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歯列矯正は「知らなかった」が多すぎる【14】最後に苦情を言うべきか
↑の続きです。
矯正歯科に対する悪口を言う一般歯科の先生に嫌気がさし、もうそこには行かないと決めて別の歯科に行った私です。
一般歯科では次の予約を取ってしまっていたので、電話をし「すみませんが、キャンセルしたいんです」と伝えました。
すると、いつもは「別の日に予約を取り直しますか?」と聞かれるのに、その時は特に何も言われず、「キャンセルしておきますね」とだけ言われて終わりました。
本当は「そちらの先生に歯の矯正のことで色々言われて、精神的につらい思いをしました」とはっきり言いたかったです。
しかし、先生以外のスタッフの方々にはとても良くしてもらったこともあり、受付の方に私の悪い意見の聞き役をさせるのは申し訳なく思ってしまいました。
また、私が何か言ったところであの先生が真摯に受け止めるとも思えません。
私は医学の知識を持っておらず、先生に治療してもらう立場なので完全に弱者です。
もともと人に言い返すことが苦手な私が、自信たっぷりで口調が強い先生を言い負かすことはほぼ不可能です。
とにかく今は、あの先生から逃げられればそれでいい。
そう思いました。
あと、ネットにある病院を探すためのサイトに口コミを投稿しようかなとも思ったのですが(誹謗中傷にならない程度に)、それもやめました。
これだけネットの誹謗中傷が社会問題になっている中で、私の意見もそうだと受け取られたら困るし、そもそも私一人が否定的な意見を書いたところで何の変化もないだろうと思ったからです。
言ってしまえば、そういうところに口コミを書く目的はあの一般歯科に悪いイメージを与えたい、そして自分が好きなことを書いてスッキリしたい、それ以外にありません。
でも、やはり今回のことを自分の中だけで消化するのも悔しいと思ったので、このように記事を書くことにつながったというわけです。
実際、記事を書いてみて、一般歯科でのことはどう考えてもありえない経験だったなと感じました。
やはり、初診のあとに数日間落ち込んでしまったという時点で、あの一般歯科にはもう行かないほうが良かったと思います。
簡単に病院を変えてしまったら、自分自身がわがままな患者になるような気がしてとどまってしまいましたが…
「初診のあとに数日間落ち込む」←もうこれが全ての答えでした。
歯医者はコンビニの数より多いと言われる現代において、それほどのことがあったらもうどんどん他に移って良かったのです。
ちなみに、これまでなかなか組み込むことができなかった話があります。
あの一般歯科の先生は、地元でかなり有名なフリーペーパーで、歯の健康に関するコラムの連載をしていたことがあるようです。
院内の壁には、実際に掲載されたものをコピーした資料が掲示してあり、待合室や診察台にはファイリングされたものが何冊も置かれていました。
私は先生から散々ボロクソ言われてからそのことを知ったので、びっくりしました。
有名なフリーペーパーで連載をする人の実態が、これなのかと。
色々納得いきません。
いきませんが…
私が関わらなければ、それでいい。
そう言い聞かせて、今はあの一般歯科での出来事が完全に過去になり、フラッシュバックすることがなくなる日を待っています。
次で最後です↓