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冬の澄んだ空のような貴方へ

朝、カーテンから溢れる陽射しで目が覚めた。
窓を開けたらここ最近見ていなかった雲ひとつない快晴が広がっていて、まさに今日という日にピッタリだった。
今日はTravis Japanのメンバーであり、わたしの担当である川島如恵留さんの28回目のお誕生日だ。

如恵留さんを好きになってから、もうすぐ1年が経とうとしている。
誕生1万日の時にも書いたように、わたしが如恵留さんを好きになったきっかけは2020年に公開されたお手紙動画だった。

元を辿ると実は一目惚れだったことは後で知るけど、パフォーマンスよりも何よりもわたしは彼のパーソナルの部分が推す決め手となった気がする。

トラジャが気になり始めてすぐの頃、彼らのYouTubeで「彼女と初デート」というお題でコーディネートを組む企画を見た。その時に、「彼女」ではなく「恋人」と言い換える如恵留さんがいい意味で衝撃的で、すごく印象に残っていた。

わたしは、アイドル誌でよくある「彼女にするならどんな子がいい?」や「好きな女の子のタイプは?」というような質問が苦手だ。

少しパーソナル的な話になってしまうけど、わたしはからだの性もこころの性も女性で、恋愛対象も現在は男性なので、この質問はむしろ有難いものであるはず。
それでも、どこかむず痒く感じてしまうことが何度かあるし、今も耐性がないからウッとなることがある。だからこそ、あの時YouTubeで見た如恵留さんの発言が忘れられなかった。

如恵留さんはこの後の企画でも、カンペには「彼女」と書かれているものを「恋人」と言い換えたり、トラジャのオリ曲である"Happy Groovy"の歌詞の中にある"boys and girls"を"hey you guys"と変えたり、彼を応援している中で度々「配慮」が見える。

これがわたしにとってはものすごく心地よくて、彼の言動はわたしがジャニーズのアイドルを好きになった時からずっと抱いていたモヤモヤを絶対に感じさせないし、むしろ一つひとつ丁寧に取り除いてくれるんだ。

さっき配信されたインスタライブでも、自分たちのInstagramはわたし達の好きなタイミングでフォローしてね、というように発言してくれて、彼のこういうところを好きになったんだよな、と電車の中だったにもかかわらず顔がほころんでしまった。

自分の確固たる信念や考えを持っているけど、各々の個性や考えを否定することはしない。こんなにも相手に対して真っ直ぐで、聡明で、慈愛に満ちた人にわたしは出逢ったことがなかった。
そんな人をいま好きでいられて、「アイドル」と「のえ担」という関係性で在り続けられることがものすごく幸せ。

如恵留さんに出逢ってからのこの1年間、たくさんの出来事があった。

大学生活4年目にして初めて、知らない人しかいない「手話」の授業を受けたこと。そして、そこで素敵な出逢いがあったこと。
ずっと受けるか悩んでいた検定を思い切って応募して、無事に合格できたこと。
何か素敵な出来事がある度に、今日のようにnoteで自分の思いを綴るようになったこと。
初めてしっかりとしたお誕生日ケーキを作ろうって思えたこと。(これは失敗しちゃった)

どれも如恵留さんがきっかけだし、思い返してみるとここ最近のわたしの原動力はすべて如恵留さんみたい。こういう瞬間に、「好き」を実感して少し恥ずかしくなっちゃうな。

有難いことに、周りのオタク友達に「やっぱり如恵留担だな〜」や「担タレすぎる」という言葉をかけられることが多い。
ロールモデルと言うには恐れ多いけど、如恵留さんに出逢ってからいい意味で考え方とか言葉の紡ぎ方とか影響を受けてきたし、最近それがようやく自分のものになってきたような感覚があったので、そう言ってもらえることがすごく嬉しい。

今年の3月に渡米発表をされた時、「トラジャが帰ってくるまでに彼らにとって恥じない人間になる」という目標を立てた。彼らのデビュー発表と同じ時期に自分の卒業後の進路も決まったので、無事にこの目標は叶ったと思っている。

でもまだまだやりたいことや夢はたくさんあるから、「わたしは川島如恵留のファンなんだぞ!のえ担なんだぞ!」と胸を張って言えるようにこれからも色々なことに挑戦したい。

そう思えるようになったのは紛れもなく如恵留さんのおかげ。
貴方と同じ時代を生きられていることに、心から感謝しています。この世に生まれてきてくれて、アイドルになることを選んでくれて本当にありがとう。どうかこれからも健やかでいてください。
28歳が貴方にとって素敵な1年でありますうように!

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