山美果風さんの作品紹介①「愛詣」
突然ですが、知り合いの作詞家・山美果風(やまみかふう)先生の作品をnoteでも紹介していこうと思います。
先生の作品は、これまで主にスタエフで紹介してきましたが、スタエフってなかなかアクセス数が伸びないのです…
だからってYouTubeに行く勇気はありません((((;゚Д゚)))))))
そして音声だけの情報だと、細部まで作品の良さが伝わらないなぁということもずっと思っていました。
で、先月こういう記事を書いてみて↓
noteの記事に、スタエフの自分で演奏した音源を付け加えると面白いなと感じました。
noteはありがたいことに、こちらから宣伝しなくても結構色々な方に読んでもらえるので、不定期の投稿にはなりますが、世に出ている山美果風先生の全作品をこれから紹介していくつもりです。
というわけで今回は、先ほどリンクを貼った記事の中でも触れた「愛詣(あいもうで)」という演歌を紹介します。
カラオケにもあるよ!「愛詣」
歌:大沼尚子
作詞:山美果風
作曲:斉藤常雄
↓私の演奏でメロディをお聴きください
「愛詣」はJOYSOUNDというカラオケに入ってます!!
個人的に、カップリングの「二人でタンゴ」も非常に気になりますが、今回は「愛詣」の紹介です。
愛詣は山形の有名な観光地である、山寺・立石寺が舞台です。
出だしをとにかく聴いてください
私がこの曲の歌詞で最高に好きなのは、一番最初の
です。
なぜなら、実際にこの景色を見て感動したからです!!!
もう6〜7年前ですが、11月にふらっと一人で仙山線に乗り、仙台から山形駅へ行ったことがあったんですね。
(※私は鉄道好き)
で、仙山線って奥羽山脈を横断するから、宮城と山形の県境はすごく長いトンネルになってるですよ。
私が行ったその時は雨が降っていたからか、いつもよりトンネル走行中の金属音みたいなのが大きく感じて、「早く通り過ぎないかな〜」と思っていました。
で、数分かかってようやくトンネルを抜けたら、ピークは過ぎていたものの周囲の山々に紅葉が広がっているのが見えたのです。
まさしく"長いトンネル 抜ければ紅葉"だ!!!と思いました。
(この時すでに愛詣という曲を知っていた)
悪天候で薄暗くても、とてもきれいな景色で、私はその時の感動が忘れられません。
だから、この曲を聴いて皆も仙台から仙山線で山形や山寺に行こうよ、と思います。
そうそう、CDのジャケットにある通り、「愛詣」は山寺観光協会の推薦曲だったようです。
山寺=縁切り寺??
「愛詣」の歌詞は、愛する人と一緒に山寺に行き、永遠の仲を願うという内容です。
ただ、山寺は縁切り寺として知られていて、私はずっと"縁切り寺に大事な人と行って大丈夫なのだろうか"と疑問に思っていました。
そして以前の記事にその通り書きましたら
山美果風先生ご本人から「勉強不足である」お叱りの言葉をいただきましたヽ(;▽;)ノ
そりゃそうだよ!
ちゃんと調べずに書いてすみません…
先生が言うには、立石寺は国の重要文化財だそうです。
調べたら確かにそうでした。
そして、「行くことで悪い運を断ち切ったりする効果はあると思うけど、決しておっかない場所ではなく、素晴らしい観光地なのだ」とも教えていただきました。
確かに、今まで何度か仙山線で山寺駅を通過した際に乗り降りする人たちを見てみましたが、平和な雰囲気の人が多いように感じます。
今にも人を刺しそうな人とか、頭にお札を貼って手に藁人形を持っているような人は見たことがありません。
(↑私が思う、縁切り寺に行く人のイメージ)
そして、山寺の周辺は遠くから見ても観光地というのが一目でわかり、賑わっている印象を受けます。
だから、恨みつらみでいっぱいの人だけが集まる場所ではないんですね…
私が「山寺 縁切り寺」で検索してみたところ、
長い石段を登ることで煩悩を打ち消すと言われている
厄や難との縁を断ち切る
みたいなことがメインに書いてあるサイトが多く、恨みつらみ系の縁切りに関しては「まぁそういう効果も期待できるね」的な、やんわりとした書かれ方でした。
なので、山寺には安心して行っていいことがわかりました。
となると、本当に覚悟が必要なのは1,015段もあるという石段です…
登山に慣れている人でもそれなりの時間がかかるようだし、体力のない私がそんなに登れるのかな…
ただ、山寺には10ヶ所くらいお堂があるそうなので、下の方だけで済ませるとかも可能なのかもしれません。
でもどうせなら全部行きたいけどね…
あと、たしか御朱印もお堂ごとにもらえるそうなので、御朱印を集めている人は良いと思います。
紅葉の季節は「愛詣」を聴いて山寺に行こう
今回は山美果風さんが作詞した「愛詣」という曲を紹介しましたが、CDの入手方法などはわかりませんでした…
実は発売年月日とかも知りません…またリサーチ不足でごめんなさい(T_T)
(でも私は業者としてこの記事を書いているわけではないので、大目に見て欲しい…)
歌い手の大沼尚子さんに関しては、これまた宮城の有名な観光地を歌った「鳴子峡」という曲がYouTubeにありましたので、ご興味ある方はご覧ください。
私は山寺に行ったことがないのですが、「愛詣」を聴いて以来いつか必ず行きたいと思っています。
そしてやっぱり、行くなら紅葉の季節がいいのかもしれません。
山寺周辺の景色はとてもきれいです。
…ということは、山寺の上から眺める仙山線もおそらく最高なんですね!?
今まで気づかなかったけど、すごくないはずがない…
そう考えると、さらに山寺に行きたくなってきました。
皆さんもぜひ。
最後にもう一度、私が弾いた「愛詣」を載せておきます。