Windows に Open WebUI を Python pip で入れてみた

個人的なメモに近いので、再度自分でやる機会があれば修正などするつもりですが、誰かの役に立つかもしれないというところもあるので残します。
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実際のところは、AzureのVMでWindows11建てて作業してた時の出来事です。やりたかったことは、OpenAIのAPIのフロントエンドとして利用するために使いたかったためのインストールです。
GPUとか絡まないので悪しからず
pipでのインストール自体は、普通にpython3.11でpipしてやるだけです。Open WebUIのgithub>Other Installation Methods 
のところのリンクから飛んだ先のページに記載があります。
(ベータテスト中のようですが)

ちなみに諸兄姉は、当然venvで仮想環境作るかと思います。
pipで入れると、毎回起動させる必要がありますので、調べればわかりますが、一応貼っておきます。
※下に修正あり

call venv\Scripts\activate
open-webui serve

「onnxruntime」のライブラリでなんかエラー出る

"pip open-webui"で大量に各種ライブラリが入るが、「onnxruntime」でなんかエラー出ます。あるあるの対策として、個別にアンインストールして入れなおし。
pip uninstall onnxruntime →pip install onnxruntime==?.??.?
バージョンは、テキトーな奴入れて間違うと、「バージョンはこいつらの中から指定しろや」とばかりにいくつかバージョンの候補が出て来る。
なんか動かない。。。

色々調べていくうちに、「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」が入ってないんじゃないか説が浮上したので、とりあえず最新版を入れてみる。

上記2点でなんか解消

Open AIのキーを入れてもモデル名を取得できない

証明書がらみでうまく通信できないようです。
界隈では、OpenAIのライブラリ周りでたまにあるようです。
”certifi”とか”証明書”とかで検索してやるといろいろ出てきます。
でも、結局は、「pipでアップデートしろ」とか「xxxを書き換えて…」くらいしか出てこなくて、書き換えとかメンドーだなと思っておりました。

「ワンチャン、Chromeインストールすれば更新されそうじゃね?」
と思い、おもむろにChromeをンストールしましたが、見事予想が的中して、何事もなかったようにモデル名が取得できたので、ここに残しておきます。

環境変数の設定が必要な場合があるっぽい

(2024.09.26 追記)
2024-9-26付のアップデートv0.3.30にて、
環境変数が必要な場合があるみたいです。
ワンタッチ起動バッチを以下のように改修
set xxx~~~ を追加しました。
(エラー文出たやつを、そのままぶち込んだだけですが)

set GIT_PYTHON_REFRESH=quiet
call venv\Scripts\activate
open-webui serve
pause

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