤解をうけそうですが、ご安心ください。全く見えませんし、全く鈍感です（笑）。その私が『浄化力が強い』と言ってしまうわけには理由があります。

掃除機を使っていると、「吸う」ことが掃除のように感じますが、「祓う」ことがそもそもの掃除の意味なんですよね。

「箒＆はたき」は祓う道具であり、実質的な汚れとり・埃とりの道具です。しっかり床面に触れることで、細かいホコリやごみをしっかり掃くことができます。掃除機は吸うだけ。つまり埃が全て取れているわけではありません。実際、掃除機後の部屋の隅やフローリングなどを見てみてください。うっすらホコリが残っていることがあります。

３点セットの最も効果を実感する場所は、畳、フローリング。めちゃくちゃ主観ですが、３点セットの掃除後のその場所は、実に気が落ち着いていて、実際のキレイ度も浄化力も半端ない清められたような空気を感じるんです。

最初の一人暮らしの時は、こんなこと感じなかったけど、今回の２ＬＤＫ生活ではなぜか早々に痛感。時代の流れで気付けるようになったのか、大人になったから気づくようになったのか　笑笑。

いずれにしろ、日本人の世界一キレイ好き潔癖症も、もしかするとこんなお掃除ＤＮＡからきてるのかも～とまで思うに至っております。

見直したぜ日本人！！　３点セットの威力、是非お試しくださいませ～

最後までお読みいただきありがとうございました！