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4-13内省と習慣


ピエロ『今日は内省と習慣だ、これは厄介だぞ。』

ロボ『習慣はわかるけど内省って自問自答みたいな?』

ピエロ『まぁそんな感じ。自発的な思考と言えるかもね。あの時どうしてこう思ったんだろう?とか自分の思考、行動の癖、習慣を知ったり、自分はどんな時に楽しく感じて自分はどんな時に落ち込んで、っていうのが内省することで俯瞰的に見えてくる。まぁ基本的には自分を知るってのは自分の思考の習慣が知れる。けど実は深ぼれば深ぼるほどしんどいことの方が多い。例えば【わかっちゃいるけどやめられない】っていうのがあったとして深く内省することで自分がみえてくる。別にその思考や行為自体が良いとか悪いじゃなくて、それを本人がどう感じてどう思っているかが大事なんだ。さっきの【わかっちゃいるけどやめられない。】って思考でいうとその行為をやめなきゃいけないとなんとなく思っているという潜在的な思考の上にある。なぜダメなのか?を本質的に理解できてはいないけどなんとなくダメってのはわかっている、わかっているがやめられない。ってな状態になる。本当は全然ダメじゃなかったとしてもね。本人がその潜在的な思考を理解しない限りその事柄はダメなことになる。そして理解出来たとしても習慣の壁にあたる。習慣ってのは流れるプールみたいなもんだ。思考も行動も常にその「習慣の流れるプール」に乗っかっている。内省したとしてその流れるプールの反対を向いたとしても身体はそっちの方向にまだ流され続けてる。それでも反対を向いたまま、まず止まる事が出来たなら、更に深い内省に入れる。そしてやっと一歩反対に進んでもまだ流れは変わらない、より強い信念で進むことで分身の術みたいなのが使えて沢山の強い自分が反対方向へと流れを変えようと進み出す。そして流れが少しづつ反対方向へ変わっていく、その激流を渡り終えたら凄いことだね。それは。ホントに。俺にはまだまだだけど。それがわかっちゃいても無理な一つの理由さ。』

ロボ『じゃぁありのままの自分で良いって思えれば良いんじゃないの?』


ピエロ『あぁ、本気で思える思考ならそれは良いと思うよ。無理矢理言い聞かせている状態だとそれは起こってほしくない色んな現実が現れてくる。だから本当に心からありのままの自分で良いと思える自分になれるようイメージして成長させてあげてほしい。自分の人生、物質世界に起こることにはこれでもかと言う程にその糧が詰まっている。そこに気づける感度を内省で身につけるんだよ。例え何歳だろうが内省習慣の身に付いている人間は成長し続けることができるよ。成長って楽しいからね。いくつになっても楽しいってことだね。』

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