【JAWS FESTA 2024 in 広島】JAWS初参加から一年。変わらずある、やわらかな学び。やっぱり楽しかったので理由を分解してみる。【当日スタッフでした】
JAWS FESTA 2024 in 広島に参加しましたの記録です!
JAWS全国イベント参加記シリーズ第三弾🙌🏻
私のJAWS初参加は昨年のFESTA 2023 in 九州、それから地元を中心にさまざまな勉強会イベントに参加・登壇・運営などなど。
JAWS DAYS 2024でもとても楽しい体験ができ、そこでスタッフやりたい!と思い言葉に残し、実際に今回は当日ボランティアとして参加しました。
過去ブログはこちら!読まなくても全然OK、だけど読むとストーリー性がありそう。
具体的な感想というよりは、この空間でこういうことを感じましたというポエムです。
スタッフ参加して
こんな理由で応募していた
上記のJAWS DAYS 2024の感想記事にも書いていますが、改めてこんな理由でした。
コネクションが増やせる・つなげる役割ができるから
Tシャツを着てスタッフの仕事しているだけでまずいろんな人と話せます。Community Buildersを目指したい
これは戦略的な理由。
全国規模イベントのスタッフ経験はグローバル視点でも大きいですよね。
やってみて、どうだった?
一般受付と司会をやっていました。
スタッフでしか得られない経験はやっぱりある!
エンジニアとしても役立つスキルを実践できる
まず、自分の役割をいきなりスムーズにはできませんでした。
マニュアルを読んで頭の中で手順をしっかり考えていても、いざ動くと想定不足がいろいろ出てくる。
仕事を繰り返す中でやりやすいフローが確立できる。 イベントを動かすって、考慮点が多々あるなあと実感しました。
運営メンバーのみなさんがどれだけすごいかとしみじみ。
あらゆるパターンを隅々まで抜け漏れなく考え、理解し、臨機応変に対応していくというのはエンジニアとしても必要なスキル。
極端にいえばコミュニティやコネクションといった目的がなくてもスキル向上のためにスタッフをやるのもありだなと思います。普段の仕事ではそうそう経験できないので。
副次効果でコネクションもできるのでいいことづくし。人と接することが楽しかった!
私はコミュニケーションに自信はないけれど、いい感じに人と接すること自体は楽しくやれます。一年前までは接客業をやっていて、仕事になるとONモードになるタイプ。
一般受付がとても楽しかったです。挨拶するだけでいい気分。 私自身が街中のさまざまな場所でにこにこ対応してもらえるとそれだけで気分よくなるので、自分もそれができたらいいなーと思っていました。
ちゃんとできていたかは分からないけれど、少なくとも私自身は楽しかった。
司会も楽しかったです。必要な配慮には正直抜け漏れや迷いはあったけれど、喋ることは好きだし登壇者さんとの些細なコミュニケーションもできてよかった。
新鮮なサイクルを感じていた
新しい出会い、新しい学びがいつだってあることを強く感じました。
とくに新たな出会いという点で、今回読みが甘くてはじめて名刺が枯渇しました。(酒まつりまでは持ち堪えた)
名刺が厚くなってケースにぴったり入る枚数が少なかったのもあるけれどw それでも想定以上に名刺交換をしました。プレーリーカードもありましたが名刺もしっかり減る。
福岡にいて最近はどこのイベントに行っても顔見知りが多くて名刺交換をする機会が少なくなっていました。それで感覚が鈍り始めていたけれど、JAWS全国規模になるとまだまだ知らない方はたくさんいたし、初参加という方にもたくさん出会って、新しいサイクルがずっとあるなーと感じました。
今こうして(長い)ブログを書けているのも毎回新鮮に感じることや学びがあるからで、常にアップデートがあるのはとても素敵なことだなと考えています。
JAWSはなぜ楽しいの?学びが多いの?
