前回エントリー「「なぜ中学受験するのか?」を読んだ」で中学受験の基礎中の基礎を学んだので、続けて同じおおたとしまさ氏の「ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体」(幻冬舎新書)を読みました。
ちょっと古い本なのでしょうが(2016年刊行)、中学受験と高校受験の最高峰の世界感を感じることができました。感想は「すごいね、この世界」という感じ。
以下、私が学んだこと。
小学校を卒業したばかりの12才が、有名中学合格直後に6年後の東大受験を目指して鉄緑会に通うってのが驚きです。ウチの子ときたら。。。
また、著者は「回り道」の重要性を説きます。
はじめて読んだ著者の「なぜ中学受験するのか?」(光文社新書)でも説かれていた主張であり、ただただ共感。
今そこにあったり、将来あるかもしれない苦労を「回り道」と考えるのではなく、「そんな回り道にくじけない」チカラを身に付けるための受験であるのならば、是非とも我が子に挑戦させたいと思いますね。