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編集部日記 #10|立ち合いって何?
※この記事は2019/09/21に「マイカレWEB」に掲載されたものです。
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自分のホロスコープで遊ぼう!「きせかえ★占星術」
(こっそり)こんにちは……マイカレ編集部です……。前回の更新が前号の発売日……。3ヵ月ぶりともなると、もはや日記ではなく、ただの生存確認ですね。
と言いながら、恥ずかしげもなくご報告します。
「マイカレンダー」秋号が発売になりました!!
表紙はこちら! 箔押しは健在! カーキ&ブラックのバイカラーが新鮮!!
今号も、ご協力いただいた皆々様、本当に本当にありがとうございました!
なぜ長らく編集部が沈黙していたか……その理由はこちらをご覧ください。
これが何かお分かりになるでしょうか……。
かつて編集部日記で紹介した「束見本」(第2回参照)なのですが、こんなに何冊もあります(TOP画像)。
実は、雑誌としては前代未聞の試みに、ひそかに挑戦していたのでした……。
その名も……新感覚付録「きせかえ★占星術」!!!
昔、「パラパラめくって組み合わせるきせかえ」がありましたよね? 言葉で説明するよりも目で見た方がわかるので、写真でお見せしますね。
星占い好きの方ならピンと来るのではないでしょうか。
上段が「天体」
中段が「サイン(星座)」
下段が「ハウス」
……になっており、10天体×12サイン(星座)×12ハウスの組み合わせで、あなたのホロスコープを視覚化&擬人化しちゃおう!というものです。
■月×獅子座×5ハウス
……楽しいこと好きそうなキャラですね。
■太陽×蟹座×4ハウス
お家大好きな甘えん坊ですね、きっと。
正直なところ、星占いの本は「天体×サイン」や「ハウス×天体」……など、自分が該当するところを拾い読みしつつも、「結局、私ってどんな人間?」となることが多かったと思います。断片的な情報を脳内でブレンド&イメージ化するのが占星術の楽しさですが、初心者には難しいもの。
それを一瞬にして実現してくれるのが、この「きせかえ★占星術」なのです。
実はこの画期的なアイデアは、西洋占星術愛好家・日向いまさんによるもの。キュートなイラストは、イメージが広がりやすいうえ、見ているだけで癒やされます。
(細部へのこだわりに、ものすごい占星術愛があふれ出しています!)
そして裏面にはいけだ笑み先生監修の天体・サイン・ハウスの解説があるので、しっかり星占いの基礎が分かります。
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この付録のいったい何が大変だったのか。
正直なところ、「ページに2ヵ所、切り込み入れるだけだし……」と思っていたのですが、そう簡単にはいきませんでした。
編集長:「ごめーん、台割(第3回参照)間違ってた……裏表にイラスト印刷したら、きせかえできないじゃん!」
印刷所営業担当:「裁断が難しいので、サイズを変更してください」
販売部部長:「ここに綴じ込むと、本誌に跡がついちゃうかも……。位置移動できない?」
アートディレクター:「きせかえは巻頭より巻末がいいと思う」
出版部部長:「無言(……また束見本作り直しか)」
記事担当:「えっ! また変わるの!?(5回目)」
……そんなことを繰り返しているうちに、これだけの束見本ができあがった次第。
雑誌としては例のない仕様のため、印刷所の営業担当の方が、
「ちゃんと製本されているか不安になって、立ち合いに行きました……(涙」とおっしゃっていました(本当にすみません)。
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【立ち合い(たちあい)】
ここでいきなり、今回の出版用語です。
「立ち合い」……一般的にも使われる言葉ですが(あと相撲とか)出版業界での立ち合いは主に「印刷立ち合い」です。
イメージ通りにちゃんと刷られているか、写真の色味は出ているか……などを確認するべく、実際に刷っている現場に編集者が赴くものですが、今回は印刷所のご担当が製本の立ち合いに行ってくださいました。本当にありがたいことです。
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こうして、たくさんの方々にお力添えいただいた「きせかえ★占星術」。
本誌制作中、内容のチェックをしていた海老&馬場が、「すごい……これは無限に遊んでいられます……!」と、目を輝かせていました。その模様はこちら。
ぜひパラパラめくって、あなたのホロスコープと「遊んで」みてください。
ちなみに本誌では、以下の2つの遊び方を紹介しています。
■1)自分のライツ(太陽星座と月星座)と対面し、見比べてみる。
→「この2人が普段、自分の中にいるんだな……」と思うと、色々なことの謎が解けるかもしれません。
■2)「惑星年齢域」の順に、月→水星→金星……と自分の変遷を追っていく。
→その年代を振り返りながら見ると「そういえばあの時……」としみじみできます。
さらに、上級者にはこんな遊び方もあります。
■3)天体同士のアスペクト(角度)を、そのキャラ同士のやりとりとしてイメージしてみる。
→0度だと仲良しとか、180度だと正面から対決とか。
■4)ネイタル(出生図)の太陽や月が、プログレス(進行円)でどのようにキャラ変しているか見比べる。
→年齢を重ねて、別人のようになっているかもしれません。
■5)天体のディグニティ(品位)をイメージしてみる
→こちらはいけだ笑み先生がブログで解説してくださっています。勉強になります!!
★いけだ笑み先生のブログはこちら
キャラ(天体)がある年代から男装から女装になっていたりして、見慣れた自分のネイタルチャートに「おっ!!」という新発見があること間違いなしです。
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……とここまで付録を全力でご紹介してきましたが、その他の記事もてんこ盛りです。
・どこよりも早い、鏡リュウジ先生による2020年運
・2020-2029年 10年間を見通す未来年表
・ハロウィンを先取り! 魔女入門
・現役占い師イチオシ 占いBOOK NAVI など
こちらも近日中に編集部日記にてご紹介します。……本当です。
それではこの秋も、書店で元気にお会いしましょう!!!
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文/マイカレンダー編集部・山田
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