いろんな勉強会に参加しているけれど、JAWSは圧倒的に楽しくて新鮮な学びがあります。
それがわりと毎回だったからこそ今回も本当に得るものがあるかな?と不安でした。能動的に動ける気がしなくて。
でも楽しく学べたのでなんでだろう?と考えました。ここで書くことは完全に個人の主観です。(こういうのは人それぞれの好みによるので)
そもそもAWSという技術領域がよい
AWSは「活用事例」や「課題解決」がキーになることが多いと思います。
例えば言語系カンファレンスだと「技術の深掘り」が多いように感じます。一方でインフラ系はサービスや事業に技術をどうあわせるか、になる。
もちろんテクニカルな話もありますが、それでもとある出来事・事案・失敗談・課題を技術のどういう部分を使ってどう解決していくか?といった話になりやすいように思います。
これは良し悪しではなく単に傾向・分類の話です。人それぞれ、いろんな志向や傾向を持っていて、私にはたまたまAWSが合っていたというだけ。
AWSのビルディングブロックという考え方が好きだし、技術を使ってソリューションを編み出すことは私のやりたいことそのもの。
その事例・解決方法をサービスと技術の両面から学べるのはAWS勉強会の楽しいところだなと思います。
「コミュニティ」「アウトプット」「つながり」への積極的なポジティブさ
参加するだけでもGood!感想を書く、登壇するなどあらゆるアクションもよりGood!という雰囲気がすごい。誰がやってもGood!いいですね。心理的ハードルのなさっていうのかな?
あとはただ褒めるだけではなくネクストアクションの話が飛び交うのもすごくいい。初心者・初参加にやさしいなあと常々思います。
なんとなくやっているだけではそう生まれるものでもなく、コミュニティを引っ張っている方々の気づく力や細かな配慮や発想が生んでいるものだろうなーと思います。今回も学びになることが本当に多かった。
それから登壇者への声掛けしやすい雰囲気、どこから生まれているんだろう?広島事例トラックで司会としてその場にいて思いました、名刺交換の列がなんかいいなー、と。あの雰囲気なら、私でも入っていける(大事)。
なにより、みんな私にやさしい!
表現がなんともいえないけれど。笑
本当にこれです。これが一番で、本質だと思います。
私は人脈形成・関係性を深ぼるためのコミュニケーション力はかなり低くて能動的に喋りかけることが苦手、と自認しています。そんな私でもワンアクション動くだけでその何倍も巻き込んでもらえて芋づる式につながりが増えていく。自分のがんばりや結果もあるかもしれないけれど、それを巻き取ってもらえていることがうれしいです。
もう一つ、駆け出したばかりで経験も少ない私(謙遜ではなく数字が事実)にいろんな話をしてくれる人が多い。
事業や技術、アクションの話。
100%理解できずとも受け取れるものがあって、吸収できて、うれしいです。
一年前とどう変わった?
