見出し画像

【番外編】結局阪大のどの辺に住んだらいいの?

お久しぶりでございます。最近Noteの投稿をサボりがちです。せめて月一くらいで投稿できたらと考えていたのですが(考えるだけ考えてやってない)、先日阪大ロー一般の合格発表があり、これは投稿しないわけにはいかないと思って書いております。

さてさて表題のとおり、阪大豊中キャンパスにこれから引っ越すぞ、という方向けに、結局どの辺に住んだらいいのかを書いてみようと思い立ちました。

チョイスの観点

阪大周辺には、代表的な一人暮らしエリアとして、⑴石橋エリア(池田市)、⑵柴原エリア(豊中市)、⑶蛍池・刀根山エリア(豊中市)、⑷桜井・牧落エリア(箕面市)があります。

豊中キャンパスから見て西~北西あたりが石橋、南西側に蛍池、南側に刀根山、東側に柴原、北側に桜井・牧落がある、といった位置関係ですね。

それぞれのエリアごとになんとなく特徴があるのですが、先に挙げるとすれば、①キャンパスからの距離、②周辺にレストランやスーパー等のお店があるか、③周辺の賑やかさ、④公共交通機関までのアクセス等がありますね。

以下、各エリアごとに特徴を見てみましょう。

⑴石橋エリア

まずはもっとも代表的なエリアである石橋エリアを見てみましょう。

石橋エリアは阪急宝塚線石橋阪大前駅を中心としたエリアで、特に特徴として挙げるべきポイントは、②周辺の商業施設、④公共交通機関へのアクセスです。

まず、なんといっても阪急宝塚線の駅(全列車停車駅)の周辺ですので、アクセスは非常にいいところです。大阪梅田まで足を延ばしたいという時にはとても便利かと思います。

それから学生にとって強い味方となるのが、②周辺にレストラン等の商業施設がたくさんあるところ。チェーン店でいえば、マクドナルド・松屋・松のや・なか卯等々、早い安い旨いが揃ったお店がたくさんのれんを連ねています。その他にも、おいしいお店がたくさんあるので、自炊はちょっと、という方でも安心です。

その反面、お店が多くにぎやかな場所でもあるので、静かな場所で落ち着いて暮らしたいという方には不向きかもしれません。ただ、駅から1kmほど離れれば、静かな住宅街もありますので、必要以上に神経質になることもないかと思います。

また、大学までは阪大坂を登って通学することになるのですが、阪大坂は平日は原則自転車の乗り入れが許されていませんので、途中で自転車を止めて、歩いていく必要があります(乗り入れそのものが禁止されているので、押していくこともできません。)。この点は要注意です。

⑵柴原エリア

次に人気なのが柴原エリアです。大阪モノレール柴原阪大前駅から東側にアパートが多く点在していて、学生数も多い印象です。このエリアの特筆すべきポイントは、③穏やかさ、④交通アクセス、といったところでしょうか。

まず、柴原エリアは阪大周辺では有数の静かな場所として人気です。南側を太い道路(いわゆる中環状&中国自動車道)が走っていますが、少し路地の内側に入れば気にならないくらいです。家で勉強したいという方にはおすすめです。ちなみに、太い道路も夜の交通量はかなり控えめですね。たまに変なバイクいるけど。

あとは大阪モノレールの駅がすぐそこにありますので、移動するときの足にはそれほど困らないかと。ただ、人によっては大阪梅田に行くのにモノレールを一駅だけ乗るというのはもったいない、と感じるかもしれません。その時は潔く蛍池駅か、次の豊中駅まで歩きましょう。

柴原エリアの惜しい点として、周りが静かな分、学生にもやさしいお店やスーパーが少ないことがあります。特に自炊したい方向けのいい感じのスーパーまでは若干距離があります。大学とは逆の方向にあるので、帰り足に買い物というのが難しいかも。絶妙なはざまなんですよね。

⑶蛍池・刀根山エリア

次に蛍池・刀根山エリアを見ましょう。

蛍池エリアは、阪急宝塚線・大阪モノレール蛍池駅周辺のエリアで、石橋の活気を少し穏やかにしつつも、交通アクセスのよさをそのまま引き継いだ、ある意味いいとこどりのエリアです。刀根山エリアは、蛍池から東に移動したエリアで、柴原のように静かで落ち着いた場所として知られています。石橋・柴原のような大学への近さはないものの、生活のしやすさという点では優れたエリアかと思います。

詳細については、蛍池在住の20代一般ロー生(とはいっても自習室の席が隣の男なんですが)に語ってもらった記事がありますので、ぜひこちらをご覧ください。

⑷桜井・牧落エリア

最後に、桜井・牧落も見てみましょう。個人的な感覚としては、箕面市を敢えて選ぶ一人暮らしの方はあまり見かけないのですが、学生向けアパート等はたくさんあるようです。

このエリアは、柴原並の静かさを確保しつつも、ちょっと北側の171号線沿いに飲食店がたくさんあるという点が魅力です。ただ、阪大に行くには距離がある上に、結構きつい坂を上る必要があるので、この点が辛いかも。電動自転車とかをお持ちであれば、わりと生活も苦ではないかと思います。

ざっくりまとめ

先ほどの考慮要素という点でいうと、

①キャンパスからの距離についていえば、石橋・柴原が優勢。蛍池・刀根山が追走。桜井・牧落はちょっと劣勢。

②周辺の商業施設は、石橋と蛍池が頂上決戦という印象。飲食店に限るなら桜井・牧落も悪くない。柴原・刀根山はこの点が弱点。

③学生街らしいわいわいした雰囲気が好きな方には石橋はおすすめ。わいわいとはいかずとも、それなりの活気があるのがいいなら蛍池。柴原・刀根山・桜井・牧落はとっても穏やか。

④公共交通機関へのアクセスという点では、柴原・石橋・蛍池の圧勝。桜井・牧落はちょっとしんどい。

といったところでしょうか。一人暮らし初めて勢で、自炊する自信のない方はとりあえず石橋(または蛍池)がおすすめ。逆に一人暮らしにそれなりに慣れているなら、柴原でゆっくり穏やかに暮らすのが魅力的。

ちなみに、阪大公式サイトや生協でも、住居に関する情報を提供しています。こちらも併せてご覧ください。


いいなと思ったら応援しよう!