色を塗り替えるようにイメージを置き換える

置き換えの法則

喜怒哀楽。人が抱く感情。感情が人生に与える影響は大きい。感情はイメージによって、生み出される。感情は言葉によって、生み出される。そして、感情は癖になる。四六時中、何かしらの感情とともに過ごしているはずである。一日の感情の割合はどんな具合だろうか？何の感情が一番多く占めているだろうか？それを調べてみると面白い。なぜなら、自分という人間が少しずつ分かってくるからである。知ることができると、変えることができる。

怒りは怒りを生み出し、感謝は感謝を生み出す。とても単純なことだ。人に怒りをぶつければ、怒りが返ってくる。人に感謝を伝えれば、感謝が返ってくる。当然のことである。頭では分かっちゃいるけど、感情コントロールは難しい、、、なんて思うかもしれない。たしかに、完璧にやろうとすると、それは難しい。しかし、少しだけコントロールできるようになれば、人生は大きく変わるのである。その感情コントロールをする時に、役立つのが、置き換えの法則である。

置き換えの法則とは、その名の通り、ある一つのことを他の一つのことに置き換えることである。怒りの感情を楽しい感情に置き換えることである。では、どのように置き換えるのかというと、イメージを使うのである。怒りの感情がある時を思い出してほしい。頭の中にはどんなイメージが巡っているだろうか？人から投げかけられた汚い言葉や嫌なことをされた映像が頭の中で繰り返し流されているのではないだろうか。その流されているイメージを置き換えるのだ。怒りのイメージへの集中を止め、楽しいイメージへと集中するのだ。過去の楽しかった思い出や未来の楽しい予定、もしくは自分が好きなことをイメージして、頭の中を楽しさでいっぱいにするのである。

頭の中のイメージを置き換えると感情も置き換わります。ですから、怒りと同様に、もし、不安や恐怖心、嫉妬心などのマイナス感情に乗っ取られそうになったなら、楽しさや嬉しさ、安らぎなどを感じられるイメージへと意識の注意力を向けて、プラスの感情で心を満たすことだ。そして、そのプラスの感情がプラスの現実が生み出すのである。潜在意識は心を支配している感情を敏感に察知して、それを“素”に現実を作り出す。だから、プラスの現実を作り出すために、置き換えの法則を使い、イメージをすり替え、マイナス感情をプラス感情へと置き換えるのである。

感情のコントロールができるようになると、無駄なエネルギーも使わなくなる、心も平穏に保てるようになる、自分のやるべきことに集中できるようになる、など良いことしかありません。ぜひ、置き換えの法則でプラス感情で心をいっぱいしてくださいね。効果抜群です。

“どんなイメージに置き換えますか？”

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