セッションの内容が分かる、周りの会話が分かる
一年前のFESTA参加時はAWSほぼ未経験で肩書きもまだエンジニアではありませんでした。
当時の記事では、知識ゼロではなかったからリアルに触れられてよかった、と書き残していますが、今回はあの頃よりも格段に解像度が上がっていたように感じます。来年のFESTAでも成長を感じてるといいな。
それとTシャツの背面がYAMLでわくわくできたのも今だから。一年前の私はイマイチ掴めなかっただろうなー…
業界・実務に入ったからこそビジネス・組織的な側面の話題についていけたのもおもしろかったです。
いい感じに一人ではなくなった
一年前は本当に一人だったんですが、今年はさまざまなイベントへの参加経験があって顔見知りもそこそこ増えていたので「誰かがいる」の感覚でいられて怖くなかったです。
単発アクションじゃなくて何かと積み重ねてきたからだなあと思います。
あとは何度も言いますが、スタッフTシャツパワーは心理的ハードルがうんと下がります。
変わらないもの
一年前の自分の感想文を読み返して、自分の興味関心やうれしくなるポイントの根本は変わっていないなと思います。
ソリューションという軸、技術と人間力、尊敬や憧れ。
昨年のFESTA参加後、JAWS-UG福岡で登壇させてもらったことを思い出しています。
自分が大事にしているものが変わっていない安堵と、この一年で得た新たな考え方やスキル、その上にある新鮮な感覚。
一周を経て、これからへの展望
まだまだ未熟だけれど、一年でやれることは一通り経験できたのかな?と思います。きっとこれから初めてのことは少なくなる。そんな中でこれからへのパワーの源をFESTA in 広島で再認識できました。
自分の好きな・興味関心のある技術をより深めていく
いろいろ考えた結果、私の関心はセキュリティ領域です。(ルーツがあって自分自身でかなり納得して選んでいます)
飛び込んだばかりでこれに関しては本当にビギナー。(たとえエンジニアとして一年の経験を経ても、初めての領域へのチャレンジは新鮮でいいですね)
今回いくつかセッションを聴いて、自分の発信できる技術はやっぱり武器になるなーと感じました。
そしてそれが誰かの学びになるならとてもうれしいこと。その時の自分にできる最大限のアウトプットをやっていきたいし、それでプロポーザルも通したい!次の目標は全国イベントでの登壇です!笑
よい効果を生み出せる人になること
スタッフTシャツを着ていれば人をつなげられる、そのハードルが低くなるはず!と思っていましたが自分の性格や力不足であまりできず。やっぱりむずかしいなーと思います。
苦手なことを無理にする必要はなくて、だけど私は巻き込み力が欲しい。苦手なりに人をつなげるとか調和とか良い効果を生むことというのはわたしの「want」です、社内でも社外でも。
そのために何をしたらいいんだろう?で今回得た答えが、日頃からまわりの人・モノ・コトのいいところを見つけるところからかなと思いました。ハードルはあるかもしれないけれど、まずは”発見”が大事だと思うので毎日意識して書き留めることから始めてみたい。
自分が成し得たいソリューションを実現する、ちゃんとステップアップする
自分の軸・こだわり・思想からズレることを無理にやらないのは大事だと思っていて、逆に言えばそれらを何かアクションにできることが私のやりたいことです。
いろんな人がそれぞれ自分のやりたいことを実現している姿をJAWSではたくさん見て、学ぶことができるなあと思います。
よい環境に飛び込めたなと思っているので、この調子でステップアップできるよう精進したいです。
余談
宣伝です
JAWSをはじめとするさまざまな勉強会に参加していく中で、ないものはやるしかない、ということで地元福岡でコミュニティを立ち上げました。
来月11/9!IT業界の女性コミュニティのイベント in 福岡です!
これも今までのJAWS参加経験やそこからつながったさまざまな機会があってこそ生まれたものです。
正直、むずかしいなと思っています。私はジェンダー論に関してあまりにも勉強不足で、何が課題かも掴めてなくて、一歩違えると自分の思想からずれてしまう。そのバランスが本当にむずかしい。
それでもやろうと動けたのは、こぼれ落ちそうなものを拾いたいからです。属性を限定するだけ、ただの共通点による集まり。
その場を求めている人はいる。大きく掲げているものはなくて、細やかな何かを拾って新しいものを生み出せたらそれがうれしいこと。
自分の軸に従って動くことのはじまりだなと思っています。
宣伝その2
AWS関連での登壇が直近2件!
AWS LikersとJAWS-UG朝会です。どちらもオンラインなので何卒🙏🏻
re:Invent 2024 行きます!
所属するFusicという会社での経験、そしてJAWSでの経験などがあったから得られた機会だと思います。
一年でここまで来れたこと、本当に感慨深い。
参加される方、ぜひラスベガスでもお会いしましょう!
まとめ
ちゃんと成長してることを感じる。
新鮮な学びもある。
参加し続ける価値がある、と思いました。
また多くの方と交流し、学び、楽しむ機会を楽しみにしています🦈