編集部日記 #12|ラフって何?
※この記事は2020/01/15に「マイカレWEB」に掲載されたものです。
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あなたは、2020年をどんな1年にしますか?
蟹座満月(半影月食付き)×天王星順行×山羊座ステリウム(太陽・水星・土星・冥王星)……となかなかドラマチックな星回りで始まりました、2020年、令和2年。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。新年の目標は立てましたか?
雑誌「マイカレンダー」は春夏秋冬、1つも季節を飛ばすことなく、無事に1年を巡ることができました。
これもすべて、お世話になった先生方、色々な形で支えてくださるスタッフの方々、そして何よりも、占いを愛し、マイカレを手に取ってくださった、すべての皆様のおかげです。
本当にありがとうございます!
マイカレにとって2回目の春に向けて、編集部も歩み始めています。そこで、一番最初に必要になるのがこちら。
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【ラフ(らふ)】
ラフとは「この記事はこんな構成にしたい」というビジョンを描いた紙です。こちらが「マイカレンダー公式ラフ用紙」です(ロゴ入り)。
今は真っ白ですが、ここにいろいろな人のアイデア、知識、情報、ひらめき、センス、思い入れ、情熱、夢などが盛り込まれて、「マイカレンダー」のページができあがっていくわけです。
このラフの書き方にも、いろいろなタイプがあります。
とにかくパッと書き始める人
何パターンも書いてみる人
1つのラフを何回も何回も書き直す人
突然、何かが降りてきて神がかったかのように書く人(←元MB編集長)
石を積むようにきっちりコツコツ書く人
前衛アート!? 超右脳的なラフを書く人
超ラフ(大雑把)なラフを書く人
最初に書いたラフ通りの誌面を作る人
ラフと完成形が似ても似つかないものになる人
これって、新年の「目標の立て方」にも通じるのではないでしょうか。
パッと決められる人もいれば、「どうしよう……」となかなか決められない人もいます。細かくきっちり計画を練る人もいれば、アウトラインだけ描いて、あとは動きながら考える人もいます。
いずれにしろ「今はまだいいや」と先送りしているうちは、ラフ用紙は真っ白のまま(そして過ぎていく時間、遅れていくスケジュール、、、)。とにかく一筆目を書かなければ、何も始まりません。
途中で変わったり、書き直してもいいのですから、「こうなりたい」とあなたが願う、「一筆目」をぜひ。
そして未来を考える時に、ぜひ参考にしたいものといえば、我らが「占い」ではないでしょうか?
現在、発売中の「マイカレンダー」冬号で水晶玉子先生に監修いただいた
「過去・現在・未来の3ステップで堅実な未来設計! 3年の占い」(P12)では、2019年、2020年、2021年という3年間の運気を四柱推命で分析しています。
「2019年? もう過ぎた占いを見てどうするの?」と思うなかれ。東洋占術において、2020年は立春(2月6日※注1)がスタートなのです。つまり1月は、まだ年の瀬……!
今のうちにやっておいたほうがいいこと、改めておきたいこと、準備しておきたいこともしっかり掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。
全員共通のテーマとしては、、、2019年は「己亥(つちのとい)」で、栄えていたものが土に帰る年。2020年は「庚子(かのえね)」で、いわや古びた木の根などを取り除いて新たに畑を耕す年。
ですので、運の流れに抗わず、目の前から消えていくものをいかに「よい肥やし化」するかがポイントと言えるかもしれませんね。
あと1ヵ月の間に、やり残していたこと、先送りしていた課題をちゃちゃっと片づけて、2020年、最高の未来を作りましょう!
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文/マイカレンダー編集部・山田